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2007.10.06

韓国鉄道の旅4日目 (1)長項線の旅

5時30分起床。やっぱり眠い。さっさと着替えて地下鉄清凉里駅へ向かう。今日の予定だが、ソウルから長項線で西海岸の町長項(チャンハン)へ。錦江を挟んで対岸にある群山(クンサン)からは群山線に乗り、「食は全州にあり」の全州(チョンジュ)を訪れる。

ガラガラの電車に乗ってソウル駅へ。地上に出るとつい最近まで使われていたソウル駅の旧駅舎が。東京駅によく似ているが、それもそのはず設計者は同じである。日本統治時代のもの。

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《ソウル駅旧駅舎》

すぐ隣の新駅舎へ。朝食に駅構内のロッテリアでハンバーガーを仕入れる。朝早くから若者で賑わっている(自分もそうだが)。出来上がりが遅くてちょっと焦ってしまった。

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《ソウル駅新駅舎》

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《コンコース》

ホームへ降りる。ソウル6時40分発のムグンファ号、長項行き。終点長項には10時28分に到着する。長項線の優等列車はほぼ1時間おきに運転されているが、これが始発列車である。

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《ムグンファ号・最後尾》


《現在では見られない長項←ソウルのサボ》

隣のホームには今春開業のKTX車両が。暫定開業ということなので一部の区間で在来線を走ることになるが、現在セマウル号で4時間かかっているソウル~釜山間が2時間台に短縮される。韓国国鉄の在来線の軌間(線路の幅)は、新幹線やフランスのTGVと同じ1435mmなのでこういう融通も利くのであるが、基本的に乗換えを余儀なくされる日本から見れば、全く羨ましい話だ。

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夜明け前のソウルを発車、まだ闇の中の漢江を渡る。プルコギバーガーをぱくつく。あっという間に食べ終わるが、長項線の分岐駅である天安(チョナン)までは1時間ほどあるので、仮眠をとっておくことに。それでもしばしば外の様子を伺ってしまうのは鉄道好きの性である(^_^;)

明日来る予定の水原を出て、ソウルから続く複々線の終端である餅店(ピョンチョン)を過ぎると、長閑な田園地帯が続くようになる。折りしも沿線は天安までの複々線化工事の真っ最中である。複々線にするほどの需要はあるのだろうか。


《間もなく天安》

天安から長項線に入る。京釜線内は100km/hを超えるスピードで飛ばしていたので、ずいぶんのんびりとした走りに感じる。今まで聞こえなかったレールの継ぎ目の音がせわしなくなる。高速新線の高架線をくぐると、田んぼの向こうにKTXの新駅が見えた。見事なまでに周りにはなにも無い。安中榛名の方がまだ開発は進んでいるように思える。

(注)安中榛名【あんなかはるな】=長野新幹線の駅。とんでもない山の中にある。現在JR東日本の手による宅地造成が進行中。

温陽温泉(オニャンオンチョン)に停車。著名な温泉地らしい。


《温陽温泉駅に停車中》

日本の地方幹線とそっくりの風景の中を走るが、突然ピョコンピョコンと飛び出す高層アパートが違いを思い起こさせる。席を立ち、最後尾の貫通路の窓から流れ行く風景を眺める。朝日に照らされた二本のレールが鈍く輝いている。

列車は町が現れるたびにこまめに停まる。対向列車ともしばしば行き違うが、どの列車もかなりの乗り具合だ。長項線はほぼ半分の区間でソウルへと続く高速道路が並行して走っているし、スピードも決して速いとは言い難いのだが、これだけの利用があるとは頼もしい限りである。

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大きな動きはないものの、それでも少しずつ乗客は減っていく。冬の陽もだいぶ高くなってきた頃、韓国語、中国語、英語に続いて「まもなく終点の長項駅に到着します」と日本語の自動放送が流れる。定刻より僅かに3分ほど遅れて到着。

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《(上3枚)長項駅ホームにて》

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《長項駅駅舎》

(2004.01.08)


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