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2007.10.06

韓国鉄道の旅4日目 (2)対岸は遠く

長項駅前はソウルから1時間おきに列車が出ているとは思えないほど鄙びていた。さてここから群山に行くには、路線バスか渡し舟に乗ることになる。とりあえず乗り場がどこにあるか知りたいのだが、駅の窓口で観光案内所の所在を尋ねたところ、ここにはないそうである。

仕方ないので駅員に聞いてみるが(若い女性だった)、渡し舟の乗り場は教えてくれたものの、バス乗り場については分かりかねた様子。まあどちらかといえば船に乗りたかったので、そうすることにしよう。お礼を言って歩き出す。

駅前広場を右に折れると、まっすぐな路地が続いている。つきあたりの広い道を右に曲がると、港へ続いていると思われる引込み線の踏切を渡る。もう左手向こうは錦江のようだが、建物が邪魔して見えない。やがて小さな港とプレハブのような小屋が見え、その前にちょっとした広場がある。それが渡し舟の乗り場だった。

錦江は川とは思えないほど広い。待合室では数人が船を待っていた。頻繁に出ているものと思いチケットを買うが、係員が指差す時刻表を見ると次の船は11時30分出航となっていた。

「やばい・・・」群山線の列車の発車時刻は12時10分、これを逃すと数時間列車はない。対岸まで20分はかかるだろうし、着いてからも駅まで20分で行けるかどうかは分からない。列車を乗り逃してしまっては後の行程に大きく響く。不本意ながらここは安全策をとることにした。タクシーである。

広場では1台のタクシーが客待ちをしている。「優良ドライバー」のマークが誇らしげに描かれた、その車の窓ガラスを叩く。こんなこともあろうかと用意しておいた、「群山駅に行きたいのですが」とハングルで書かれたメモを見せると、ちょっと考えたのち、横に「W12,000~14,000」と書いて渡される。千円ほどか。日本のタクシー料金を考えれば安いものだ。迷わず乗り込む。

対岸への橋はずいぶん上流にあるので、かなりの大回りをしなくてはならない。ちょうど長方形の三辺を通るようなものだ。片側2車線の見晴らしのよい橋を渡り、群山市内に入る。長項とは比べ物にならないくらいの大きな街だ。

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《橋を渡るタクシーの車内》

跨線橋に上がると右前方に駅が見えた。船着場から20分ほどで到着、料金はW12,000だった。

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《群山駅》

(2004.01.08)


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