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2007.10.06

韓国鉄道の旅5日目 (1)電鉄線

8時前に起床。早くも旅行最終日、ソウル仁川空港発18時55分のJAL964便で日本への帰途につく。それまではユネスコ世界遺産にも指定されている水原華城を見学、時間が余ったらソウルを歩く予定である。

ホテルに大きな荷物を預けて8時半に出発。まずは腹ごしらえだ。昨夜もこの界隈では派手なネオンがギラギラしていたが、朝は静かなものである。ホテルからすぐの食堂に入る。5日目ともなれば文字が読めないことなど大した問題ではなくなるが、ようやく異国の空気に慣れた頃に離れることになるのは惜しい。

他の客が食べ残した雑炊をそっと指差し、「同じもの」と日本語でささやく。ちゃんと通じた。

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《雑炊》

地下鉄清凉里駅へ。窓口で「スウォン」と言うと、W1.200の切符が出てくる。ソウルから40km乗車して100円強・・・。ところでソウル地下鉄の自動券売機では紙幣が使えず(釜山もそうだった)、横にある両替機で一旦硬貨にくずさなければならないので、その手間を嫌ってか窓口で切符を買う人が多い。私は両替機が誤作動を起こしては困るので(^_^;)、ずっと窓口で買っていた。コツは同じ料金区分内で発音しやすい駅の名前を言うこと(ソウルステーションとか)。

ソウル駅に行くだけなら意識する必要はないが、ここからの電車は二つの運行系統に分けられる。一つは韓国第二の港湾都市で、ソウルの外港としての役割を果たす仁川(インチョン)へ行く系統。もう一つが水原を経由して餅店へ向かう系統だ。

ホームに降りると既に電車が入線している。電車のLED表示にはいつまで経っても英語表記があらわれないので、車掌に行き先を尋ねる。仁川行きだった。それから入ってくる電車の行き先は軒並み仁川、インチョン、Inc'heon・・・。隣の軍服のお兄さん(休暇中?)も待ちかねた様子である。3本ほど見送った後にようやく餅店行きが入ってきた。

通いなれた道を進み、ソウル駅を出ると電車はすぐに地上へと躍り出る。後ろを振り返ると、壮大なドーム型のソウル駅の全容がつかめる。4扉の通勤電車に揺られていると自分が異国にいることを忘れてしまいそうになる。もっとも余裕のある車両限界の為か、向かいに座る人と膝を突き合わすような感覚は全くない。

地下鉄の乗り換え駅では、アナウンスの前にチャイムと共にウグイスが鳴く。九老(クロ)で仁川方面への京仁線を分けると、内側に長距離線、外側に近郊電車の走る電車線という配置で京釜線を南下する。長距離線は韓国各地へ向かう列車で超過密状態になっていて、停車中に何度も内側を行く列車に追い越される。ディーゼル機関車が轟音を立てて通り過ぎた後は、客車の乾いたジョイント音が続く。

電車線にはいわゆる快速電車は運転されていないので、ソウルから約1時間の水原までは各駅に停車していく。駅名板をたどっているうちに、ようやく水原の文字が現れた。

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《水原到着》

(2004.01.09)


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