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2007.10.06

韓国鉄道の旅5日目 (3)家に帰るまでが旅行です

清凉里からの空港バスは、時刻表が要らないくらいに頻発している。運賃はW7,000。革張りだが4列の狭いシートにおさまると、間もなくバスは動き出した。何度か交差点を曲がると、1号線が地下を走る大きな通りに出る。渋滞のためなかなか前に進まない。急ブレーキがかかるたびにお尻が滑り落ちそうになる。思わずシートベルトを締めた。

東大門を車窓から眺め、片側10車線くらいある太平路を横切ると、ようやく流れ出した。新村(シンチョン)を通り、都会の真ん中にいきなり出現する単線の踏切(竜山線)を渡ると、やがてバスは漢江沿いに走る、高速並みの規格をもつ道路に入る。清凉里を出発しておよそ1時間。漢江の向こうに日が落ちようとしている。

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《江辺大路を走るバスから》

北路JCTから高速道路に入る。窓が曇ってきた。淡々とした風景の中を走り、海が見えてくると長い橋を渡る。本土と空港のある永宗島とを結ぶ、永宗大橋だ。全長はなんと4km以上もある。湿原の彼方に飛行機の垂直尾翼が見え、仁川空港に到着。清凉里からは1時間40分の道のりだった。

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《リムジンバス。仁川空港にて》

仁川国際空港は2001年に開港したばかりの新しい空港なのでピカピカだ。さっそく土産物を探す。韓国ならではのお菓子なんかがあればいいのだが、見つからない。出国審査を受けたあとにもう一度探すことにする。米国テロの影響で警備が強化されていて、靴まで脱がされた。

インフォメーションで「韓国のお菓子を買いたい」と言うが、日本語が通じない。アジアのハブ空港を標榜するならば、日本語くらいは話せるスタッフを置いてくれ。電話の向こう側にJapanese Speakerがいたので通訳してもらい、店を教えてもらった。朝鮮王朝の宮中菓子を購入。もう出発時刻も近い。ゲートへ急ぐ。

すっかり暗くなった仁川空港を離陸、韓国の大地が遠ざかっていく。いつもながら感傷的な気分に。機内食のサンドイッチをほおばる。1月号のskywardは、横山剣さんが香港を歩く記事が面白かった。香港もいいな。1時間半ほどで関西空港への最終着陸態勢に入る。本当に近い。

検疫はノーチェック、再入国のため入国審査の列に並ぶ。日本人用の窓口に対して、外国人用のそれは少ない。たくさんの西洋人が審査を待っていた。無事に通過、愛憎入り混じる日本に帰ってくる。ターンテーブルでバックパックを受け取り、税関を通る。今まで一度も世話になったことはない。

エアロプラザの松屋で夕食の牛丼を食べ、大阪梅田行きのシャトルバスに乗り込む。帰りはいつでもバスだ。客の出入りがないので落ち着くし、リクライニングシートだし。梅田で阪急に乗り換え、最寄り駅から歩いて帰宅。風呂に入ってすぐに寝た。<完>

(2004.01.09)


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