ポルトガルの旅6日目 (4)オビドスその2
続いて城壁の南半分を制覇する。南側の城壁は北側に比べて起伏が多い。歩いている途中で、教会から鐘の音が村中に鳴り響く。単調な音ではなく、ちゃんとメロディになっていた。
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【動画】鐘の音をバックに村を見下ろす
[320×240, 15fps, WMV, 257KB, 13秒]
城壁一周を終え、地面に降りる。一周に要した時間は丁度30分だった。
ゴール地点のポザーダ・ド・カステロは、ポルトガル各地に点在するポザーダ(Pousada、ポウザーダとも)のひとつ。ポザーダとはポルトガル国営の宿泊施設で、特に城・王宮・修道院や領主の館などを改装したものが有名。一夜の貴族気分が味わえるが、それでいて宿泊料金はツインで1~2万円程度とお手頃。当然非常に人気があり、予約なしではまず泊まれないという。
残りの時間は再び村の散策。冬なので人通りが多いのはメインストリートだけで、裏道に入り込めば静寂そのものである。
途中、ディレイタ通り沿いのワインショップでジンジャというお酒をお土産に購入(右の写真)。ジンジャ(Ginja)とはサクランボのお酒で、ここオビドスは最も著名な生産地。甘くてトロッとした口当たりで、お酒と言うよりシロップを思わせるが、アルコール度数は20%前後と高めなので、飲みすぎには注意。ワインショップでは試飲も出来るので、いろんな銘柄を飲み比べてみるのも良いが、城壁を歩く前はやめておいた方がいいかも・・・?
道すがらサン・ペドロ教会の中に入ってみると、日曜のミサが行われている。賛美歌が斉唱されていたのだが、日本で教会を訪れる事はまずないので、珍しさもありその歌声にしばし聴き惚れていた。
トイレがてらカフェで一休みする。ポルトガルの町中(というより欧米全般)で公衆トイレを見つけるのは困難だが、何か飲み物を注文してカフェのトイレを借りるのが最もお手軽。エスプレッソなら0.5~0.7ユーロ(約80~110円)と、快適な休憩場所の確保とセットだと考えれば非常にお手頃である。
そろそろ列車の出発時刻が近づいてきたので駅へ戻ることにした。村の賑わいは衰える兆しもないが、ポザーダ前の広場から城壁を出ると先程までの喧騒が嘘のような静けさで、駅へ向かう道の途中では結局誰とも会う事は無かった。
(2007.02.18)
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