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2007.11.25

ポルトガルの旅6日目 (6)路面電車でアルファマ巡り

カンポペケーノ駅で7 Colinasに一日乗車券をチャージするべく、窓口にカードを提出すると、「自動券売機でチャージして」と券売機を指差す。英語表示もあるので特に迷う事無くチャージ完了するが、窓口では出来ないのか?

レスタウラドーレス駅で下車し、アルファマ地区を一周する12系統の路面電車の始発駅、フィゲイラ広場へ向かう。

レスタウラドーレス駅から地上へ出てすぐの場所に、ポルトガル鉄道のロシオ駅がある。本来ならばシントラ方面への電車はこの駅が始発なのだが、現在はトンネルの改修工事のために閉鎖中。そのお陰でエントレカンポス駅からシントラ行きの電車に乗れるのだが、この記事を書いている11月現在でも再開していないようだ。

*ロシオ駅の再開は2008年2月16日の予定です。

このロシオ駅の目の前がロシオ広場(Praça de Rossio)。中世以来のリスボンのヘソで、市内で最も賑やかな広場らしいが、行き交う人はまばら。今回立ち寄ることは出来なかったが、サンタジェスタのエレベーターとカルモ教会が見える。広場にはブラジル帝国の初代皇帝、ペドロ1世の銅像が立っており、周囲を見回してみると、如何にもヨーロッパという感じの優美な建物が取り巻いている。

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《ロシオ広場から南方向を眺める》

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《ドナ・マリア2世国立劇場》

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《ペドロ1世の銅像》


ロシオ広場を横切り、すぐ東側にあるフィゲイラ広場(Praça da Figueira)へ。ここには18世紀まで病院が建っていたが1755年のリスボン大地震がきっかけで廃院となり、その後跡地には市場が立ったがこちらも1949年に取り壊され、現在の広場となった。広場中央にはジョアン1世(シントラ王宮のカササギの間で紹介しましたね)の騎馬像が立っている。東側の丘を見上げると、そこにはサン・ジョルジェ城が西日に照らされて浮かび上がっていた。

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《フィゲイラ広場》

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《フィゲイラ広場から東方向を眺める》

そしてこの広場には地下鉄緑線のロシオ駅と路面電車・バスの停留所があり、ターミナルの機能も併せ持っている。お目当ての12系統の電車は既に待っていたが、車内はものすごい混雑。ゆっくり座って行きたかったので、一台見送ることにした。

次の電車を待っている間に、停留所にはべレン地区方面行きの15系統の超低床電車や、赤い塗装の観光用電車がひっきりなしに発着している。

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《(上3枚)乗客を満載して行った12系統の電車》

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《こちらは市内観光用の電車》


路面電車なので次のはすぐにやって来るだろうと当然のように考えていたのだが、待てども待てどもやって来るのは15系統と赤い電車だけ。ようやく12系統の電車が現れたのは、20分以上後の事。車番を控えていたわけではないのではっきりはしないが、もしかしてさっきの電車が一周して戻ってきただけなんじゃ・・・?

進行方向右側のクロスシートに腰掛ける。発車するとすぐに路地へと入り込んで行くが、突然電車の横っ腹にサッカーボールがドーン!!とぶつかってびっくり。もし窓を開けていたら怪我する所だったかも。冬で良かった・・・

マルティン・モニス駅前を過ぎると更に道幅は狭くなり、電車の幅と歩道とでぎりぎりの広さになる。起伏も多いが、電車は勾配をものともせずにスイスイと走っていく。今回は乗りっぱなしだったが、外から電車の走る様子を眺めるのも面白そうだ。

余談なのだが、路面電車の運転手は意外なことに20代の若い女の子が多く、しかも皆カワイイ。おまけに気さくなようで、運転手横の補助席に座って彼女たちと歓談する乗客を多く見かけた。私もポルトガル語が話せればなぁと残念がることしきり。

サン・ジョルジェ城の北側を半周し、左手眼下にはアルファマの街並み越しにテージョ川の川面が見えてくる。ポルタス・ド・ソル広場(Largo das Portas do Sol)前に到着、眺めがいい場所なので、ここで一旦下車することにした。

電車を降りて展望台へ向かう途中、物陰から突然ゴリラが襲い掛かってきた!! って、ただの着ぐるみなんですが、私が驚いた表情を見せると満足げに退場。その後も来る人来る人に狙いを定め、驚かせ続けていた。特にチップを貰っている様子も無く、一体何の為にこんな事をしているのか理解に苦しむ。ただの暇人?


《ターゲットを物色中のゴリラ》

広場横の展望台からは、海のようなテージョ川をバックに、丘の斜面に折り重なるように連なるアルファマ地区の街並みを眺めることが出来る。夕暮れ時の陰影を帯びた風景に加えて、傍ではギター弾きが哀愁を感じさせる音色を奏で、なんとなく切ない気持ちに。まるで演歌の世界を思い起こさせ、冬の日本海と夕暮れのアルファマは相通ずるものがあるよな、なんて思いながら、しばらくその場に立ちつくしていた。

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パノラマを満喫した後はアルファマの街へ向けて階段を降りていくが、建物の壁の塗装は剥げ落ち、味があるというよりは単にうらぶれた光景にしか見えずに写欲が湧かない。日没も近く薄暗くなって来たこともあり、さっさと上に戻ることにした。

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《(上2枚)アルファマの風景》

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《ポルタス・ド・ソル広場前の風景》

次の目的地は路面電車ですぐのカテドラル。ここからは12系統に加え28系統の電車も合流するので、大して待たずに乗車することが出来た。

次回へ続きます。

(2007.02.18)

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