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2007.12.04

ポルトガルの旅7日目 (3)ポルトメトロに初乗車

ポルト・カンパーニャ駅は、ポルトガル第二の都市・ポルトの、長距離列車のターミナル駅。構内は広く、ターミナルらしい風格を漂わせている。

地下道を通り、駅舎へ。小ぢんまりとした駅舎内は、荷物を下げた旅行者が絶えず行き交い、旅情を誘う。

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外に出て、駅舎を眺める。この駅は街外れにあるので、周囲の風景はやや寂しい。

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さて、これから都心へ向かうのだが、鉄道を利用する場合は二つの選択肢がある。一つ目はCPの路線で一駅の、街の中心であるリベルダーデ広場(Praça da Liberdade)に近い、ポルト・サン・ベント駅(Porto São Bento)へ向かうルート。つい最近まではこれが唯一の手段だった。

二つ目が、ポルトメトロ(Metro do Porto)でトリンダーデ駅(Trindade)へ向かうルート。サン・ベント駅までは途中で一度乗り換えて6駅と、CPに比べれば少々時間も手間も掛かるものの、私のように中心部を通り越して郊外へ向かうのには返って都合が良い。というわけで、CPの駅舎とは別の建物にある、ポルトメトロの乗り場へ。

歴史を感じさせるCPの駅に対し、開業したてのポルトメトロの駅はモダンなデザイン。カンパーニャ駅は地上駅になっている。

乗車するからにはチケットを購入しなければならないが、ポルトメトロ、というかポルト市の交通システムを利用するには若干の予備知識が必要。私も後ほど観光案内所でパンフレットをもらって、ようやく把握したのだが、ここでは初めから理解していると仮定して説明させて頂こう。

まず、券売機で「andante(アンダンテ)」というICカードを発行する。リスボンの7 Colinasと同じく紙製だが、リスボンとの相違点は、少なくともポルトメトロの乗車券に関しては、一回券も含めて完全にICチケット化されているということ。


《andante》

カードの発行と同時に、私の目的地であるJoão de Deusまで、2ゾーン分のチケット(0.85ユーロ)をチャージ。カード代と併せて1.35ユーロを支払う。

次に、ホーム上のあちこちに設置されている、カード読み取り機でヴァリデート(使用開始の手続き)を行う。これをやっておかないと、例え有効なカードを所持していたとしても、車内でしばしば行われる検札で見つかった際に高額の罰金が科せられてしまう。

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《ICカードの読み取り機》

カードを読み取り機に近付けると、ピッという音と共に右上のランプが緑色に光り、液晶画面に「1:00」の表示が現れてヴァリデート完了。これから1時間有効という意味だが、実はちょっと面白いシステムになっている。それについては後ほど。

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《カンパーニャ駅ホーム》

程なくしてジリリンと警笛を鳴らしつつ、フランス・ストラスブールのトラムに酷似した、スマートなデザインの超低床車両が入って来た。ここにはA・B・C・Eと4種類の系統の電車が発着しているが、トリンダーデまでならどれに乗ってもOKだ。

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《ポルトメトロの車両(トリンダーデで撮影)》

適当な席に座ると、再びジリリンと警笛を鳴らし、鋭い加速で発車。すぐに地下へと潜って行く。スピードは速く、路面電車の車両であることを除けば、まるっきり地下鉄そのものである。

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《車両内部》

再び地上へ出ると、D線との乗換駅であるトリンダーデ(Trindade)に到着。下車後もしばらくホームに立ち、行き交う電車を眺めていた。


【動画】トリンダーデ駅を発着するメトロ車両
[320×240, 30fps, WMV, 1.28MB, 30秒]

ひとしきり観察した後、地下のD線ホームへ。地下鉄の駅なのに、プラットホームの高さが非常に低く、違和感をおぼえる。

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《トリンダーデ駅のD線ホーム》

目的地のJoão de Deusは、D線の南側の終点。アリアドス(Aliados)を経てサン・ベント(São Bento)を出ると、電車は地上へ。すぐにポルトで最も有名な橋、ドン・ルイス1世橋(Ponte de Dom Luis I)を渡る。2階建てになっており、もともとは上層・下層共に道路だったが、メトロ開通と同時に、上層はメトロの線路に改修された。ちなみに歩道が併設されており、歩行者も通行可能。視点が高く、まるで空を飛んでいるかのようだ。


【動画】ドウロ川を渡るメトロの車内から(São Bento→Jardim do Morro)
[320×240, 30fps, WMV, 968KB, 22秒]

橋を渡り切り、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(Vila Nova de Gaia)市に入る。ここからは地下鉄から路面電車に早変わり。相変わらずの加速とスピードで、きびきびと進んで行く。


【動画】路面区間を走るメトロの車窓(Câmara Gaia→João de Deus)
[320×240, 30fps, WMV, 1.48MB, 34秒]

João de Deusに到着。駅前にはテパートがあり、郊外の拠点駅として賑わっているようだ。

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《João de Deus駅》

今日から2泊する「Residencial Davilina」は、更にしばらく続いている線路に沿って、南へ2、3分歩いた場所にある。典型的なヨーロピアンスタイルのホテルで、施設が各階に分散した縦長の構造。部屋は少々古びている上、何故かベランダの鍵が閉まらない(汗)のだが、値段の割には悪くない。

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《(上2枚)部屋》

荷物を置き、感じの良いスタッフに見送られて、市内観光へ繰り出す。

(2007.02.19)

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