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2007.12.14

ポルトガルの旅8日目 (1)ギマランイスへ

旅行8日目。明日は午前中の内にポルトを発ち、帰国の途につくので、今日が実質的な最終日である。体調はあいも変わらず良好そのもので、最後まで楽しく旅を続けられそう。ちなみに二日酔いは全く起こらなかった。外はあいにくの曇り空だが、まだ雨が降って来ていないのが不幸中の幸いではある。

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《部屋のベランダから》

このホテルには朝食が付いているが、パン2個・ホットコーヒー・オレンジジュースと、まさしくコンチネンタルスタイルの軽いもので、若い私には物足りない。無いよりはまし、という程度か。

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私が席に着いて間もなく、小学生の団体が狭い朝食ルームにどやどやとなだれ込み、静かだった部屋は急に活気を帯び始めた。あっという間にテーブルは一杯になり、あぶれた子供達は部屋の隅のソファに座る。あと少し遅ければ、私がソファ組に加わっていた所で、間一髪であった。

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《朝食ルーム(翌朝に撮影》

朝食を済ませ、João de Deus駅へ。今日使用するチケットは、andanteではなく“euro”というもの。ポルトとその近郊の、一定範囲内の公共交通機関が乗り放題になるチケットで、1日用が4ユーロ、3日用が9ユーロである。

andanteと同様に紙製のICカードだが、裏に磁気面がある。サン・ベント駅に磁気券のキャンセラーが設置されていたので、もしかするとandanteが導入されていない駅があるのかも知れない。


《euroの表面と裏面》

ジモピー気取りでメトロに乗り込む。日本では最近富山ライトレールが開業し、国内初のLRTとして脚光を浴びたが(「国内初」の触れ込みについて、私としては大いに異論があるが)、欧州では当たり前の光景。

けばけばしく、自己主張しか頭に無いような看板が溢れ返る、醜悪な日本の都市景観(あの京都でさえ!)とは対照的に、洗練されたデザインの路面電車が颯爽と走る、調和の取れたヨーロッパの街並みのなんと美しいことか。本当の豊かさとは、このような部分にこそ表れるのではなかろうか。

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【動画】メトロの車内から(Câmara Gaia→General Torres)
[320×240, 30fps, WMV, 2.75MB, 1分05秒]

サン・ベント駅に到着。ギマランイス行きの列車の発車時刻まで少々余裕があるため、しばし駅周辺を散策する。

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《(上2枚)朝の1月31日通り》

上の写真、路面電車の線路らしきものが写っていますが、これについては後ほど。


Urbano15155 Porto São Bento(08:40)→Guimarães(09:55)

ギマランイスは当然euroの有効範囲外なので、券売機でチケットを購入する。ポルト~ギマランイス間の直線距離は40km強だが、線路はやや遠回りしている。2ユーロ。

発車案内板には、列車自体は表示されているものの、発車番線の表示は空欄。他の乗客もじっと案内板を見つめていたが、発車時刻の10分程前になってようやく表示された。

待機していた電車は、2002年に登場したEMU(電車)3400系。私がサン・ベント駅で見る事の出来た唯一の形式である。

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車内へ。壁面は淡いグレーで、手すりと握り棒の黄色がアクセントになっている他、ワインレッドの座席やパステルブルーに着色されたドア横の腰当て等、カラフルな内装である。

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聞き慣れないVVVFサウンドを響かせて、8時40分に発車。ホームを外れると同時にトンネルへと吸い込まれていく。1kmも走らないうちに抜け出ると、右手にはドウロ川に架かる二本の鉄道橋、サン・ジョアン橋とドナ・マリア・ピア橋が見える。

ドナ・マリア・ピア橋はエッフェルによって設計され、ドン・ルイス橋に遅れること1年、1877年に開通したアーチ橋。下流のドン・ルイス1世橋とは約1kmの間隔を置いて、師弟の競作となっている。老朽化により、1991年のサン・ジョアン橋の開通をもってその役目を終え、現在は記念物として保存されている。
(ごめんなさい、写真はありません)

サン・ジョアン橋を渡ってきた北部幹線と合流すると、カンパーニャ駅。ここを出発すると、列車はポルト郊外の住宅地の合間を走っていく。複線電化の典型的な都市郊外路線で、ギマランイス発着の列車は2時間に1本程度と少ないものの、途中で分岐する路線や区間運転の列車を含めると、かなりの本数が確保されているようだ。

ErmesindeでMarco de Canaveses方面、更にLousadoでBraga方面への路線を分けると、車窓は次第にローカル色が濃くなってくる。単線区間も存在し、行き違いの為の停車もある。

それでも家並みが途切れることは無く、9時55分、終点のギマランイス駅に到着。1時間15分のショートトリップだった。

(2007.02.20)

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