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2008.01.07

台湾一周の旅2日目 (8)木柵線

深坑から木柵(ムーツァー)方面へ向かうバスは、それこそ立て続けにやってくるが、この時間なのでどのバスも満席。足の長い系統は特に混雑していたので、比較的空いているクルマを選んで乗車した。捷運木柵站(MRT木柵駅)までの運賃は15元だが、「下車収票」なので運賃は降りる際に支払う。

【市内バスの運賃収受について】
市内バスの運転席付近にある、「下車収票」か「上車収票」の表示。「下車収票」なら降りる時に、「上車収票」なら乗る時に運賃を支払います。長い路線だと途中で「上車収票」から「下車収票」に変わる場合がありますが、その時は乗車時と降車時両方で運賃を支払うことになります。ただ、これはあくまでも原則であって、ローカルルールもあるようで。運賃の変わり目にも緩衝地帯があったりとかして、よそ者、しかも短期滞在者には到底把握し切れません。ちなみに、台北市内なら大抵は下車収票です。みんな中扉から乗り込んでいるので分かりますよ。

【郊外バスの運賃収受について】
こちらは自己申告制のようです。運ちゃんに行き先を言えば運賃を教えてくれますが、英語で話しかけるなどして、外国人であることをアピールしておきましょう。台湾語or北京語で話されてはチンプンカンプンですから。

深坑を出発して程なく車線は片側1車線から2車線になり、山間から都市郊外の風景へと変わっていく。この辺りから台北市内へ通勤する人も多いのだろう。

15分弱で捷運木柵站バス停に到着。ここでMRT木柵線に乗り換え、一路台北都心を目指す。

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《666系統のバス。捷運木柵站バス停にて》

これから乗車する木柵線は、1996年に運行を開始した台北初の、そして台湾初の軌道系都市交通機関である。台北市の人口は260万人を数え、大阪市にも肩を並べるほどなのだが、驚くことに10年前まで地下鉄路線はただの一本も存在せず、市内の公共交通機関は路線バスに依存していたのである。これでよく都市の機能を維持していたものだと感嘆せざるを得ないが、市内の道路を埋め尽くさんばかりのバイクの量を見るとむべなるかな、と納得してしまう。


《(上2枚)木柵駅駅舎》


《木柵駅改札口》

木柵線は他の路線と異なり、ゆりかもめやニュートラム・ポートライナーのような、ゴムタイヤで走る小ぶりな車両で運行されている。他の路線では最近になってようやく設置が始まったホームドアも、木柵線では開業当初から全駅に導入されている。


《木柵駅ホーム》


《木柵駅ホームから台北都心方向を眺める》

この路線は一つ手前の動物園駅が始発なので、行楽帰りの乗客で座席は既に埋まってしまっている。先頭車両で“かぶりつき”を実行、自動運転なので運転席は無く、すぐ目の前が窓である。

(済みません、外観・車内共に写真はありません。興味のある方は西船junctionさんの木柵線のページをご覧下さい)

出発すると2~30mそろそろと進み、それからギューンと急加速。住宅地の広がる丘陵地帯を縫って走っていく。辺りはすっかり夕闇に包まれ、丘のシルエットがうっすらと浮かび上がるのみだが、それでも緑豊かで良好な住環境が窺える。ヘッドライトがぼんやりと前方を照らしている。

辛亥駅を出ると、長い山岳トンネルを二本抜けていく。直線が続くこの区間で、路線最高速度の80km/hに到達。ゴムタイヤ式の車両で、ここまでスピードを上げる例は日本には存在しないはずで、結構迫力がある。

そろそろ都心に近づき、電車はコンクリートジャングルの中へ。大通りの真ん中を高架で進んでいく。辛亥以南もそうだったのだが、随所に急曲線が介在し、なかなか煮え切らない走りっぷり。幾ら線形の自由度が高い新交通システムとは言え、もう少し直線的なルートは取れなかったのだろうか。

終点近くの南京東路駅で下車し、遼寧街夜市へ。

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《南京東路駅ホームから中山國中駅方向を眺める》


《南京東路駅のホームドア》

(2007.10.14)


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