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2008.01.29

北播磨ぶらり旅 (6)三木を歩く

三木鉄道三木駅から東へと歩き出します。本町交番前交差点で左折し、県道20号線を三木城跡方面へと向かいます。もう市の中心部なのですが途中には潰れたスーパーもあり、大店立地法の施行後、堰を切ったように大型ショッピングセンターが進出する影で、旧来の市街地の衰退ぶりには目を覆うばかりです。

三木は播磨の戦国大名、別所氏(べっしょ-うじ)の城下町。現代では金物の町として知られています。城の近くにはこんな情緒のある街並みも。

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城の麓には「ナメラ商店街」というアーケード街がありましたが、がらんとした寂寞の情景に思わず言葉が詰まります。

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小高い山の上にある三木城跡へ。建物は残っていませんが、ここからは美嚢川が滔々と流れる三木の市街地が一望の下です。あいにく写真を撮影していないので、お見せ出来ないのが残念ですが・・・

ここは別所氏と羽柴秀吉が対峙した「三木の合戦」の舞台となり、2年近くにも及んだ篭城戦は、「三木の干殺し」として語り継がれています。別所氏の滅亡後、町の復興に集められた大工職人が、復興後の出稼ぎ先に持参した道具の出来栄えが評判になったのが、金物の町としての始まりだそうです。瓢箪から駒とは言え、領主の滅亡が現代まで脈々と受け継がれる産業の礎となったとは、何とも皮肉なもの。一族の命と引き換えに城兵と領民を救った別所長治は今なお名君として後世に名を残し、毎年5月には彼を偲んで『別所公春まつり』が開催されています。

ちょっと早いですが、そろそろ自宅へと帰ることにします。三木城跡の最寄り駅は三木上の丸駅。下の写真は駅の入り口ですが、左の綺麗な建物は駅舎ではなく自転車置き場です。

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スロープを上がると、こんな素朴な木造駅舎がお出迎え。

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三木上の丸駅は1面1線で、新開地方面と粟生方面の電車が同じホームに発着します。

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データイムの電車は両方向とも15分間隔で運行。上下列車は西隣の三木駅ですれ違うので、粟生方面行き列車が出発して3分後に新開地行きの列車がやって来ます。

ここから新開地まではひたすら各駅停車。但し普段は乗車しない区間なので、物珍しげに車窓風景を眺めていました。緑が丘を出ると神戸市に入りますが、沿線の丘陵地帯にはびっしりと宅地が展開し、神戸都市圏の奥深さを実感。海と山に挟まれた港町の風景とは対照的な、もう一つの神戸の表情です。ちなみに私は神戸市北区の出身です。

木幡からは山岳路線の様相となり、再び開けた街が現れると西鈴蘭台に到着です。ここからは乗り慣れた区間で、神戸高速と阪急を経由して帰宅。実際にはスルッとKANSAIカード使用だったものの、千円札が飛んで行ってしまいました。

(2006.05.31)


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