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2008.02.09

台湾一周の旅5日目 (2)屏東線(高雄~屏東)

指定された席は通路側だったが、無座の先客がいたので空いている進行方向右側の窓側席に腰掛ける。“主”が来るまでの仮の席のつもりだったが、幸運にも終点台東まで誰も現れず、心行くまで車窓を味わうことが出来た。

列車は高雄のごみごみとした街の家々を、一軒一軒目で追えるようなスピードで走り抜けていく。屏東までの20.9kmは高雄都市圏の近郊区間。複線電化で区間車の電車が頻繁に運行されているほか、台北から直通の自強号も乗り入れている。

すぐに鳳山市に入り鳳山に停車、一駅通過して九曲堂・・・と、始終このような調子でこまめに停車していく。呂光号は日本のJRでは急行に相当し、91列車の高雄~台東間の途中停車駅は13駅。159.4kmを走破するのに要する時間は2時間49分で、表定速度は56.6km/hとなる。対して自強号の方は列車にもよるが2時間20分前後で、表定速度は70km/h前後。そう歴然とした差異ではなく、停車駅が多い分途中駅をじっくりと観察できるだけあり、むしろ呂光号の方が楽しみに満ちていると言えるかもしれない。

九曲堂~六塊厝駅間で高屏渓を渡る。高雄県と屏東県を隔てる大河で、長さは台湾第二位、そして流域面積は台湾一である。日本で言う利根川のようなポジションか。

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《高屏渓を渡河中》

右側には嘗ての鉄道橋、下淡水渓鉄橋(高屏渓旧橋梁)が並行している。日本統治時代の1913年に開通した橋で、当時はアジア一の長さを誇っていたそうだ。現役を退いた後、産業遺産としての保存が決定したものの、2005年の台風による増水で被害を蒙り、途中のトラスが無くなっている。まるで戦争で爆撃を受けたような、痛々しい姿を曝していた。


《(上3枚)九曲堂~六塊厝~屏東》

広大なバナナ畑を眺めつつ、高雄から25分で屏東(ピントン)に到着。将来はここまで高雄の地下鉄が延びてくる計画があるそうだ。ここから先は列車本数が激減し、ローカル色もぐっと濃くなる。

(2007.10.17)


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