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2008.06.05

香港 (1-5)欣澳~佐敦

通過線を疾風の如く駆け抜けていく機場快線を見送ると、3、4分のインターバルののちに東涌線の香港行き電車が入線。先ほどよりかは空いているので手近な座席に腰掛ける。シートはステンレス製で硬いが、お尻の形に合わせて深い窪みがついているので、意外とフィット感は上々。むしろ下手なモケット張りの座席よりは坐り心地が良く、夏なんかはひんやりとした感触が気持ち良さそうだ。

再び脱兎の勢いで走り始めた電車は程なくトンネルに入る。しばらく進むと、耳を澄ませていれば窓の外は闇のままで橋を渡っているようなゴーっという走行音に変わるのが分かるが、ここが青馬大橋という全長2,160mの二層式の吊り橋。道路鉄道併用橋としては世界一の長さを誇るが(※日本の瀬戸大橋は幾つかの橋の集合体)、列車が走る下層部分は防風壁に覆われているので、窓の外を覗き込んでも足元からほんの微かに外光が漏れているのが確認できるのみ。景色を楽しむのなら上層を走る道路を通らなければならない。

ようやく長い暗闇を抜けると青衣(ツィンイー/Tsing Yi)に到着。機場快線も停車する駅で、山がちな地形の間に高層住宅がひしめいており、突如として出現した巨大な街に度肝を抜かれる。そして東涌ではあまり伝わって来なかった生活の香りも。

次の茘景(ライキン/Lai King)はMTR荃湾線との乗換駅。今回宿泊するホテルは九龍半島の彌敦道沿い、佐敦という地区にあり、東涌線にも「九龍」という駅があるもののこの駅は九龍地区の西の外れに位置するので、彌敦道を南北に走る荃湾線の方が便利。茘景での東涌線-荃湾線の相互間乗り換えは、方向が同じならばホームの向かい側で、極めて利便性が高い。


《茘景駅・荃湾線香港方面ホーム》

東涌線は郊外電車の趣だったが、ここから先は普通の地下鉄となる。車両は綺麗だが窓の外には何も見えない退屈な空間。時刻は16時をまわり、機内食以来何も口にしていないので空腹を覚えてきた。

茘景から20分弱、電車は今回の旅の拠点となる佐敦(Jordan/ジョーダン)に到着する。地上へあがると、そこは彌敦道(ネイザンロード)のど真ん中。香港の町を象徴する、道路の上空にまではみ出した大看板が迎えてくれる。様々なメディアで何度も目にしたそのままの光景が目の前に広がり、ようやく香港へやって来たという実感が湧いてきた。喧騒さえもここでは心地良い。

駅から彌敦道を少し南下し九龍公園の北東の角に達すると、右手に一際目立つ高層ホテルが見えるが、これが今回宿泊する『BP International House(龍堡國際賓館)』。BPとはボーイスカウトの創立者、ロバート・ベーデン=パウエルの愛称で、その名の通りボーイスカウト連盟の本部を兼ねた宿泊施設。とはいえ質素ということはなく、むしろ外観・内装ともになかなかのゴージャスさ。客層も私のような個人旅行者から団体客、ビジネスマンまでと幅広く(エレベーターホールには香港国際空港の出発案内用ディスプレイも)、何一つ不自由は感じない。

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《ホテル正面(夜に撮影)》

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《ロビー》

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《フロント》

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《ロビーにはロバート・ベーデン=パウエル氏の肖像画が》

フロントが混んでいてチェックインに手間取ったが、22階の部屋へ。つい最近改装されたばかりで、ビジネスホテルに毛が生えた程度のスペースではあるが、モダンインテリア調のキレイな部屋。難点はバスタブがなくシャワーのみであることか。

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荷物を置き、一息つく間もなく早速街へと繰り出すことにした。

(2006.12.12)


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