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2008.07.05

香港 (2-10)香港島北岸縦横無尽

さて、昨夜ちょっとだけ乗ってすっかり虜にさせられてしまった路面電車に再び会いに、MTRで上環へ向かう。ビクトリア・ハーバーを海底トンネルで越える区間は7.7ドル(オクトパス割引)かかり、通常区間の初乗り3.6ドル(同じくオクトパス割引)の倍以上もするので、乗り放題のツーリストオクトパスを使っていると気軽に利用出来てよい。

上環で今日も元気に走っている電車たちの姿を確認し、西か東かどちらへ行こうか、ふと思案にくれてみる。乗りつぶしという観点からすると、まずは西の堅尼地城を目指すべきなのだろうが、中環~銅鑼灣といった香港の中枢部を昨日とは逆方向の視点から眺めてみるというのも捨てがたい。結局、やはり香港らしい風景を見たいということで東へ向かうことにした。

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《上環駅前の電停から中環方向を眺める》

しかし・・・ 首尾よく2階のかぶりつき席を確保したのは良いが、まだ小雨がぱらついていて窓を開けられない。前の窓には当然ワイパーなんてものはなく、水滴がネオンの光を反射させてぎらぎらしているだけ。一時間ほど粘ってみたが、依然天候は好転せず北角(North Point)で見切りをつけて下車した。

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《北角にて》

こうなりゃ九龍へ戻ってナイトマーケットでもぶらついてみようかな・・・と方針を変更しかけ、スターフェリーに乗り換える為にMRTで灣仔で移動し、地上に出たところで香港スイ~ツのお店を発見。そう言えば昨夜、夕食後に何かデザートを食べるつもりがすっかり忘れていたな。ということで、おばさんの店員さんがサンタに扮する「許留山」で、まずは定番のマンゴープリンを賞味。男性の姿が一人もないのが若干気に掛かるが、スイーツは女の専売特許ではないのだよっ!

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店を出ると漸く長く降り続いていた雨が止んでおり、こりゃいけるかな?と俄かに胸がうずき出した。またまたMTRで路面電車の路線の東端であるショウ箕灣へ向かい、下町に埋もれるようにして折り返しのループを描いている始発駅へ。発車待ちの電車の車内にはまだ誰もおらず、オレンジ色の街灯が静寂に包まれた車内を仄かに照らしている。

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《ショウ箕灣で待機中の電車》

程なくゴトリと動き出し、下町を貫く大通りの真ん中を西北西へ。やはりこの辺まで来ると純粋な生活の場といった感じで、中心街のような浮ついた雰囲気は皆無。街並みが途切れると左手には山が迫り、高層住宅が幾つも山裾にへばりついているのが確認できる。アップダウンもあり、長い駅間距離をモーターを唸らせながら疾走する様子はなかなかダイナミックだ。

街から街へ、夜風をいっぱいに受けながら高い目線で遊覧するのは至福の一時。ホント、これだけの為に香港に来ても良かったな、と思えるほどに楽しい乗り物である。どこまで行っても2ドル(約30円)均一という運賃設定も素晴らしく、かつてMTR港島線が開通した頃、完全に並行するこの路面電車は廃止が検討されたというが、少なからず利用者の支持があったようで存続が決まったそうだ。実際近距離移動には、いちいち地下ホームへの昇り降りが必要なMRTと比べて利便性に長けており、上手く棲み分けが行われているようだ。地下鉄ができると軒並み路面電車を廃止してしまった日本からすると、当時の関係者の大英断には喝采を送りたい気分。

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《銅鑼灣にて》

【動画】トラムの車窓から
[320×240, 30fps, WMV, 2.93MB, 1分07秒]

すっかり満足し、灣仔へ戻ってきたところで試乗終了。ショウ箕灣からの所要時間は約40分だが、微塵も長さを感じさせないショートトリップであった。まだ乗り残した区間があるので、次回の課題として持ち越しである。

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《灣仔にて》

スターフェリーで尖沙咀に渡ったのち、明日の朝マカオへ行く際のフェリー乗り場を下見しに、尖沙咀の西の海沿いに展開する「海港城(ハーバー・シティ)」というショッピングセンターを抜けていく。このSC、南北の長さは実に500m以上にもわたり、行けども行けども店が途切れない。10分近く歩いてやっと北端に到達したが、今度はフェリー乗り場の入り口が見つからずに周辺をうろうろ。ひょんなことからビルの片隅にひっそりとエレベーターホールへつながる扉を発見し、上ってみるとそこがフェリー埠頭のコンコースだった。こんな分かりにくい場所だとは思ってもいなかったので、下見をしておいてよかった。

やっぱり今日も帰りは10時過ぎになり、明日に備えて早めに就寝する。

<余談>
帰りしなにコンビニで緑茶を買ったのですが、飲んでみてびっくり!なんと蜂蜜入りでした。日本ではゲテモノ扱いされそうですが、東アジアではむしろ蜂蜜や砂糖が入ったものが主流のようで、この後注意して買うようになりました。私は・・・もう二度目は結構かな。

ちなみにコンビニでもオクトパスカードでの支払いおよびチャージが可能です。ICカードを使うには一言必要な日本とは異なり、財布をカードリーダーに近づけようとするだけで間髪入れずオクトパスモードに切り替えてくれる浸透ぶり。

(2006.12.13)


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