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2008.07.11

マカオ (2)セント・ポール大聖堂


《セナド広場北側の路地》


《セント・ドミンゴ教会》

南欧の香り漂うセント・ドミンゴ教会の前を過ぎると、ヨーロッパの雰囲気から一変して亜細亜的看板の洪水となる。


《商店街》

くねくねと商店街を抜け、不意に視界が開けると、マカオのシンボルでもある「セント・ポール大聖堂(セント・ポール天主堂とも。世界遺産)」前の大階段に到着。世界各国から肌の色も顔立ちも違う観光客が集い、階段を埋め尽くさんばかりに賑わいを見せている。

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17世紀初頭にイエズス会の宣教師によって築かれたこの教会、1835年の火事によってほぼ全焼し、現在はファサード部分しか残っていない。丘の上に悠然と建つ姿が、同じくキリシタンの人々の心の拠り所であった長崎の大浦天主堂とオーバーラップした。

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ファサードの側に寄ってみる。遠目には舞台の書き割りのように見えなくもないが、いざ近づいてみると400年の歴史をその身に宿しているせいか、意外な存在感。それでも在りし日の優美な姿を偲ぶよすがはなく、アテネのパルテノン神殿にも似た侘しさをただ湛えているのみに思えた。

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裏へ回ると2階部分に上る階段がついており、窓越しにマカオ中心部を見渡すことができる。

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裏手にはタイルで当時の間取りが示されており、その端には教会の歴史的史料を展示するちょっとした博物館がある。地下の礼拝堂には江戸時代に迫害を受け、マカオに逃れてそのままこの地に骨をうずめた日本人キリシタン達の遺骨も納められており、本国ポルトガルにしろマカオにしろ、日本と浅からぬ縁があることがひしひしと実感できる場でもある。

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《博物館の前からファサードの裏側を望む》

この後は、更に高台にあるモンテの砦へ。

(2006.12.14)


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