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2008.07.09

香港 (3-2)マカオへ

定刻通りに出航。香港島の摩天楼とビクトリア・ピークを左手に眺めながら、ゆっくりとした速度でそろそろとビクトリア・ハーバーを抜けていく。やがて窓を伝う雨粒が横に飛ぶようになり、高層住宅が所々に立ち並ぶ海沿いのベッドタウンを遠目に眺めながら、一目散にマカオへ向けての力走を開始した。

マカオは言わずと知れたカジノの街だが、客層はというと、いかにも一山当てに行く!というような、それこそ競馬場に群がるオッサンのようにギャンブラー然とした人は見当たらず、みな普通の観光客。もっとも、香港人は本土の人々と比べればお上品、ということかもしれないけれど。

青衣島と馬湾島の間に架かる吊り橋・青馬大橋(香港島・九龍と空港を結ぶ高速道路と鉄道、いわゆる「ランタオリンク」が通っている)の下をくぐる。狭い海峡だが、海上から眺める橋はなかなかの迫力だ。この後は新界とランタオ島に挟まれた湾を走るが、どちらの陸地も海岸線のそばまで山が迫っており、目を凝らせば海岸沿いを車が多数往来しているのが確認できる。このように出航から20~30分は陸地のすぐそばを進むので、地図を片手に景色を眺めるのはなかなか面白い。

高速船のスピードは流石に速く、九龍から30分もしないうちに香港国際空港の沖合いに達する。香港と空港を結ぶ機場快綫の所要時間が24分なので、船の方が若干ショートカットしているとはいえ、その俊足振りが理解できるだろう。

やがて香港に別れを告げ、船は外洋に出るが、悪天候とはいえ海上を飛ぶように走る水中翼船なので、揺れは気になるほどではない。窓の外には厚く垂れ込めた雲の下にどよんと灰色の海が広がるのみで、ガイドブックに目を落とす。

いつしか延々と唸りを上げていたエンジンの音が衰え、窓に目をやると既にマカオの港内に進入する寸前だった。香港と比較するとやはり田舎に来たという印象は拭えないが、建築中のビルが多く目に付き、空前の好景気に沸いているというマカオの勢いが手に取るように伝わってくる。

マカオのフェリーターミナルでは、英語と中国語に加えてポルトガル語がお出迎え。マカオは香港と同様に中国の特別行政区なので、香港から来ても入境審査があるが、観光客からの収入で潤う“国”なので至って形式的なもの。とりあえず観光エリアの起点となるセナド広場に出ようと思い、観光案内所をたずねてみる。マカオの公共交通機関は現状ではバスかタクシーしかないので、お姉さんにバスでの行き方を訊いてみたところ、3番か10A番のバスがセナド広場の前で停まるとの事。地図をもらい、バス停へ足を向けた。

20061214105004
《マカオのフェリーターミナル》

(2006.12.14)


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