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2008.07.26

マカオ (7)ペンニャ教会

バラ広場の賑わいを背に、ペンニャ教会へ向けて歩き出した。しばらく南へ行くと、ほぼ180度反転する形で丘の上へ登る急坂が分岐して立ち上がっている。息を切らせつつ高度を上げていくと、やがて道の両側に大邸宅が建ち並ぶ住宅街の中へ。それにしてもこれらのお屋敷、門にガードマンが立っていたり、監視カメラが睨みをきかせていたりと、日本で言う高級住宅街の優雅さには程遠く、むしろギスギスした雰囲気が漂っている。恐らく家主はカジノの元締めなのだろうが、やはり襲撃を警戒しているのだろう。マカオの中国への返還前後は、カジノの利権をめぐる抗争が絶えなかったというが・・・

バラ広場から10分少々でペンニャ教会(西望洋山聖堂/Penha Church)に到着。1622年のオランダ艦隊の攻撃から逃げ延びた船員達が建設したと言われている教会で、海の聖人ノートルダム・ド・フランスが祀られているそうだ。現在の建物は1935年に建て直されたもので、世界遺産の対象物件とはなっていない。

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ファサードのてっぺんに聖母子像が佇む教会の外観は至ってシンプルだ。足を踏み入れると、耳鳴りがするほど静まり返った空間に自分の足音だけがコツコツと響く。しばらくしてグループが入ってくるまでの間、心穏やかに静謐の中に身を置いていた。

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教会前の広場は高台の展望台となっており、タイパ島方面、そしてマカオ半島との間に架かる3本の橋が一望の下。高さ338mのマカオのランドマーク、マカオ・タワーもすぐ目の前に見える。展望台からはバンジージャンプも出来るそうで、ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」にも乗れなかった私にとっては狂気の沙汰としか思えない。

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《マカオ・タワー(左)と、マカオ半島-タイパ島の連絡橋のうち一番西側に架かるサイバン大橋(右)》

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《マカオ・タイパ大橋(手前)とフレンドシップ橋(奥)》

東に視線を転じると、カジノに混じって近代的なビルが林立しており、建設中のビルも幾つかある。下の写真左端の建物はマカオで最も有名なカジノ、「リスボア」の新館となるビルらしいが、マカオの象徴として国旗にも描かれている蓮の花を模した奇抜な形もさることながら、完成の暁には黄金に輝くという。数年後にはここから見える風景も様変わりしているのだろう。

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瀟洒な教会をバックに、タキシードとウェディングドレス姿で記念撮影に臨む新郎新婦を横目で見ながら、丘を降りていく。時刻は午後4時前。

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(2006.12.14)

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