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2008.08.28

フランス (1-5)ラファイエット通りにて

荷物を置き、身軽になったところでいざ出発。4月上旬~中旬のヨーロッパはまだまだ寒いだろうと思い、また早春は天候が不安定ということでセーター+コート(+手袋)の完全冬装備でやって来たのだが(結果的にはこの格好で大正解)、この日はポカポカ陽気で体感温度は大阪と変わらない位。時刻は午後6時半だが、今週の日曜日に夏時間に切り替わったところで日没は8時頃となり、まだまだ日が傾き始めたばかりである。

まず目指すはルーヴル美術館。Cadetから最寄り駅のPalais Royal Musée du Louvreまでは7号線一本で行けるのだが、折角パリに来たのに地下ばかりを移動するのは勿体無いので、街の匂いを嗅ぎつつ地上をぶらぶらと歩いて向かうことにする。途中にはオペラ座(オペラ・ガルニエ)もあることだし、観光コースとしても丁度いい。

というわけでラファイエット通りを西南西へ。この通りは東北東方向(オペラ座→パリ北駅)への一方通行で3車線もあるのだが、夕方のラッシュのためか、それとも金曜の夕方は特に酷いのか、身動きが取れないほどの大渋滞に見舞われている。

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この辺りにはカフェやブラッスリー、ハンバーガーやドネルケバブなどのファーストフード、そしてレストランもフレンチから中華、そして日本食まで揃っていて、食事には何一つ不自由しなさそうだ。ホテルのすぐ隣にもずばり「香港」という名の中華料理屋さんがある。

そのパリを象徴する存在であるカフェ、もちろんラファイエット通り沿いにもちょっと歩けば行き当たるほどに多い。狭い歩道に道路側を向いたテーブルとオーニング(日除け)を広げ、そのテラス席で読書や雑談など思い思いの時間を過ごす客たち。目と鼻の先を歩行者が通り過ぎていくわけで、埃がもうもうと舞い上がって飲み物に入ってしまうのでは・・・というのは余計な心配だろうか。いや、むしろ至近距離で互いをジロジロと眺めあう状況が妙なのか。いずれにしても、十九世紀や二十世紀と何一つ変わらないであろう光景が2008年現在に至るまで脈々と受け継がれているというのは、さすが伝統を重んじる国だと感銘。

更に追い討ちをかけるように(?)現れたのが、路上で恥じらいもせず濃厚キッスを交わすカップル。こればっかりはカフェのように興味深げに眺めるということは出来ず、そそくさと横目で通り過ぎるのみ。シェークスピアは「この世界は舞台だ。そして全ての男女もその役者に過ぎない」という名言を残したが、パリジャン、パリジェンヌはわざわざ観光客を喜ばせるために我々が勝手に抱くイメージを演じて具現化してくれているのでは・・・なんて勘違いしてしまうほど。まだパリの観光名所はひとつも訪れてはいないのだが、そこらの道を5分歩いただけでこれほど強烈な印象を残す街が他にあるだろうか。

てな具合に既に打ちのめされたところで次回へ続きます。

(2008.04.04)


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