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2008.08.02

香港 (4-2)尖東~九龍塘~楽富

彌敦道を南へ。再び重慶大厦の横を通り、途中から地下道へ入って東へしばらく歩くと、九広鉄路(KCR)東鉄線の尖東(Tsim Sha Tsui East)駅に到達する。

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《尖東駅改札口前》

この駅は2004年に隣のホンハム駅から延長開業した駅で、そう遠くない将来には現状南昌止まりとなっている西鉄線が延伸・接続する。発車案内板を見ると非常に高頻度で電車が発着しているが、1面2線のコンパクトなホーム構造。東鉄線では唯一ホームドアが設置されていて、MTRの駅と錯覚してしまいそうだ。

ラッシュアワーの取っ掛かりではあるが、都心へ向かう流れとは逆方向なので車内はガラガラ。車端のクロスシートに腰掛けて発車を待つ。

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吊り掛け音と車輪の軋みをトンネル内に反響させながら尖東を出発すると、すぐに地上に出てホンハムに停車。スターフェリー乗り場前からの移転の後、長らく九広鉄路の終着だった駅で、現在も中国本土方面への長距離列車はここを始発としている。車内からでもターミナル駅の風格が伝わってくるようだ。ちなみにこの駅、つい最近までは「九龍」駅と名乗っていたそうだが、機場快線の開業にあたって九龍駅の名称を新駅に譲り、ホンハムに改名した。なぜ(スターフェリー埠頭前に構えていた時代から数えて)100年近くの伝統を誇るこの駅が新参者に迎合しなければならないのか、どうも納得がいかないのだが、やはり航空機全盛のこの時代、今や香港域内のローカル輸送が主体のこの駅が、機場快線の停車駅に九龍の玄関口の座を譲ってしまうのは必然だったのかもしれない。

ホンハムを出ると九龍繁華街の東の外れを北上していくが、掘割が続いて視界は開けない。次の停車駅は旺角。MTRの同名の駅からは離れており、駅自体も旺角の繁華街の東端に位置する。MTRとKCRが合併した現在、同事業者間で駅を区別する必要が生じ、その結果「旺角東」駅に改称されている。

尖東から10分、もう一駅乗って九龍塘に到着。MTRからの乗り換え客を飲み込み、盛況となった電車は獅子山トンネルへと吸い込まれていった。これで東鉄線は上水~羅湖間を除いて一応完乗だが、乗り残した路線が多すぎて達成感にはつながらない。まぁ、また来ればいいか。


【動画】九龍塘駅を出発する羅湖行き電車
[320×240, 30fps, WMV, 961KB, 20秒]

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《九龍塘駅・駅舎》

駅に併設されている「又一城(Festival Walk)」というショッピングモールを少し歩いてみた。画一化されたデザインにアンチテーゼを投げかけるかのように、中央の吹き抜けを複雑な曲線を描く回廊が囲む、一風変わった設計の建物である。

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九龍塘からMTR觀塘線で東へ一駅、楽富(Lok Fu)で下車する。九龍寨城公園の最寄り駅で、公園へは大まかに駅から真南へ数百メートル。詳細な地図は持っていないのだが、近くまで行けば案内標識くらいあるでしょ、ということでズンズンと南へ向けて歩き出す。幸い雨も止んだようだ。

この辺りは落ち着いた住宅街といった感じで、沿道には小学校や大学などもある文教地区のようだ。また、九龍城は知る人ぞ知るグルメ街でもあり、住環境は非常に良さそう。それだけに、これから訪れる九龍城砦跡の異質さが一層浮き彫りになっていたようである。

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《(上4枚)楽富駅から九龍寨城公園にかけての風景》

思った通り案内もきちんと整備されていて、駅から15分程で迷うこともなく九龍寨城公園(Kowloon Walled City Park)の入り口に到着。(次回へ続きます)

(2006.12.15)


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