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2008.08.08

香港 (4-6)中環~ヒルサイドエスカレーター

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《MTR香港駅コンコース》

MTR東涌線/機場快綫の香港駅は中環(セントラル)エリアにあるが、既存の繁華街からは若干離れている。この駅は国際金融中心(International Finance Centre、略してIFC)というオフィスやショッピングセンター、ホテル等が一体となった複合施設の一要素として取り込まれており、未来的な景観を作り出している。

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《IFCモールのクリスマスディスプレイ》

屋外へ出ると、目の前に高さ416mの国際金融中心二期が聳え立っている。2006年現在香港一の高さを誇り、彼のビクトリア・ピークの展望台よりも高所にあるという頭頂部は、雨雲に隠されていて見えない。2010年にはつい先程訪れた九龍駅直上に建設中の「環球貿易廣場(International Commerce Centre)」に約70mの差を付けられて抜かれる運命にあり、地震の多い日本では到底考えられないほどのハイレベルな競争を繰り広げている。

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《(上2枚)IFCの風景》

さて、中環エリアで是非とも見ておきたかったのが、「ヒルサイド・エスカレーター(行人電動樓梯/Pedestrian Escalator)」。全長800m、高低差135mの世界一長い野外エスカレータで、中環のビジネス街と半山區(Mid Levels)と呼ばれる丘の上の“超”高級住宅街とを結んでいる。完成は1993年と比較的新しいにも拘わらず、すっかり中環名物として定着しているこのエスカレーター、私もイの一番に訪れることにした。

中環には屋根つきのペデストリアンデッキが張り巡らされており、雨に濡れずに移動することが出来る。下の写真はコンノート・ロードに架かる跨道橋の上から撮影したもの。国際都市香港を象徴する近代的な風景である。

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・・・が、一本山側へ入ると、上環地区に近いためか突然下町風情に。

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中央街市というビルを抜けると、いよいよエスカレーターのスタート。半山區の住民が麓の中環へ通勤する便宜を図って建設されたエスカレーターなので、朝の通勤時間帯のみ下り方向へ運転されているが、正午前の今の時間は上り方向となっている。

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《スタート地点》

この辺りの傾斜はまだ緩やかで、エスカレーターの踏み板も階段ではなく動く歩道のような直線状。雑然とした下町の商店街を見下ろしながら進み、傍らを先を急ぐ人がどんどんと追い越して行く。沿道のビルの窓は手の届きそうな距離で、1994年の香港映画、『恋する惑星』でもロケ地として効果的に使われていたそうな。

全長800mとは言ってもひとつながりではなく、実際には20基のエスカレーターの集合体なので、次々と乗り継いでいく。下の写真は出発後5分の時点での風景。道路の傾斜も半端ではないことが見て取れるが、マンションの林立するゴールはまだまだ先。

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《ハリウッド・ロードにて。右の建物は中環警署》

ハリウッド・ロードを越えると次第に傾斜もきつくなり、歩道からは屋根が消えてしまう。この辺りは富裕層や外国人駐在員御用達のお洒落な(スノッブな?)エリアとして知られており、確かに麓よりもぐっと落ち着いた雰囲気。エスニック料理の店も軒を連ね、九龍城で適当な店が見つからず朝食を食べ損なって空きっ腹の身には非常にこたえる。

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次回へ続きます。

(2006.12.15)


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