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2008.08.09

香港 (4-7)そして半山區へ

麓から15分、ひたすら登り詰めていい加減うんざりしてきた頃、ようやく目前に高層マンション群が迫ってきた。ここまで来ると往来する人々もめっきり数を減らし、どことなく高級住宅街らしい風格が漂っているように感じられる。

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坂の途中にあったスーパーマーケットをのぞいてみる。山にへばり付くように建てられている為、店内は階段だらけ。さすがに杏仁餅だけでは寂しいので、何かお土産を追加購入していきたかったのだが、財布の中身が心許ない上にスーパー内のATMからキャッシングしようにもクレジットカードを受け付けてくれず、断念。ま、荷物が重くなるのもイヤだし・・・

更にもう少し登っていくと、二階建ての路線バスも走る大きな通りと交差。エスカレーターはまだ上に続いているのだが、特に制覇する事に拘ってはいなかったので、この辺で切り上げることにした。いや、もうお腹いっぱいだって。

ヒルサイドエスカレーターの高低差は135mで、麓の中環は海岸にあるため、このあたりの標高は確実に100mを超えている。私の出身地である神戸市なら北野地区に相当するが、純然たる住宅街の北野に対して、この地区は住宅と商業地が満遍なく交じり合って、買い物にも何一つ不自由しなさそう。急激に高度を稼いだだけあり、実際の標高以上に「登ってきたなぁ・・・」という感覚がある。

さて、山登りの後は当然ながら下山という仕事が控えている。エスカレーターの横の階段を下っていけば中環に戻れるが、同じ道のりを単純往復するのは性に合わない。前述のように、そばの通りには路線バスが走っており、麓までどんなルートを辿るのか興味が湧いたのもあって、帰りはバスに乗ることにした。折りしもMTR金鐘駅行きの方向幕を表示した二階建てバスが接近しており、手近なバス停まで駆ける。

しかし、走った甲斐なくバスがそれ以上近づいてくる気配は無く、道路上で立ち往生している。というのも片側一車線の通りの内、こちらへ向かう一車線をまるまる路駐の乗用車が塞いでおり、双方向共に交通量が多いために身動き出来ない状態に陥っているから。断続的に怒りを帯びたクラクションが鳴り響き、件の乗用車がのっそりと動き出したのは5分も経ってからのこと。なんとマイペースな。まあ、後ほど輪をかけて凄まじい光景を目にすることになるのだが・・・

ようやく到着したバスは運良く2階の最前列席が空いており、いそいそと腰掛ける。香港動植物公園のそばを通ると、緑豊かな景観の中を急カーブと急勾配で転がり落ちていくように進んでいき、期待を裏切らないダイナミックな走りぶりに心を躍らせる。そういえば香港は道路の立体交差が非常に多いのだが、山の急斜面の途中にも半ば無理矢理に立体交差が作られていて、そんなアスレチックみたいなコースに二階建てバスが堂々と乗り入れていくのだから乗り物好きにはたまらない。カーブの度にググっと遠心力がかかり、重心の高いバスは転覆しやしないかとハラハラするほど。

高度を下げるにつれて次第に交通量も増え、とうとう小規模な渋滞に。再び摩天楼の谷間に戻ってくると、金鐘(アドミラルティ)のバスターミナルに到着する。このあとはMTRに乗り継いで上環へ。

(2006.12.15)


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