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2008.09.07

島本駅へ行ってきました

「ご近所から海外まで」と銘打っておきながら最近は遠距離ネタばかりが続いていたので、たまにはご近所の話を・・・

というわけで昨日のことですが、今年の3月に東海道本線(JR京都線)に開業したばかりの島本駅を訪問して参りました。ここ最近京阪神地区のJR線では2007年3月のさくら夙川駅、2008年3月の島本駅および須磨海浜公園駅と新駅の開業が相次いでおり、来月には西大路-向日町間に桂川駅の開業が控えています。今回訪れた島本駅は、7.5kmと駅間距離が非常に長かった高槻-山崎間において、山崎駅から2.2kmの地点に設置されたもの。島本町内の既存駅としては阪急京都線の水無瀬駅、そして大山崎町に跨ってはいますが山崎駅と2つの駅がありましたが、町制施行から約70年(島本村時代から数えると約120年)、とうとうズバリ町名を冠した駅が誕生する運びとなりました。

12時02分、大阪方面からの快速電車で到着します。駅構内は緩やかなカーブ上にあり、ホームは緩行線の上下線で共用する島式ホームが一本。私を降ろした列車が出発して間もなく下り(大阪方面行き)列車が入って来ましたが、ここでこの駅を特徴付ける入線メロディが流れます。小林亜星作曲の『夜がくる』という曲で、永年に渡ってサントリーオールドのCMで流れていたので、誰でも一度くらいは耳にしているはずです。ひねくれた事を言えば、サントリーの山崎蒸溜所は隣の山崎駅が最寄り駅なのですが、この入線メロディの導入は地元の要望によるものということで、早い者勝ちですね。この後駅周辺をうろついていたのですが、昼間は上り・下り共に7~8分間隔の高頻度で電車が発着していることもあり、絶えずこのメロディが流れているような印象でした。

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《京都方面を向いて》

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《大阪方面を向いて》

駅舎は橋上駅となっており西口と東口がありますが、ロータリーやバス乗り場、マイカーの乗降スペースが整備されていて街が開けているのは東口のほう。トントンと階段を下りていきますが、この階段、幅がとんでもなく広いのには驚き。駅前広場に出て駅舎を眺めてみますが、背後の山並みを模したというデザインは、シンプルな中にとかく没個性的になりがちな現代の駅としては稀に見るオリジナリティが光っています。

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この駅前広場を挟むように2つの観光ポイント(というほど大層なものではありませんが)があり、まずは右側の島本町立歴史文化資料館を訪れてみます。かつては麗天館と呼ばれており、もともと桜井駅跡(後述)の記念館として1941年に建てられたもの。その後近年まで大阪府立青年の家の講堂として活用されていましたが、同館の閉所後に島本町が大阪府から譲り受けてオープンしたそうです。

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我々関西人が島本町と聞いて連想するのは、まず天王山と淀川に挟まれた古くからの交通の要所ということ。そしてもう一つは地下水が豊富に湧き出る名水の町であるということです。というわけで、資料館の入り口には島本の水の試飲コーナーが用意されていました。キンキンに冷えており、暑さがまだまだ残る今の時季には実に嬉しいサービス。こんな水が家の蛇口から普通に出てくるのですから、浄水器が手放せない都市部の住民からすると羨ましい限りです。

で、館内なのですが、一通り回ってみたものの特に目を引くような展示はなし。半年前に正式オープンしたばかりとあって、これからの充実に期待といった所でしょうか。

次に左側の桜井駅跡へ。駅といっても鉄道の駅ではなく、西国街道の宿場のこと。現在跡地は緑豊かな公園となっており遺構は何一つ残っていませんが、すぐ横を走る西国街道がかつての面影を微かに偲ばせています。

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駅前の通りを南東に600mほど行けば阪急京都線の水無瀬駅に到達しますが、これから山崎蒸溜所へウイスキーの試飲に行くつもりなので、そのままJRを利用することに。とその前に、今度は駅の北口の方へ出てみましょう。

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南口の方は市街地という趣でしたが、こちらは古い民家が所々固まる田園地帯。実は島本町役場が至近にあり、某製薬会社の研究所も目立つのですが、南口側とのギャップは歴然としています。

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《駅ホームから見るとこんな感じ。すぐ目の前を名神高速が走っています》

京都府境が近いこともあって、竹の名産地である乙訓(西山)にちなんで歩道にはこんなオブジェも。そういえば駅のそばにも若干ながら竹林がありましたね。

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まあ、駅の周りの様子はこんなところでしょうか。鉄道趣味の観点からしても、新快速や「サンダーバード」「はるか」が車体を傾けながらフルスピードで通過するダイナミズムに浸れる面白さもあり、ここを通る機会があれば一度途中下車してみるのも良いかもしれません。

(2008.09.06)


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