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2008.10.27

ようこそ水の都へ~京阪中之島線で中之島散歩・その1

10月19日、とうとう開業した京阪電鉄中之島線。開業日当日はちょっと都合が悪くて行けなかったのですが、丁度一週間後の26日(日曜日)に試乗が叶いましたので、駅周辺の風景と織り交ぜながらご紹介していきたいと思います。

家の用事を済ませ、自宅を出発したのが午前10時。目指す中之島駅はJR福知山線沿線からだと新福島駅下車が便利なのですが、生憎定期券が東西線経由ではないので、今回は大阪駅からリーガロイヤルホテル行きのシャトルバスでアクセスすることにします。

川西池田から大阪方面へ。先発列車は普通だったのですが、いつも昼間は東西線経由の快速ばかりに乗っているため、尼崎で無意識のうちにホーム向かい側の電車に乗り換え(一種の刷り込みですね)。地下に潜って行く所でようやく失態に気付いたのでした。これまでも同様のミスで加島で反対側の電車に乗って戻ることが二、三度あったのですが、すごくバツが悪いですね、これ。

変わりゆく大阪を象徴するように2011年の完成へ向けてリニューアル工事が進む大阪駅で下車。シャトルバスに乗り継いで約5分、中之島の西部地区に立地するリーガロイヤルホテルにやって来ました。館内は中之島線開業の祝賀ムードに包まれ、駅構内へ足を踏み入れる前から期待が高まってきます。

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《(上2枚)リーガロイヤルホテルの開業記念ディスプレイ。京都直結をアピールしていました》

ホテル館内から中之島駅へは正面ロビーを出て左手の屋根つきの通路を辿るか、地下一階のショッピングアーケード内の連絡通路から(コンコース手前で合流します)。どちらからでも雨に濡れずに行き来することができ、今日のような悪天候の日には大助かりです。

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《正面ロビー側の駅入り口》

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《中之島駅・改札前》

ピッカピカのコンコースに降り、まずは改札横のサービスセンターで今回の試乗のお供となる『水都・中之島1Dayチケット』を購入します(下の写真)。中之島線全線と本線の淀屋橋~京橋間がフリー区間となり、この区間内発着だと大人500円。他に京阪線各駅からフリー区間への往復きっぷがセットになったタイプも発売されています。中之島~天満橋間は片道210円なので単純往復だけでは元は取れませんが、今回は全部の駅を訪ねて回るつもりなので、途中下車を繰り返しているうちに500円などあっという間に超えてしまうことでしょう(ちなみに初乗りは150円)。

中之島線の土曜・休日ダイヤですが、8時台から19時台までは中之島駅基準で毎時00分と30分に快速急行出町柳行き、10分と40分に区間急行萱島行き、20分と50分に区間急行樟葉行きの発車となり、中之島線内は全列車が各駅停車となるので完全10分間隔のラウンドダイヤとなります。平日昼間は毎時00分と30分の快速急行は変わりませんが、独立したパターンでほぼ10分間隔で区間急行が運転され、合計して毎時8本の運転となります。

駅に到着したのは11時20分頃で、先発列車は新ダイヤの目玉である快速急行。検査入場や止むを得ない事情がない限り、最新鋭の3000系電車で運転されます。実はその「止むを得ない事情」が営業開始4日目にして事故により早くも現実のものとなったそうなのですが、この日は既にその編成も復帰。ホームへ向かうと、紫がかった青とホワイトのツートンカラーに銀色の帯を締めた新型車両が既に扉を開けて待機していました。

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《中之島駅ホーム》

写真は後でゆっくり撮ることにして、空いているうちに座席を確保することにしました。座席配置ですが車端部はロングシート、そして扉間は2+1アブレストの転換クロスシートとなっています。進行方向右側の一人掛け席に着席、座席の表地には東レ開発のスエード調素材『エクセーヌ』が採用され、スベスベとした感触が実に心地よい。シートの座り心地は適度な堅さで上々、「COMFORT SALOON 3000 SERIES」の文字が打ち出された合成皮革の枕カバーも高級感を醸し出しています。後ほどロングシートにも座ってみましたがこちらも勿論エクセーヌで、バケットシートとしては最高クラスの座り心地だと感じました。

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《3000系電車・車内》

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《枕カバー。本当はこんな色じゃないです》

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《扉上部の液晶ディスプレイ》

折角の新型車両なので高速走行も堪能したいと思い、フリーきっぷのエリア外になってしまいますが、この列車で寝屋川市まで行ってみることにします。車内放送は原則的に自動放送で、適宜車掌が補足を行うという形式。到着時刻の案内までもが自動放送に組み込まれているというのが新鮮でした。シールドトンネルの丸い壁を眺めながら渡辺橋、大江橋、なにわ橋と停車。駅間距離はいずれも1km未満となり、走り出したと思えばすぐに駅、という感じです。新線区間のホームのデザインは基本的に各駅共通なのですが、壁面に張られた素材で駅の特色を表わしています。これはまた後でじっくりと観察してみることに。

天満橋で本線と合流。3面4線のうち北側が中之島線、南側が本線という線路別配置になっています。淀屋橋から来た普通萱島行きと併走しながら地上に出ると、普通電車が頭上を渡し越して左隣に付き、方向別複々線となって京橋に同時到着。相互連絡を取り、各扉横に数人の立ち客がいる程度の乗車率で京橋を出発すると、いよいよ急行運転が始まります。枚方市までの停車駅は守口市・寝屋川市・香里園で、その先は従来の特急と同じ。加えて今日は京都競馬場でレースが開催されているために淀駅に追加停車します。


【動画】快速急行の車窓から(京橋手前~森小路付近)

というわけで、途中守口市に停車するのみで複々線区間をびゅんびゅん快走。最新鋭の車両らしく遮音性もかなりのもので、話し声もあまり聞こえない車内は静かで優雅な雰囲気さえ漂います。中之島から21分、京橋からは11分で寝屋川市に到着し、京都へ向けて出発して行く3000系電車を名残惜しくお見送り。京阪電鉄では中之島線開業を契機に先ごろ車両の塗色変更を含めたCIの大刷新を行いましたが、新生京阪の幕開けに相応しい素晴らしい車両ですね。


【動画】寝屋川市駅を出発する3000系電車

寝屋川市駅のホームは非常に高い屋根が特徴。実際に降りたのは今回が初めてですが、開放的でとても気に入っています。

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《寝屋川市駅ホーム。大阪方面行き快速急行が入線中》

快速急行が出発して程なく、京都方面行きホームを一般型の6000系電車が通過していきました。方向幕の表示は「特急|枚方市」。今回の改正でお目見えした途中駅止まりの特急です。この列車は終点の枚方市で快速急行に追い付き、淀屋橋・北浜からの京都方面行き速達列車を補完する役割を担っています。今も昔も京阪特急といえば、日本屈指の良質な接客設備が自慢のロマンスカー、というイメージなのですが、近年になって一般型車両も運用に入るようになったかと思えば、今度は枚方市発着とか樟葉発着まで登場してしまうとは、なんとも凄い時代になったものです。というか、枚方市も樟葉も大阪府内なので、“京阪”特急ですらありませんね。

前置きが長くなりすぎましたので、中之島駅の各駅紹介は次回から。

(2008.10.26)


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