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2008.11.04

ようこそ水の都へ~京阪中之島線で中之島散歩・その5

再び渡辺橋駅から電車に乗り込みます。やって来た電車は3000系の快速急行。前述のように快速急行は30分間隔で運転されているので、つまるところ渡辺橋駅に30分滞在していたということになりますが、そんなに長いこと居たっけな?と首を傾げてしまいました。

一区間のみながらロングシートの座り心地を確かめてみましたが、じっくりと味わう間もなく中之島駅に戻ってきました。到着した列車は規定の停車位置の少し手前に止まり、乗客を降ろして扉を一旦閉めたのち車内整備(転換クロスシートを進行方向にひっくり返す)を行い、停車位置に移動して乗客を乗せる・・・という手順を踏みます。京阪特急の始発・終着駅ではお馴染みの光景を、ここ中之島駅でも見ることが出来るというわけです。

電車の顔の写真を撮ろうと大阪側の先頭車両まで歩いて行きましたが、まだまだ開業フィーバー冷めやらぬといった様子で、ホームの端にはファンから一般人までカメラを構える人がいっぱい。接客設備は最高級ながら取り立てて特徴的なエクステリアの車両ではありませんが、やはりホヤホヤの新車ということで注目の的となるのは必然といったところでしょうか。

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中之島駅の線路の終端にはトンネルの掘削に用いられたシールドマシンのカッターが埋め込まれ、モニュメントとして保存されています。京阪電鉄にとって中之島への乗り入れは構想ウン十年の末の悲願達成ということで、このモニュメントに込められた想いもひとしおでしょうね。

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一応ここから西への延伸構想もあることはあるのですが、大阪の西側は基本的に工業地帯ですし、更に多額の資金を掛けて延伸する効果はあまり見込めなさそうです。今後の開発を見越しての先行投資としても、一民間企業と財政難の大阪市には荷が重すぎる気もしますし。

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今度は京都方のホーム先端へ。中之島駅のホームは一本のみですが、淀屋橋駅と同様に切り欠きホームが設けられており、全体の長さは16両分以上あります。淀屋橋では一本の線路に2編成を縦列停車させることにより最大4編成を収容可能ですが、この駅は途中からカーブしていることもあって、通常快速急行が発着する2番線の京都側は壁で仕切られており、ホームとしては機能していません。

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切り欠きホームとなっている3番線の入り口です。列車が発着する平日の朝夕以外はベルトで通せんぼされて立ち入ることが出来ません。

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1番線に区間急行がやって来ました。列車の発着がない時間帯にも3番線の照明は煌々と灯っているので、地下駅ながら明るい中を列車が身をくねらせて入ってくるという、ちょっと不思議な光景です。

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これで中之島線の各駅は一通り見終わりましたが、折角のフリーきっぷなのでもう少し活かしてやろうと思い、リーガロイヤルホテルのシャトルバスで淀屋橋駅へ移動します。メインルートとなる大阪駅行きは6分間隔で発着しているのに対し、マイナー路線である淀屋橋行きは15分間隔。乗り場前の立て札によるとこのバスも中之島線開通に伴い10月末日で廃止されるそうです。中之島線をご利用下さい・・・とはいっても、歩いてでも行ける距離に210円ですよ。このホテルを利用するような客層にとっては大した問題ではないのかもしれませんが、ちょっと杓子定規ではないかなぁ。

バスに乗り込み、中之島線の直上を東へ。地上を走っても中之島線の駅出入口が間断なく現れ、駅間距離の短さを実感します。

というわけで淀屋橋駅へ。こちらは華やかな中之島線各駅を尻目にごく日常のいつもの風景です。そんな中でのお目当てはこちら。

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中之島線内には姿を見せない8000系特急ですが、新CIの導入を受けて車両のリニューアルが行われました。まだ全編成のリニューアルは終わっていないのですが、今回運良く施工が完了した編成に巡り会う事が出来ました。座席のモケットが黒地のものに張り替えられ、枕カバーも3000系と同仕様の赤い人工皮革に変更。座席本体は交換されていない為、第一編成登場から20年を経てへたっている感がなきにしもあらずですが、暖色系だったオリジナルと比較するとシャープになった印象です。

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このあと天満橋からもう一度中之島線を乗り通し(あまり需要は無いと思いますが、中之島線の京都方面行きと本線の淀屋橋行きは天満橋で対面乗り換えが可能です)、リーガロイヤルホテルから大阪駅行きのバスに乗って帰途につきました。

この中之島線、中之島内を走る初の鉄道路線とはいっても私のような阪神間の住民にとっては全く利用価値が無いですし、運賃がネックとなって京阪線以外の広域ネットワークとも連携し難いという正直存在価値のよく分からない路線ですが、今まさに列車は走り始めたばかり。こんなイチャモンを吹き飛ばしてくれるような堂々たる進化を期待しつつ、温かく見守っていきたいと思います。

(2008.10.26)


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