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2009.01.29

ドイツ (1-6)フライブルクトラムその2

DorfStraßeから隣のKlosterplatzまでは徒歩で5分と掛からない位に近いので、歩いて移動してみた。途中には電車の交換ポイントが設けられており、DorfStraßeは1面1線の棒線駅なので、DorfStraßeを出発したばかりの電車と同駅に到着寸前の電車がここで離合することがある。


【動画】Klosterplatz~DorfStraße間の交換ポイント

Klosterplatzも棒線駅で、一応待合室らしき建物があって駅としての体裁を整えているDorfStraßeとは対照的に、歩道にバス停のようなポールが一本立っているだけの最低限の造りである。フライブルクのトラムではチケットの刻印は車内で行うようになっており、乗車券も車内の券売機で購入出来るので、ストラスブールのトラムのように全駅に券売機と刻印機を設置する必要はない。きっとそれぞれの方式に一長一短があるのだろう。

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《Klosterplatzにて》

Klosterplatz[2]Wonnhalde

Klosterplatzから電車に乗り込み、都心方面へ引き返す。上の写真にも写っているが、この駅のすぐ北側にはアパートらしき建物の真ん中に空けられた穴を道路が通過している箇所があり、道路の上下線、そしてトラムの上下線と合計4車線が一車線に縮まってしまっている。どういう背景があるのかは不明だが、とても興味深い。

2駅乗車し、草原の最寄り駅であるWonnhaldeで下車。並行する道路の交通量はそこそこあるが、駅のそばには民家はおろか建物は殆ど見当たらない。

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《Wonnhalde駅》

道路を渡ったところにこの草原エリアの説明板があり、どうやら保水池というか湿地帯というか、どちらにしろ自然の保護区として開発の手が入らないようにしてあるらしい。背後の山並みには霧のヴェールがかかり、こんな幻想的な光景が。

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山のふもとまで来ると辺りに民家もぽつぽつとあるようで、犬の散歩をする人の姿も。こんな山里を思わせるような場所に都心から路面電車一本、しかも10分少々で来れるとは、カルチャーショックを禁じえない。

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Wonnhalde[2]HolbeinStraße

駅へ戻り、都心方面行きの電車に乗車。こんな辺鄙な場所でも電車は10分未満の間隔でやって来る。次駅のHolbeinStraßeで再び途中下車。例のNHKのトラム紹介番組で利用者代表としてスポットの当てられた家族が、近郊のキルヒツァルテン(Kirchzarten)という町への小旅行に出掛ける際にこの駅から電車に乗り込んでいて、見覚えのある風景だったので降りてみることにした。ちなみに彼らはこの駅からかなり西側のヴォーバン地区在住で、トラムに乗るのならば3系統の方が便利なはず。なぜこんな場所にまで足を延ばしたのか意図が分からないのだが(しかもわざわざ中央駅まで行かずとも27系統のバスに乗り継いでWiehre駅で乗り換える方が距離・所要時間共に短い)、NHKお得意の「都合の良い演出」だろうか。他にも地図がデタラメだったり、この駅にも「Wonnhalde」とキャプションが入っていたりと、遠い外国のことだしどうせバレないだろうと考えているのか、とんでもないやっつけ仕事っぷりである。番組を見ていない人にはどうでもいい話ですが・・・

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《HolbeinStraße駅。ホームにはLEDの発車案内板も装備》

この駅の周辺は普通の住宅街。入り口には横っ腹に「フランスの友人たちへ」と書かれたトリコロールの馬が。

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少しだけ住宅街の中を散策してみる。瀟洒な一軒家が建ち並ぶゆったりとした区画で、ちょっと裏道に入れば住宅街とは思えないほどの緑に溢れており、なんだか「公園の中に家がある」とも形容したくなるような素晴らしい住環境である。

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HolbeinStraße[2]Reutebachgasse [Zähringen]

HolbeinStraße駅に戻ってきたところで、2系統の電車を一気に北の終点まで乗り通すことに。かぶりつき席が空いていたので前面展望を満喫しながらのショートトリップである。間もなくLorettoStraßeに到着という辺りで突然住宅地から市街地へと景色が一変する所など、フライブルクのトラム随一のみどころと言えそうだ。


【動画】マルティン塔をくぐるトラムの前面展望

マルティン塔をくぐって旧市街に入り、歩行者を蹴散らしながら(違)ベルトルトの泉を通過。ここから北へ向かう線路はJohanneskirche以南と同様2系統だけの単独区間で、Bertoldsbrunnen~Johanneskircheの3駅間のみが2・3・5系統の電車が錯綜する高密度区間となる。

旧市街の北端に位置するSiegesdenkmalを出ると、特筆すべき見所もない普通の市街地へ。とはいえやはりここはドイツ、醜い電柱や電線の姿はどこにもないし、ただ目立つことしか念頭にないケバケバしい看板の類も全く見当たらず実にすっきりとした街並み。「景観後進国」の現代ニッポンからやって来ると、すっかり麻痺し切った頭に冷や水をぶっ掛けられるような衝撃を覚える。

終点のReutebachgasse [Zähringen]はパステルカラーの家々が周囲を取り巻く、やや郊外の趣の場所。商店も立ち並び結構生活の利便性は高そうな感じである。到着した電車は一旦奥の引き上げ線に入り、あらためて出発ホームへ移動することになる。

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《(上2枚)Reutebachgasseにて》

次回もトラム試乗の続き。テンポアップしていきますよー。

(2008.04.09)


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