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2009.01.30

ドイツ (1-7)フライブルクトラムその3

Reutebachgasse [Zähringen][2]Hornusstraße[5]Heinrich-von-Stephan-Straße[3]Innsbrucker Straße [Vauban]

続いては市南方のヴォーバン地区を目指す。最短経路をとるのならば2系統→3系統と乗り継げば良いのだが、2駅先のHornusstraßeから5系統の路線が分岐しているので、この線を経由して行くことにする。

Hornusstraße駅では2系統のホームと5系統のホームが別の場所にあり、ここが始発・終着の5系統はループ線を使って折り返すようになっている。このホームにはバスターミナルと売店が併設されており、市北部の交通の結節点として機能しているようだ。

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《Hornusstraße駅2系統ホームから。右手の広場が5系統と路線バスのターミナル》

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《Hornusstraße駅で出発を待つ5系統電車》

フライブルクのトラムには編成の両端に運転台が付いている車両とそうでない車両があり、片運転台の車両が充当される系統の始発・終着駅には必ず折り返しのためのループ線が設けられている。

5系統の電車でHornusstraßeを出発。依然として雨は降り続いており、窓が曇って外の風景を眺めるのに難渋するという、乗り鉄目的としては致命的な状況に置かれてしまっている。

なんだかよく分からないうちに市街地を南下していき、1・3系統に合流するとTechn. Rathaus。やがて高架を駆け上がって行くとフライブルク中央駅である。ここから先はお馴染みの区間。ベルトルトの泉を抜け、マルティン塔をくぐってJohanneskircheを出ると、右に曲がって再び初乗り区間へ。2駅先のHeinrich-von-Stephan-Straßeで3系統の電車に乗り換えるため下車する。かなりグネグネと大回りしたので、Hornusstraßeからは20分以上掛かっていた。

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《(上2枚)Heinrich-von-Stephan-Straße》

同じホームで3系統に乗り換え南下していくと、いかにも最近開発が始まりましたと言わんばかりの新興住宅地へと入っていく。このヴォーバン地区はかつてフランス軍の基地があった場所で、東西ドイツ統一に際して返還された土地を住宅団地として再整備したもの。エコロジー団地として“環境首都”フライブルクでも特に前衛的な取り組みがなされている地区だとか。Heinrich-von-Stephan-Straße~Innsbrucker Straße間は数年前に開通したばかりの新しい路線である。

芝生の敷き詰められたセンターリザベーション区間を坦々と走り、終点のInnsbrucker Straße [Vauban]に到着。駅周辺には様々な趣向を凝らしたデザインの住宅が建ち並び、新築工事も盛んなようだ。

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《(上2枚)Innsbrucker Straßeにて》

Innsbrucker Straße [Vauban][3]Heinrich-von-Stephan-Straße[5]Bollerstaudenstraße [Rieselfeld]

Heinrich-von-Stephan-Straßeまで引き返し、今度は西へ向かう5系統の電車に乗車。景色が満足に眺められないことに滅入っていたのか、この間の30分間の出来事は写真として全く記録に残っていない。自分の記憶も完全に終点のBollerstaudenstraße [Rieselfeld]へワープしてしまっている。

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《(上2枚)Bollerstaudenstraßeにて。ここのループ線はまるまる1ブロックの区画を使った大規模なもの》

ここもヴォーバン地区のような新興住宅地の中の駅で、整然とした区画にデザイナー住宅の見本市というべきバラエティーに富んだデザインの住宅が並んでいる。

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Bollerstaudenstraße [Rieselfeld][5]Am Lindenwäldle[3]Munzinger Straße [Haid]

5系統の電車で3駅先のAm Lindenwäldleまで戻り、Munzinger Straße [Haid]行きの3系統の電車を待つ。3系統の路線はVaubanから旧市街方面へ北上して都心部を通り、中央駅を経由し南下してHaid地区へ戻ってくる・・・という、四角形の三辺を通るようなコースを取っているので、5系統の路線がさながら残りの一辺を結ぶバイパスのような格好である。

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《(上2枚)Am Lindenwäldleにて》

この辺りまで来るとすっかり郊外の風情で、がらんとした風景の中を時折水しぶきを上げて車が通り過ぎていくのみ。ザーザーと降り続く雨の中、傘を差してホームに佇んでいると、「遠い異国の地で、こんな何にもない場所で俺は一体何をやっているんだろう・・・?」という疑問が頭をもたげてくるが、「日本だろうと外国だろうと乗り潰しは乗り潰し。いつもやってるのと同じ事だろう?」と無理矢理に押さえ込む。

VAG-Zentrumというトラムの車庫のそばの駅を通り、2駅でMunzinger Straße [Haid]に到着。ここも複数のバス路線が集結する一大ターミナルとなっており、駅の周辺にはオフィスや商業施設が集まりニュータウンっぽい雰囲気も。


【動画】Munzinger Straße駅にて。写真が無いので動画でどうぞ

Munzinger Straße [Haid][3]Bertoldsbrunne

あとは3系統でRunzmattenwegへ移動し、1系統を乗り潰せば晴れて全線完乗なのだが、ここでいきなり旅行中時として訪れる悪夢のイベント、「腹痛(というか便意)」が襲来ッ・・・! 駅のそばのカフェは休業中だし、ちょっと離れたホームセンターへ駆け込むもトイレはないしで、にっちもさっちもいかず大ピンチ。幸い波はひとまず去ったようで、こうなったらトラムで急いで商業施設の多い都心部へ移動するしかないと考え、ひとまず1系統の乗車はお預けとし、3系統でベルトルトの泉へ直行することに。

そして約20分後・・・ デパートでトイレを借り、緊張から開放され安堵の表情を浮かべた私がベルトルトの泉に立っていた。この時点で時刻は19時、もう少し日没までには時間はあるが、旅も6日目に入りそろそろ疲労も溜まりつつあるので、あまり無理せずこの辺で切り上げてホテルへ戻ることに。この日は夕食は摂らずそのまま就寝した。

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《結局今日は一日中雨でした》

(2008.04.09)


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