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2009.03.13

ドイツ (3-9)シュトゥットガルトU-Bahn・その1

シュトゥットガルト中央駅のS-Bahnホームから、地下コンコースを経由してU-Bahnホームへと移動する。U-Bahn(ドイツ語読みでは「ウーバーン」)とは「地下鉄」を意味する言葉なのだが、我々が地下鉄と聞いてまず想像する、普通鉄道がそのまま地下を走行している形態も勿論のこと、ドイツ全土を見渡してみればこの枠から大きく外れた面白いタイプの路線も数多く走っている。ここシュトゥットガルトのU-Bahnもその一つで、ホームに降りてみると細身で短編成のトラムタイプの車両が引きも切らず発着している光景を目の当たりにすることになる。

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《(上2枚)シュトゥットガルト中央駅・U-Bahnホームにて》

1面2線のみで手狭な印象が拭えないS-Bahnのホームとは対照的に、こちら側は対向式のホームでスペースもゆったり。利用客は多いが、余裕のせいか心なしか穏やかな空気が漂っているようにも感じられる。

さて今回の試乗のお目当ては、日本出発前に面白いらしいという情報を得て来た15系統(U15)の電車。シュトゥットガルトのU-Bahnは標準軌で高床式という、普通鉄道の車両の幅を縮めただけの新型車両で運転される系統と、狭軌で低床式の典型的なトラムタイプである古参の車両で運転される系統の二種類があり、15系統は後者。ここ中央駅には高床式の電車が発着するホームと低床式の電車が発着するホームの二種類が設けられており、両者が端でつながっている。

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《高床ホームから低床ホームを眺める》

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《こちらは逆に低床ホームから高床ホームを眺めた視点》

・・・のはずなのだが、高床ホームには常に乗客が滞留している一方で、低床式ホームには不思議なことに殆ど人の気配がない。まさか・・・と思っていたらそのまさかで、LED方向幕に「U15 Heumaden」の文字を燦々と輝かせた電車が無情にも低床ホームには目もくれず、高床ホームへまっしぐらに滑り込んで行ったのだった。というのも狭軌路線は順次改軌の上、新型車両に置き換えが進んでいるという話は聞いていたのだが、とうとう最後の狭軌路線である15系統も改軌が完了し、狭軌路線は全滅してしまったようである。高床ホームと低床ホームの混在も、あくまで過渡的措置だったということで。


《上の写真の線路部分を拡大。三線軌条になっているのがお分かりでしょうか?》

昔ながらの「ろめんでんしゃ」を味わいそびれ、まぁ残念といえば残念ではあるが、あくまで線路の幅を変えただけでルートそのものは変化していないはずなので、気を取り直して試乗といってみよう。

次回へ続きます。

(2008.04.11)


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