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2009.05.17

ドイツ (6-5)国際快速列車

RE0453 Nürnberg Hbf(13:40)→Amberg(14:30)

接続時間が割とすぐなので直接出発ホームに上がると、既に乗車予定の列車がスタンバイしていた。発車案内板によるとこの列車の行き先はチェコの首都・プラハ。2等車が2両、1等車が1両という構成の3両編成の客車である。この客車はチェコ鉄道(ČD)の所属で、DBの車両の洗練されたデザインと比較すると野暮ったい感じは否めず、車内も今ひとつ清潔感に欠ける気が。チェコは2007年12月にシェンゲン協定加盟国の仲間入りを果たし、ドイツからはパスポート無しでも行き来できる国となったが、西欧と東欧の格差はこういった面に如実に現れている。

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この列車には開放型の座席はなく、全席コンパートメントスタイル。短い編成だが私の陣取った個室には結局誰も現れないまま発車時刻を迎えることになった。この先アンベルク方面へはほぼ1時間間隔で快速列車が運行されており(この列車の10分後に続行してくる)、地域輸送はそちらが担っているため、この列車はニュルンベルクとチェコ国内間との輸送に特化した形である。ということで輸送量は自ずと限られたものになるわけだが、大都市ニュルンベルクにたった3両の短編成の列車が乗り入れてくるというのはある意味衝撃的だ。それでも国際列車らしい風格は持ち合わせており、快速列車ながら「KAREL CAPEK(カレル・チャペック。チェコの国民的作家の名前)」という愛称まで付いている。

列車はニュルンベルク中央駅を出発し、しばらく行くと複線非電化という北海道を思わせるような線路に。沿線はあまり都市化は進んでおらず、ローカル風情さえ漂っているのだが、ニュルンベルク~ドレスデン間を結ぶ快速列車(数年前まではICEの気動車版が運行されていた系統)をはじめとしてこの路線を経由する系統は多く、列車のすれ違いも頻繁だ。スピードはというと、遅くはないが然りとて速くもないという歯切れの悪い走りっぷりで、実際この列車がアンベルクまでノンストップなのに対し、後続のREは途中3駅停車にも拘らずむしろ1分速いという有様である。

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《列車最後尾からの後面展望》

デッキで後面展望にかぶりついていると、トイレの順番待ちだと勘違いした女の子「達」が横で待っていたので、「空いてるよ」と教えてあげたのだが・・・ おいおい、礼も言わないどころか3人で入っていくぞ。お前ら何する気だ? 実は彼女ら、ニュルンベルク中央駅のホームで列車の発車までベンチに腰掛けているのを見掛け、イマイチ目つきも良くないしジャージ姿だしと印象が良くなかったのだが、田舎の高校生よろしく十中八九トイレで喫煙でもするつもりなのだろう(ドイツ鉄道は優等列車も含めて全席禁煙)。日本でもドイツでも、柄の悪い連中の所業というのは同じのようだ。

何度か分岐を繰り返しつつもほぼ全区間に渡って複線の線路は続き、14時30分、ニュルンベルクから50分でアンベルク駅に到着。この列車のプラハ到着は18時45分となり、ニュルンベルクからの所要時間は実に5時間にも及ぶ。道中の安全をお祈りしつつ、チェコへ旅立っていく(帰っていく?)列車を見送った。

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《アンベルク駅ホームにて》

(2008.04.14)


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