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2009.06.07

香港2008 Prologue (1)枝葉末節ですがやっぱり落ち着かないので

いよいよ暮れも押し迫った2008年12月21日、日曜日。ようやく空が青みがかってきた早朝、自宅の門を出る。

さて今回の旅の目的地は、2年前のちょうど今頃にも訪れた香港である。前回の旅以来すっかりその魅力にとり付かれてしまい、幾度となく再訪するチャンスを窺ってきたのだが、昨年は同じ中華圏である台湾を訪問したのでパス。今年こそはと考えていたところ、たまたまクリスマスの時期限定で割とお手頃な航空券が出てきたので、街じゅうを飾るイルミネーションの美しさはもとより、暑くもなく寒くもなくのベストシーズンでもあり、迷わず購入ボタンをポチっとしたわけである。

前回はたった3泊4日、しかも欲張って日帰りでマカオにも行ってしまったため、十分な時間を取れず消化不良のまま帰国してしまったのが悔やまれたが、今回は比較的余裕のある5泊6日の日程。前回の反省点を踏まえ、やり残した事の回収は勿論のこと、前回の旅をはるかに超えるスケールで様々な乗り物を駆使し、香港中を縦横無尽に駆け回るつもりだ。まるで遠足や遊園地に行く子供のようにワクワクした気持ちである。

だからというわけではないが、昨晩はほとんど一睡も出来ず、福知山線の快速電車に揺られる私のまぶたは重い。昨日買ったばかりのガイドブックに一通り目を通しておかなければならないのだが、睡魔と戦ってまでそうする気力が起こらないのも確か。とりあえず機内へ持ち越しとしましょうか。

飛行機は大阪からの直行便なので、宝塚からは実に遠い関西空港まで出向かなければならないが、今回のアクセスは運賃をケチって大阪環状線→南海空港線の最安ルートを用いることに。日曜日なので、都心を走る電車は混雑もなくまったりとした雰囲気である。

新今宮で南海電車に乗り換えるが、予定よりも早く着いてしまったため、次の空港急行までにはかなりの待ち時間があり、先行する区間急行も泉佐野での接続がないので、結局空港急行を待たなければならない。こんな所でボーっとしていても仕方が無いので、予定外ではあるが先に出る特急ラピートβに乗ることにした。500円のエクストラコストは不本意ではあったが、日本の鉄道車両ではトップ3に入るほどの大好きな車両であるラピート、たまにこうして思い出したように乗ってみるのも悪くない。

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1994年の関空開港当時は鳴り物入りで登場し、様々な話題を振りまいたこのラピートだが、いかんせん難波から先へ行けないネットワークの貧弱さがアキレス腱となり、ライバルである「はるか」の後塵を拝するようになるのに大して時間は掛からなかった。難波~関西空港間無停車という、かなり思い切った停車駅設定だったラピートαも現在は大幅に停車駅が追加となり、平日朝の下り3本が残るのみ。途中駅での集客を重視する戦略というのは、近年の関西私鉄ではすっかりお馴染みとなった図式である。日本の鉄道史上に燦然と輝くこの名車、なにわ筋線開業まで何とか命をつないで欲しいものだが・・・

そんな心配をせずにはいられないほどの利用客低迷にあえぐこの特急電車も、さすがに午前の出発ラッシュに関連する列車は十分な乗り具合である。ワンコイン100円での乗車が可能な泉佐野からは、まさかまさかで隣に人が乗って来てほぼ満席に。往年の華やかさを取り戻したかのような列車は関空連絡橋を飛ぶように渡り、関西空港駅に到着。途中ダイヤに織り込み済みとはいえ信号に引っかかっていた箇所もあったので、新今宮からは37分を要していた。

前回の香港旅行ではANAを利用したが、今回は香港のナショナルフラッグキャリア・キャセイパシフィック航空である。Web上からのオンラインチェックインを済ませてあるので、順番待ちの行列を尻目にファーストクラス用のカウンターで悠々チェックイン。昨年の台湾旅行でキャセイを利用した際には関空のカウンターで紙の航空券を渡されたものだが、今回は正真正銘のEチケットだ。今年(2009年)に入ってからはとうとう自宅のプリンタで印刷した搭乗券で乗れるようになったらしく、便利になったやら有り難味がないやら。

ところでキャセイの正規割引航空券を買うと「とっておき香港ガイド」というポケットサイズの情報誌がもらえるのだが、これを持っているとほんのささやかながら「いいこと」があるので、興味がなくとも是非手に入れておきたい。インターネットでの購入の場合は、日本の空港のチェックインカウンターでもらえます。

搭乗手続きがスムーズに終わり、1時間半ほど待ち時間が出来たので、エアロプラザへ移動して「松屋」で朝定食。旅客から空港関係者まで幅広く利用されており、何かにつけ高めの空港の飲食店群の中で、市価で提供してくれているオアシス的存在だ。

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量の方はまぁそこそこだが、どうせ飛行機の中でまた何か出るので問題なし。それにしても、エアロプラザの壮絶な寂れっぷりには思わず息を呑むほどの迫力がある。ターミナルビルとは鉄道駅をはさんで正反対の場所と、立地があまりにも悪すぎるのが最大の原因だろう。日常的な空港利用者はともかく、他の国や地方からの旅行者ならば、きっとその存在さえにも気付かないまま通り過ぎるという人も多いに違いない。最近はターミナルビルの施設が充実してきたので尚更である。

搭乗ゲートには30分前に着くつもりで、そんなゴーストタウン状態のエアロプラザをぶらついたりとのんびり行動していたが、やや混雑していた手荷物検査、そして出国審査を済ませてゲートに直行すると、今まさに搭乗の始まる所だった。今回の旅では図らずもこのようなジャストタイム、或いはギリギリという状況が事ある毎に頻繁に起こることになるのだが、その話はまたおいおいと・・・

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とまあ前置きはこの辺にして、次回は香港へ向け出発。

(2008.12.21)


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