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2009.07.31

香港2008 (1-7)尖沙咀~旺角~天水圍

クリスマスイベントで賑わう広場を横目に、スターフェリー埠頭に隣接したバスターミナルへ。「やり残した事」というのは彌敦道(ネイザンロード)に突き出した大看板の下を二階建てバスで走り抜けてみる、ということ。彌敦道を縦断する路線ならばどれでもいいのだが、今回は予め目星をつけていた九龍バスの2系統(行先は『蘇屋』)に乗車してみることにする。

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《バスの方向幕にも「メリークリスマス」のメッセージが!(バスターミナルにて)》

先発のバスの2階最前列は既に埋まっていたので、次のバスを待つことに。彌敦道をあれだけひっきりなしに走っているバス軍団も、一つ一つの系統を取り出してみれば運転間隔はごくフツー。2系統も10分おきとなっている。

ということで次のバスの到着を待っていると、「リンリンリン、リンリンリン・・・」という音楽と共に、聖歌隊みたいな人を満載したシティバス(城巴)のオープントップバスが登場。さすがイギリスの元植民地、同じ東アジアでも表層だけを撫でる日本に比べ、クリスマスの盛り上がりっぷりは一味も二味も違う。

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九巴2 尖沙咀碼頭旺角奶路臣街

車上の人となり、ターミナルを出発すると梳士巴利道を東へ。一枚目の写真に写っている最新型のバスで、座席もクッションが効いていて乗り心地が良い。ペニンシュラホテルの正面玄関前を過ぎれば直ぐに左折して、いよいよ彌敦道へ。早速色とりどりのネオンを纏った大看板が出迎えてくれ、頭上すれすれの所を次々と後方へ飛び去ってゆく。

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尖沙咀の駅前を過ぎ、九龍公園の東側では看板も一旦鳴りを潜めるが、佐敦に差し掛かったところですぐさま復活。別系統のバスと抜きつ抜かれつのデッドヒート(?)を繰り広げながら、極彩色のネオンの下を駆け抜けていく。ツアーなんかで乗れるオープントップバスならば迫力もひとしおなのだろうが、路線バスならば4ドル(=約50円。2系統を尖沙咀碼頭から乗車した時の運賃)ぽっきりで気軽に飛び乗れるのだから費用対効果は十分。旺角(モンコック)で降りるつもりだったが10分弱で到着してしまい、後ろ髪を引かれつつも予定通り奶路臣街(ネルソンストリート)で下車することにした。

旺角に特に用があるわけではなかったが、デザートでも食べようかなとそこら辺をうろついていたところ、ランガムプレイス前に「許留山」を発見。マンゴーアイスのフルーツ乗せを注文し、ホッと一息つく。

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時刻は午後9時、眠らない街香港ではまだまだ宵の口ではあるが、昨夜はほぼ一睡もしていないのと、三田・・・じゃなかった、天水圍のニュータウンに1時間弱かけて帰らなくてはならないわけで、今日の所はここらで引き上げることにする。

旺角―[MTRツェン湾線]→美孚―[MTR西鉄線]→天水圍―[軽鉄705]→銀座

旺角から天水圍市中心へ直通するバスは無いため、素直に地下鉄乗り継ぎのルートを選択。まずはツェン湾線で西鉄線の乗換駅である美孚(メイフー)へ。「Please stand back from the doors. プププププププ・・・」のアナウンスが懐かしい。この時間なのでもちろん立ちんぼうである。

美孚駅での乗り換えでは、京葉線の東京駅を髣髴とさせる長い長い連絡通路が待ち受けていた。動く歩道がないだけあって東京駅よりも遠く感じる。合併前の旧MTR路線同士の乗り換えは多くの駅で対面乗り換えが可能だが、西鉄線は元KCR(九広鉄路)。合併直後までは連絡改札が存在したそうだが、丸一年が経過した現在では僅かな痕跡さえも留めていない。

やっぱり座れない西鉄線電車で大欖トンネルを抜け、闇の中の新界へ。「快速篠山口行きです」なんてアナウンスが聞こえてきてもおかしくないような、郊外電車の趣である。

天水圍駅では、西鉄線コンコースからエスカレーターを一本降りるだけで軽鉄線のホームへ直結。前回の試乗では勘違いのせいであわや不正乗車になりかけたのだが、今回はバッチリ「入站」の読み取り機にオクトパスをタッチ。銀座へは705系統か751系統に乗ればいいのだが、先に到着したのは705系統。天水圍駅を起点にニュータウンをぐるりと一周する反時計回りの循環系統で、逆の時計回りには別に706という系統番号が与えられている。ちなみに方向幕の表示はどちらも「天水圍循環線(Tin Shui Wai Circular)」。

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《天水圍駅の西鉄線ホーム(上)と軽鉄線銀座方面ホーム(下)》

単行で到着した電車は乗り換え客を飲み込むとかなりの混雑に。高架橋を下りるとサイドリザベーション区間に入るが、確かに先進的なLRTシステムではあるものの、ストラスブールのトラムのように優先信号のシステムは導入されていないため、時折赤信号で足止めされるのが難点だ。軽鉄線の運賃はオクトパスカードで西鉄線と乗り継ぐと11駅以内ならば無料になり、ただでさえ安い運賃なのにここまで手厚い割引制度を受けられるとは驚くべきだが、乗り換えなしで都心部とを直結するバスという強力なライバルが存在する以上、こうでもしないと勝負にならないという一面もある。

午後10時過ぎ、「日比谷」と「有楽町」のネオンが煌々と輝く銀座広場に戻ってきた。都心部では不夜城の香港でも、こんな郊外のニュータウンではこの時刻になるとひと気も少なくガランとしている。ホテルの宿泊プランには朝食は付いていないので、ショッピングセンターのスーパーで明日の朝ごはんを調達。ホテルの自室に戻り、入浴とデジカメ写真の整理を済ませ、広~いダブルベッドを占領して今宵はバタンキュー(死語?)。初日は乗り物三昧で終わったのだった。

今日の歩数カウント:18,615歩

(2008.12.21)


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