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2009.09.15

香港2008 (4-9)遅まきながらもトラム完乗

午後5時。歩数計は今日も2万歩台へ軽く届く勢いでカウントを重ね、もうこれ以上目的もなしにうろつく気にはなれないので、歩かずに出来る市内観光を―― となればやっぱりトラムの出番である。今日は跑馬地(ハッピーバレー)への支線を乗りつぶし、いよいよトラム全線の完乗を達成しようと思う。

九巴・新巴110 香港科學館シャウ箕灣佐敦(匯翔道)

香港歴史博物館から尖沙咀駅までは少し距離があるため、目の前を走る漆咸道南のバス停から直接香港島へ出られないだろうか・・・と通用乗車地圖を繰っていたら、お誂え向きにシャウ箕灣行きの110系統を発見。ポールに掛けられた掲示板によると、この日は広東道でイベントが開催されるらしく、110系統も含めてここを通る路線は夕方から経路変更の措置をとるそうだ。幸い今の時間はギリギリで影響がなく、ちょっと待たされたものの無事にバスが到着。それにしても過海線の割にはやけに運賃が安いのだが・・・?

バスは漆咸道南→梳士巴利道→九龍公園径というルートを取り、2年前にここからマカオ行きの高速船に乗船した、中港城(チャイナ・フェリーターミナル)横のバス停にも停車。海底トンネルからはやけに西へ遠ざかっているので訝んでいたら、なんと九龍駅近くの埋立地のバスターミナルで終点。なぜこんな間違いを犯してしまったかというと、香港歴史博物館からは確かに香港島は南の方角にあるのだが、海底トンネルへ続く道路のインターチェンジはここから北にあるため。思い込みで南行きのバス停から乗り込んだところ、逆方向へ行ってしまったというわけだ。最後の頼みの綱である方向幕も、先述の「恭祝聖誕(メリークリスマス)」や自社の広告を表示したりしているもので・・・。

このまま同じ110系統で引き返しても良いのだが、すっかり心が折れてしまったので九龍駅からMTRでシャウ箕灣へ向かうことにする。この佐敦(匯翔道)バスターミナルは、九龍駅と来年夏開業予定(※この記事の執筆時点で既に開通済み)の西鉄線の延伸線・柯士甸(オースティン)駅との中間あたりに位置し、周りにはなんにもない殺風景な場所。九龍駅周辺は新都心としての基盤が着々と整えられつつあるが、少し外れたこの辺りにまで開発の手が及ぶのは、もう少し先の話のようである。

それでも九龍駅に隣接したショッピングセンターにはスーパーマーケットがあり、職住近接を地で行っているかのよう。また香港駅~中環駅の長い連絡通路を通り、港島線でシャウ箕湾駅に着いて地上へ出れば、もうすっかり暗くなっている。

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《(上3枚)シャウ箕湾駅そばの市場》

朝と変わらず活気に満ちた生鮮市場(↑の写真)を覗いたのち、ハッピーバレー行きの電車に乗り込んで出発。支線が分岐する銅鑼灣まではMTRで7駅もあるので、終点まではやはり1時間近くを要する。今夜は一昨日のような寒さはなく、前の窓を全開にして思う存分街の空気を浴びる。

銅鑼灣駅の西付近で軒尼詩道から反れ、左へ曲がって南の方角へ。銅鑼灣の繁華街の真ん中を突っ切り、競馬場の外周道路へ入るとひっそりとした雰囲気になる。この区間ではトラムは南行きの一方通行なので、線路は単線。2階席からは壁越しに競馬場のコースを眺めることが出来る。どうでもいいが、ハッピーバレーという地名を聞く度にorange pekoeの同名の曲が頭の中でリピートして仕方がない。

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そのまま谷を詰めていき、競馬場の南端の外周道路上に置かれたターミナルでこの電車は終点。かつてこの谷は湿地帯や沼地が広がり、マラリアの汚染地帯でもあって、香港島北岸では希少な平地ながらも住むのには適した場所ではなかったが、それ故に広大なスペースが不可欠な競馬場の建設地として白羽の矢が立てられた。現代ではターミナルの南側に市街地が広がり、知る人ぞ知るようなグルメスポットもあるという。

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《ハッピーバレーのトラムターミナルにて》

さて、今夜は香港會議展覧中心のプロムナードからシンフォニー・オブ・ライツを鑑賞するつもり。もうあまり時間がないため、到着するや否や灣仔方面へ戻る電車でとんぼ返りである。といっても来た方向へ折り返すわけではなく、そのまま続く単線の線路を進んで競馬場の反対側を北へ向かう形になる。程なく香港仔トンネルへ接続する高架道路の真下を走るようになり、どこか専用軌道の趣も。

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南行きの線路とは合流しないまま軒尼詩道へ。本当は灣仔に行きたいのだが、東行きの電車に乗ってしまったので最初の停留所で乗り換え。とはいえ乗り間違えたところで電車は次々やって来るし、運賃もたったの2ドルである。

灣仔の分域街(Fenwick Street)の停留所で下車し、プロムナードを目指してひたすら北へ。

(2008.12.24)


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