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2009.11.21

四国62h (3-2)松山市内線全線制覇 Part2

松山市駅は路面電車および鉄道線の3路線すべてが集結する伊予鉄道最大のターミナル。JRの松山駅は中長距離旅客主体の駅なので、松山都市圏の近郊輸送についてはこの駅が市の中心駅としての役目を担っている。JR松山駅周辺はホテルは多いものの実のところそれほど繁華な地区ではないのだが、松山市駅については駅ビルの中に大型百貨店(四国では最大の規模を誇るのだとか)が入居しているほか、駅の東側からは大街道と並んで松山市を代表する商店街である銀天街が始まっており、名実共に市の核となっている。

鉄道線には乗車しないが、電停のすぐそばなので中央改札口を見に行ってみる。駅ビルが百貨店を内包しているというより、駅が百貨店に飲み込まれているという表現の方がしっくりくるかも。

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《松山市駅・中央改札口》

近代建築風というか、なかなか凝ったデザインでちょっと日本離れしている感じ。日本離れしていると思った理由についてはもう一つあり…

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上の写真は改札口なのだが、『ICい~カード』と呼ばれるIC乗車券のリーダーが生えているだけ。横には磁気券利用者のために通常の自動改札機も設置されているものの、こちらには通せんぼする扉はついておらず、実質的には信用乗車方式のようになっている。SuicaやICOCAのエリア内の無人駅同士でも同様だが、確実に運賃を収受したかを確認する術がないため(車内に検札員を配置すれば別でしょうが)、ほぼ完全に良心に委ねられたシステムになっている。概して国民のモラルが高い日本ならではの風景と呼べるかもしれない。

こちらは路面電車の松山市駅電停全景。後述の「坊っちゃん列車」がやって来るので、ホームの柵や上屋がレトロモダン調になっている。この坊っちゃん列車を意識したデザインは、他にも運転区間の停車駅では随所で見ることが出来る。

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?系統 松山市駅南堀端

次の乗車区間へ向かうために、松山市駅から南堀端まで一駅だけ乗車。普段ならば確実に徒歩で移動する距離だが、ここは一日乗車券の威力を存分に行使する。

さて、今回の乗り潰しで唯一かつ最大の難所が西堀端~本町六丁目間の本町線。ここを通るのは6系統の電車のみだが、この系統、一時間に6本から10本の本数が走る他の系統とは異なり、30分間隔でしか走っていないのだ。停留所にやって来るタイミングによっては二十数分待たされてもおかしくはなく、このネックさえ無ければ全線制覇には2時間で充分と書く所である。

というわけで南堀端電停で時刻表をチェックすると、やはり20分ちょっと待たされるようだ。ここでボーっとしていても仕方がないので、お堀の内側に広がる公園で早朝の散歩としゃれこみつつ、ここから東の市役所前か県庁前電停あたりで電車をつかまえることにした。それにしても、路面電車は時刻表要らずという常識からすると強烈な違和感を覚えるもので。

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《(上2枚)南堀端にて》

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《お堀。南堀端の橋の上から西を向いて》

緑に覆われた散策道は早朝ということもあってほとんど人影もなく、都会の真ん中に居ることを忘れてしまいそう。

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《お堀沿いの散策道》

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《お堀越しに愛媛県庁と城山を望む》

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《愛媛県庁》

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《県庁前電停から大街道方面を望む》


6系統 県庁前本町六丁目

暫しのリフレッシュタイムを終え、県庁前電停で無事に本町六丁目行きの電車をキャッチ。西堀端を出て松山駅方面行きの路線(大手町線)と分岐すると、線路はすぐに単線となる。ここから本町六丁目までの1.5kmには終着駅も含めて行き違い設備が全く存在しないので、全区間が一閉塞ということに。従って高頻度での運転は物理的に不可能なのだが、それでも2005年に現在のダイヤに減便されるまでは20分間隔で運転されていたそうだ。

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《西堀端の分岐点。直進側が本町線》

私が乗り込んだ時点で既に車内はガラガラだったが、本町線に入るか入らないかという頃には乗客は私一人だけに。一応運転士さんに「終点まで行きますので…」と一言伝えておいたものの、その後も各停留所に律儀に停まっていく。片側二車線の大通りの沿道には中層の住宅やオフィスビルが並び、この閑散とした車内にはとてもそぐわない風景だが、通りにはバス路線が並行して走っており、また伊予鉄の別路線が極めて近接した場所を通っていたりと、この都会のエアポケットは利用者の食い合いによる産物のようだ。もちろんバスも電車も伊予鉄グループなので、競合という形にはなってはいないのだが。

専用軌道の城北線の踏切の直前で線路がプツっと切れると、たった5分の本町線の旅はおしまい。続いて城北線を東へ向かうことにする。

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《本町線のどんづまり》

(2008.07.21)


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