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2009.12.05

大阪渡船ラリー (1)甚兵衛渡船場

長編の紀行文の執筆が一段落ついたので、次の旅行までの間しばらくは、「ご近所から海外まで」の「ご近所」の部分にスポットを当てていきたいと思います。

さて今回は、大阪市営の渡し船(渡船)のご紹介。以前「スルッとKANSAI 3dayチケット」を使った小旅行の際に天保山渡船だけは試乗したことがあるのですが(→当該記事にリンク)、他にも7路線が運航されており、丸一日かけてこの残り全航路を制覇したという記録です。決行日は暮れも押し迫った2006年12月29日。朝から雪がちらついて冷え込んだ日でした。

訪ねる順番は予め効率を考えて決めてあり、訪問済みの天保山渡船以外は以下のような順序になります。実は現地では諸事情あってこの通りとはいかず、一部入れ替えがあったのですが。

(1) 甚兵衛(じんべえ)渡船場
(2) 千歳(ちとせ)渡船場
(3) 船町(ふなまち)渡船場
(4) 木津川(きづがわ)渡船場
(5) 千本松(せんぼんまつ)渡船場
(6) 落合下(おちあいしも)渡船場
(7) 落合上(おちあいかみ)渡船場

散らばっている範囲はそれほど広くはないものの徒歩で回ることは到底無理なので、たまたまこの日使用できた、大阪市営地下鉄・ニュートラム・バスが一日乗り放題となる「ノーマイカーフリーチケット」600円也を活用。大阪市のホームページにはご丁寧に渡船の訪問ガイドが用意されており、最寄りのバス停の案内も記載されています。

それでは前置きもほどほどに、出発といきましょうか…

9時半、地下鉄中央線弁天町駅のバスターミナルからスタート。106系統のバス(106A・106B・106C・106Dの4種類がありますがどれでもOK)で《福崎一丁目》というバス停へ向かいます。渡船というからには両岸に二箇所船着場があるわけですが、勿論これも考慮して効率よくプランを組み立てました。地下鉄網が貧弱でバスが公共交通の主力である京都とは違い、大阪市内は地下鉄が縦横に張り巡らされているので、路線バスを使う機会は数年に一度くらいなものですね。今日だけでひょっとしたら30年分くらい乗っているかもです。

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《地下鉄中央線弁天町駅ホーム》

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《大阪の市営バス》

バスを下車したら、来た方向の延長線上をまっすぐ進みます。周辺は工場とか倉庫とか物流センターとか、典型的な港湾地区の風景。今日はこんな殺風景な場所を日がなウロウロすることになります。

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《Welcome to industrial area!!》

そばには大阪環状線から分岐していた貨物線(大阪臨港線)の廃線跡が。運行を休止してまだ2年ほどしか経っていないので、まるで今にも列車が走ってきそうな形でレールが完全に残っていました。

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《(上2枚)大阪臨港線の軌道敷》

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《遮断機は撤去されていますが踏切です》

バス停からは正味5分程度で甚兵衛渡船場に到着です。道路側からは防潮堤に遮られて船着場本体が見えないので、これでもかと看板が立っています。

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自転車も載せられるので船着場にはスロープ完備。でも単車はNGです。

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というより、むしろ徒歩よりも自転車利用の方が多かったです。

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甚兵衛渡船は日中は15分間隔での運航。全8路線の中では運航本数は多い部類に入りますが、平日のラッシュ時には10分間隔~随時運航と更に増えます。それでもさすがに24時間運航とはいかず、深夜帯は近隣の橋へお回り下さい、ということになります。ちなみに運賃は8路線共に無料。

船内の様子。所要時間は2分程度なのでベンチはありません。天保山渡船ではUSJの外国人キャストの姿を見られたりしますが、こちらは地元民純度100%。乗船員の詰所がある船着場からの一往復がワンセットとなっています。

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出航。横断する川は尻無川と呼びますが、運河化されていて川幅はかなり広いです。このような渡船が残っている理由として、まず第一に大型船舶が往来するために橋を架けにくいという事情が挙げられます。下の一枚目の写真に写っているアーチ型のゲートは、大阪湾からの高潮を食い止める為の水門です。

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《(上2枚)尻無川を横断中》

約2分で川を横断し、対岸の船着場に到着。約10分後の次の出航まで乗船員は詰所で待機となります。下の写真、対岸の右側に水色の柵が見えるのが出発した船着場です。

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泉尾側の船着場の様子です。防潮堤が目隠ししているのはこちら側も同様。

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さ、こういう調子でどんどん回って行きましょう。次回へ続きます。
甚兵衛渡船場(大阪市ホームページへ)


大きな地図で見る

(2006.12.29)


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