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2009.12.16

雁多尾畑を知っていますか(後編)

東側から雁多尾畑の集落へ入ります。大和川の渓谷からはかなり高度を上げてきましたが、予想以上の規模の集落だったので少々ビックリしました。余談ですがこの地名、MS-IMEで「かりんどおばた」と入力すると一発で変換が可能。総合的な変換精度こそソコソコですが、MS-IMEは意外と地名に強いので、地理系の文章を書く機会が多い私にとっては助かります。

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《雁多尾畑の中心部》

集落は斜面上に広がっているので、何処へ行くにも坂道を上り下り。集落内には市役所の出張所や郵便局、商店・診療所・保育園・小中学校と、各機関が一通り揃っています。すぐ下の写真の道路はこの集落のメインストリートである大阪府道183号線。この道を更に上り詰めて北へ向かえば、信貴山に出ることができます。

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《(上3枚)集落内の風景》

こちらは光徳寺の山門。雁多尾畑という地名は、このお寺の本堂の別称である「雁林堂(かりんどう)」から由来しているのだとか。

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雁多尾畑への公共交通機関としては、市営の無料巡回バスが早朝から昼にかけて数便運行されており、JR大和路線の高井田駅や近鉄大阪線の河内国分駅との往復に利用できます。登り道となる往きはバスの時間に合わせて、帰りは河内堅上駅へ歩いて下るのが効率的なプランかもしれません。但し、運行は平日のみ。土・日・祝日はタクシーを使うか、頑張って河内堅上駅から歩くしかありません。
市内循環バス『きらめき号』 路線図/時刻表

半時間あまり坂を上ったり下ったりしつつ集落内をくまなく巡りましたが、伝統的な瓦屋根の家屋にほぼ統一されており、散策は思いのほか楽しく拾い物でした。ひとつ驚いたのが、柏原市内でしかも駅から歩いて来れる場所にも拘らず、携帯電話が圏外だったこと。私の携帯はauなのでドコモならば通じたのかもしれませんが、こんな都市近郊にも圏外の場所が残っているとは。それならば果たしてブロードバンド回線は? 電話局からは相当距離がありそうなのでADSLは無理っぽいですが…。
*2009年12月現在、フレッツ光のみ提供中のようです。auも制限があるものの一応サービスエリア内となりました。

訪問を終え、府道を下って河内堅上駅へ帰ることにします。

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こちらは堅上小学校。隣接する堅上中学校と連携して小中一貫教育が行われており、中学1~3年は7~9年生とも呼ばれているとか。私は中高一貫の私立校に通っていましたが、その学校には4~6年生という呼称は無かったですね。

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こういう景色を見ると、のどかな山里としか思えません。もう二度と訪れることもないだろうとこの時は考えたのですが、3ヶ月後に青森旅行から帰ってくる際に搭乗した飛行機が雁多尾畑を低空飛行で通過し、思い掛けない“再会”を果たすことになりました。

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集落の中心から20分ちょっと歩いて、池のほとりに鎮座する金山彦神社へ。もう大和川の岸辺も近く、この辺りは青谷という地区となっています。

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《金山彦神社》

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《青谷大池》

ここで高井田駅方面へ向かう県道とは別れ、青谷の集落を細い道で抜けていけば、河内堅上駅はすぐそこ。この後は大和路線で天王寺方面へ戻り、途中下車して平野の町を散策して帰りました。バスの運行日の関係上、休日に訪問しにくいのが難点ですが、結構雰囲気のいい集落なので、亀ノ瀬の見学がてらハイキングのつもりでブラリと訪れてみては如何でしょうか。

(2007.02.03)




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コメント

こんばんわ、雁多尾畑について調べていたら、この記事にいきあたりました。ここは、亡くなった親父の里で、先日法事で訪れたばかりです。急斜面に張り付いた集落ですがブドウ農家の多い所です。地形の複雑な所に、苦労して道を付け家を建てている不思議な集落のようにも思えます。
近くの大和川の亀ノ瀬トンネル跡も行ってみたいところです。ご紹介ありがとうございました。

初めまして。コメントいただき有難うございます。「雁多尾畑」で検索するとこの記事がトップに出てくるので、結構ちょくちょく訪問者の方がいらっしゃいますね。仰るとおり、大都市の市街地から程近い場所に忽然と現れる山里という趣で、不思議な感じのする集落でした。亀ノ瀬トンネルは未訪問なのですが、見学は平日のみながら随時募集しているようなので(→こちらのリンク)、いつか必ず見学に訪れようと考えております。

亀ノ瀬についての見学情報ありがとうございます。私も、いつか訪れてみたいと思います。

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