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2012.01.28

タイ (1-13)長い一日の終わり in バンコク

プラ・プームが最後の目的地――と言いつつも、ここまで来たついでにサヤーム界隈のもう一つの巨大ショッピングセンター、セントラル・ワールドへ。日本の伊勢丹も入居しており、すぐ西側のサヤーム・パラゴンとはライバル関係にあるとか。昨年の赤シャツVS黄シャツの抗争の最中、一部暴徒化したタクシン派のデモ隊によって放火・略奪され、建物が一部崩落するなど大きな被害が出たそうだが、外観についてはほぼ復旧が完了し、当時の爪痕を見ることは出来なかった。

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《セントラル・ワールド前の広場にて》

ラーチャダムリ通りをまたぐ歩道橋の上から北方向を望む。この一枚にバンコクの繁栄が凝縮されているという趣だが、それだけにタクシン派の支持基盤である貧困層の怒りの矛先がこの界隈に向いたという理由もそれなりに納得がいく。

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同じ歩道橋からラーマ1世通りとの交差点を撮影。時刻は午後4時40分、そろそろ夕方のラッシュが始まろうかという頃である。もう既にここを先頭に酷く渋滞しており、交差点の中はぐちゃぐちゃ。人口900万のメガシティに未だに高架鉄道2本と地下鉄1本しか整備されていないのだから、信じ難い話である。

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今度こそホテルへ帰るべく、東へ150m程のBTSチットロム(Chit Lom)駅へ。サヤーム駅での乗り換えは今回の旅では唯一となる逆方向への乗り換えとなったが、上下線のホームは二層構造になっているため、エスカレーターを一本上り下りするだけで済む。ウォンウィエンヤイ方面のホームから望むサヤーム駅の南側は更地になっているが、どうやらここも暴徒の放火によって建物が焼失した跡地らしい。短い滞在期間中に何度も見ることになったこの風景が、昨年の大規模デモを偲ばせる唯一の面影であった。

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サパーン・タクシン駅から途中のセブンイレブンで買い物をしつつ、午後5時30分前に我が城に帰還。あの騒々しい街から静かな部屋に戻ってくるとホッとする。こんなに早く帰ってきた訳としてはもちろん病み上がりの体をいたわってということもあるが、部屋のベランダからバンコクに沈む夕日を真正面に眺めることが出来るため。日没時刻は午後6時なのだが、日が落ちていく先には厚い雲がかかっており、どうやら30分後を待たずして今日の所は敗戦確定のようだ。ルブアにはもう一泊するので、明日のチャンスに賭けてみよう。

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《ベランダから本日最後の太陽を眺める》

冷蔵庫を開けてみると、中にはウェルカムフルーツが。本来はチェックイン後すぐに持ってきてくれるはずなのだが、早朝のチェックインだったためだろうか。夕食はどうしようと考えていたのだが、今日の昼食は遅かったし、あまり食欲もないので今夜はこのフルーツで済ませてしまうことにした。ちなみに高級ホテルらしくハウスキーピングは昼・夕方の二回行われ、室内はこまめに清掃・整頓の手が入っている。シャワー中にベルが鳴ったのでびっくりしたが、何だろうと思いきや扉の下にこのハウスキーピングの不在票が入っていたのだった。

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《ウェルカムフルーツ》

しばらくベランダで夕暮れを眺めた後、シャワーで汗を洗い流す。バンコクの水道水は飲用には適しておらず、ガイドブックや旅行案内には必ずミネラル・ボトルドウォーターを飲むようにとアドバイスがあるが、確かにシャワーの湯には塩素をきつくしたような臭いがある。洗面台にも「これで口をゆすいでね」とばかりにペットボトルの水が置いてあるが、流石にそこまでヤワな体ではないので、こちらは飲み水用に流用した。ここでちょっとしたトラブルとして、シャワーの湯が途中からぬるくなり、いつまで経っても温度が戻らないという事態が発生。体を洗った後に浸かろうとバスタブに予め熱いお湯を張っておいたので、風邪はひかずに済んだのだが、安宿じゃああるまいし、こういう所はしっかりとしてもらいたい。

入浴・夕食?・洗濯を済ませ、PCでデジカメ写真の整理をしつつ、夜景を肴にセブンイレブンで買った瓶入りカクテルを飲むことに。「BREEZER」というブランドで、これはライム味。お値段は53B(=135円)で、こちらの物価水準ではなかなかの“高級品”である(ちなみに500mlのコカコーラは17B(=40円))。瓶のフタが王冠だったので、フロントに電話するとすぐに栓抜きを持って来てくれた。

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《BREEZER・ライム》

飛行機の機内でわずかに仮眠を取ったのみで、昨日の朝から約40時間起きっぱなしの二日間であったが、旅の興奮は例えるならば合法の覚醒剤。ほろ酔い気分でクールダウンし、そのまま眠りにつく。初日からなかなかハイテンションで飛ばしてしまったが、まだ旅は始まったばかりである。

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《バンコクの夜は更けて…》

今日の歩数カウント:26,350歩
 (前日の自宅→空港を含む)

(2011.12.09)


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