« タイ (2-1)Refreshing Morning Breeze | トップページ | タイ (2-3)Recliningな仏様~ワット・ポーにて~ »

2012.02.02

タイ (2-2)チャオプラヤー・エクスプレス・ボートでプチ観光

というわけでオーリエンテン船着場から今日最初の目的地、ワット・ポーの最寄りであるター・ティアン(Tha Tien)船着場までエクスプレス・ボートに乗船する。今回の旅で初めてチャオプラヤー川の畔に立ったのだが、ずっと気になっていた大洪水の件。この時期既にバンコク中心部に関しては安全宣言が出ていたものの、バンコク北部からアユタヤ方面にかけてはまだ水が引いておらず、これらの地域から水が流れ込むチャオプラヤー川は水位が上昇しているはず。ということで水辺に土嚢が累々と積み上げられているのでは…と予想していたのだが、意外なことにそのような異変を実感させる事象は全く見当たらない。バンコクを訪問するのは今回が最初なので平常時と比較できるわけではないのだが、至って穏やかな川の流れである。

20111210092858s
《オーリエンテン(Oriental)船着場》

船着場の桟橋はひとつだけなので上流方向・下流方向双方の船が同じ桟橋に発着するが、私が船着場に着くとすぐに姿を見せた船は、目的地である上流方向へ向かう船。停まる船着場によって5種類の種別があり、各駅停車以外の急行船はオレンジや黄などの旗を掲げているらしいのだが、やってきた船は青旗。これは観光客向けのツーリストボートで、後で調べてみると、土・日・祝日はこのツーリストボートとオレンジ旗の急行船のみの運航となっているそうだ。こちらもあの死のセーンセープ運河のボートと同じく、渋滞知らずの通勤・通学ルートとしての利用が主となっている。

20111210093238s
《すぐに船が到着》

船内は始発のサートーン(Sathon。BRTの同名駅とはまったく別の場所)からの乗客でいっぱい。洪水の影響で客足が遠のいているのでは?と考えていたのだが、これまた予想を大きく裏切られる盛況ぶりだ。左舷の窓側席がひとつ空いていたのでいそいそと腰掛ける。

20111210093354s

20111210093401s
《(上2枚)チャオプラヤーエクスプレス・ツーリストボートの船内のようす》

チケットは船内で購入する。片道チケットで一人30B(75円)。

Tourist_boat_ticket

オーリエンテン船着場からしばらくは、バンコクの名だたる高級ホテルが川沿いに立ち並ぶ地区をゆく。船着場を出るとすぐにマンダリン・オリエンタルの前を通過。この辺りはその高級ホテル街の南端にあたるが、これ以上北へ行くとBTS駅の徒歩圏からは外れてしまうので不便そうではある。 …ん?セレブは電車なんか使わないって? それはどうも失礼。

20111210093345s
《シー・プラヤー船着場手前にて。左の建物はミレニアム・ヒルトン(マハーチャイ線の項で話が出ましたが)。》

船は観光客の需要のある船着場を選んで、軽快に走っていく。ツーリストボートには観光ガイドが乗り合わせており、適当に客をいじりつつマイクを使って案内が行われている。

エクスプレス・ボートでは駅ナンバリングならぬ船着場ナンバリングが導入されており、オーリエンテンは「N1」、目的地のター・ティアンは「N8」。BTSと接続しているサートーンはターミナルという扱いなので、「CENTRAL PIER (CEN)」となっている。桟橋にはこれと船着場の名前を併記した“駅名票”が掲げられているので、外国人観光客も鉄道感覚で安心して利用できるのが便利だ。ちなみにツーリストボートの停車駅はCEN - N1 - N3 - N5 - N8 - Maharaj (ナンバリングなし) - N10 - N13。これらも含めてエクスプレス・ボートの船着場は殆どが左岸(東)側にあるため、右岸へは後述する渡し舟を利用することになる。

目的地までは短い船旅だが、ただ船の揺れに身を委ねて両岸の風景をボーっと眺めているだけで、水の都にやってきたという実感がひしひしと湧き上がってくる。チャオプラヤー川の水質は決して褒められたものではないはずなのだが、目を刺すように鮮烈なブルーの空が、茶色い川を道連れにせんばかりに青く塗り替えている。そして川に面していくつも並ぶ寺院。もちろん歴代の王様が眺めたであろう風景からは大きく隔たりはあるが、近代都市であるバンコクにも、一朝一夕には変わらない風景がまだまだある。

20111210093745ss

20111210093752s

オーリエンテン~ター・ティアン間で唯一の橋であるサパーン・プット(Saphan Phut=仏陀橋)。並行して架かる2本の橋の総称である。

20111210094250s

20111210094328s
《(上2枚)サパーン・プット。それぞれの橋に個別に名前はあります》

以下、サパーン・プットから北の風景。

20111210094345s

20111210094352s

20111210094531s

20111210094554s

左手に後ほど訪れるワット・アルンの堂々たる仏塔が見えてくると、下船地のター・ティアンに到着。15分の船旅はあまりに物足りないが、帰りもまたこの船で帰るつもりである。

ワット・ポーへはこの船着場から歩いてすぐ。ガイドブックを取り出すためにバッグを開けたところ… あっ、飲み水を入れてくるの忘れた! 毎日ホテルで飲みきれないほどサーブされるのでわざわざ買うのはどうにも勿体無かったが、さすがにコレ無しでは干上がってしまうので、道の途中の店で10B(25円/500ml)で売っているのを見つけて1本購入。コンビニで買ってもこれくらいの値段なので、常夏のタイでは必須の水分補給が気軽に出来て助かる。

次回は寝釈迦で有名なワット・ポーへ。

チャオプラヤー・エクスプレス・ボート 公式サイト(英語版)
http://www.chaophrayaexpressboat.com/en/home/

(2011.12.10)


« タイ (2-1)Refreshing Morning Breeze | トップページ | タイ (2-3)Recliningな仏様~ワット・ポーにて~ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224041/53885015

この記事へのトラックバック一覧です: タイ (2-2)チャオプラヤー・エクスプレス・ボートでプチ観光:

« タイ (2-1)Refreshing Morning Breeze | トップページ | タイ (2-3)Recliningな仏様~ワット・ポーにて~ »

スポンサーリンク

Blog内検索

Amazonでお買い物しませんか?

無料ブログはココログ