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2012.02.21

タイ (2-8)タイスキーが、お好きでしょ。

バルコニーから日没を見届けた後、再びホテルを出てサパーン・タクシン駅方面へ。駅のすぐ北側にある『ロビンソン(Robinson)』という名前のデパートの中に入る。ここの最上階に目指すタイスキ屋さんがあるのだ。タイスキとは「タイ風すき焼き」の略称。といってもこれは日本でしか通じない和製語で、現地では「スキー」と呼ばれている。

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《タイスキ屋さん『HOT POT』》

お店の名前は『HOT POT』というタイスキのチェーン店。ビュッフェスタイルを採っているのでメニューはなく、飲み物を選ぶだけというシンプルなシステムになっている。土曜日の夜だがそれほど混んでおらず、テーブルを独り占めすることができた。

食べ方は簡単。ビュッフェ台から生、若しくは下味をつけた肉や魚・練り物・ワンタン・野菜etc.を持ってきて、薄い味が付いているスープの入った鍋の中へぶち込む。煮立ってきたら特製のタレをつけていただく、というものである。

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この短い説明でも分かるように、タイスキという名前ながらおよそすき焼きと呼べる代物ではなく、寧ろしゃぶしゃぶに近い料理。しかもこの店では練り物系のバリエーションが(無駄に)多く、おでんを食べているような感じである。応対してくれた店員さんはガイジンの私に甲斐甲斐しく世話を焼いてくれたのだが、その彼オススメのタレは辛くて、扁桃炎のせいで喉が傷んでいる私には強烈なダメージ。咳が止まらなくなってしまった。もう一つのタレはごまだれだったので、大人しくこちらだけを使って食べることにする。

タイスキの具のほかには鳥の唐揚げなどのサイドメニューやケーキ・アイスクリーム・ゼリーといったデザート類も用意されており、一通り平らげて満腹に。お会計はレモンのスムージーを付けて263B(約660円/7%のVAT(付加価値税)を含む)となった。値段が値段なので料理の質はそれなりで、日本ならば880円のバイキングレベルといったところだろうか。正直、もう少しレベルの高い店にしておけばよかったかな?という心残りもあるが、店員さんが親切だったので印象は悪くはなかった。タイの滞在期間がもう少し長ければ、複数の店で食べ比べをしてみるのも楽しそうだ。

食後はデパートの中をウロウロと。このロビンソンデパート、なんでもスピッツの名曲『ロビンソン』の曲名の元ネタらしいのだが…。そんなトリビアはともかく、デパートと一口にいってもサヤーム・パラゴンやセントラル・ワールドを頂点として色々とランクがあり、ここは庶民的な雰囲気。実際、イトーヨーカドーに毛が生えたような感じである。そして店員の人数が非常に多く、ちょっと必要に迫られてベルトを一本買ったのだが、たかだか500Bの買い物なのに4人もの店員に囲まれてしまった。夕方を過ぎるとデパートの周囲に大量の露店が出現するのもタイらしい。因みに、札幌のすすきのにあったロビンソン百貨店とは何の関係もないそうだ。

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《ロビンソンデパート》

午後8時半頃にホテルの自室へ戻り、ひとっ風呂浴びた後、日課のデジカメ写真整理のお供にセブンイレブンで仕入れたドリンクを開栓。旅に出た際の楽しみの一つとして、ご当地ドリンクをいろいろと試してみるというのがあるのだが、今回もこんなモノを見つけた。

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その名は「チャクザ」

BRTや路線バスがコレの全面広告を施して走っているのをちょくちょく見掛けて、ずっと気になっていたのである。どう考えても吉本新喜劇で毎回ネタにされるあの職業の人達を捩ったネーミングだとしか思えないが、缶のデザインの方もまた、ドリンクと言うよりは男性用のブリーチやヘアカラーのパッケージのよう。イロモノ臭がプンプン漂ってくるのだが、さあどんなものかと一口飲んでみると…?

「あれっ、すごく美味しい!」

はちみつレモンに炭酸を入れて緑茶フレーバーを加えた味と表現すればいいのだが、これがなかなかマッチするのである。過去には韓国のメッコールや沖縄のルートビアなど結構痛い目?にも遭ってきているのだが、コチラは炭酸飲料の爽快感を緑茶フレーバーが更に増幅させる感じで、その発想力に感服するばかり。

そんなわけで今日のお話はここまで―― と締めるところだが、実はもう一つ余談が。ベッドに入って眠くなるまで音楽を聴きながら横になっていたところ、突然部屋の電気が一つ残らず消灯。嘉門達夫が歌ったように「街の灯りが全部消えたら停電」なのだが、窓の外を覗いてみても昨晩と同じ夜景が広がるばかり。それどころか廊下の明かりは煌々と点いているので、部屋の中の電力だけがダウンしている状態のようだ。iPod classicのバックライトを懐中電灯代わりにしてどうにかドアまで辿り着き廊下に出ると、右隣の部屋(夕方バルコニーに出ていた人とは逆の方)の人もドアを開け、入り口のホルダーに差し込まれたカードキーをガチャガチャと抜き差ししながら首をひねっている。こちらでは対処のしようがないのでベッドに戻って様子を見ていると、15分くらいで電力が復帰したのだった。やれやれ、昨夜のシャワーの件もあり、本当に五つ星ホテルなのですかここは。

ということで今度こそ本日は終了。明日はいよいよ今回の旅の本題である、マレー半島縦断の開始である。

今日の歩数カウント:23,256歩

(2011.12.10)


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