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2012.05.12

マレーシア (3-2)大きなとうもろこしの下で~KLCC・ペトロナスツインタワー~

Kuala Lumpur City Centre、通称KLCCと呼ばれる地区にやって来た。発展著しいクアラルンプールでも特に高層ビルが集積する、KLの新都心である。元々は競馬場だった場所(旧イギリス植民地らしいですね)の跡地を再開発したものなのだとか。

その高層ビル群の中で群を抜いて高いのが、今やマレーシアのシンボルともなった『ペトロナス・ツイン・タワー(Petronas Twin Tower)』。高さは452m、1998年の完成当時は世界一の高さを誇る超高層ビルだった。現在は第6位で、5年以内にトップ10からも脱落することが確定しているものの、双子のタワーとしては依然世界一である。ちなみにペトロナスとはマレーシア国営の石油・天然ガスの供給会社だそうだ。F1のファンの方なら、ミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグが属するメルセデスAMGのスポンサーとしてもお馴染みだろう。

LRTを下車して最初に出てきたのが、タワーの北西側に隣接する広場。トウモロコシを2本立てたような、シンプルながらも独創的なデザインのビルディングを間近に見上げる。やはり外国人観光客にとっては絶好の被写体だけあり(もちろん国内の地方から訪問した人にとっても)、タワーをバックに絶えず記念撮影が行われていた。

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《(上2枚)北西の広場から撮影したペトロナス・ツイン・タワー。偶然パノラマ写真っぽくなりました》

KLCCの高層ビル群。右端に写っているのがKLタワーです。

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2本のタワーの間に渡されている「スカイブリッジ(高さ170m)」は一般見学者にも開放されているが、人数制限があるため整理券が必要となり、確実に入手するには朝8時頃から並ばなければならないとのこと。今回は滞在期間が短いため貴重な時間を浪費するわけにはいかず、見送ることにした。もっとも、私が訪れた2011年12月には改装のために閉鎖されていたという未確認情報もあるので、どちらにしても見学は出来なかったようだが。

最広角側36mmのコンデジではビル全体が入りきらないので、タワーの足下を通り抜けて反対の南東側へ。こちら側にはKLCC公園(Taman KLCC)という広大な公園が広がっている。

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ちょっと離れたところからタワーの全体像を。南国の陽光を照らし返してメタリックに輝くその姿は、間違いなく現代建築の一つの到達点と呼べる美しいフォルムである。二つのタワーは日本と韓国のゼネコンがそれぞれ一棟ずつ施工したそうだが、ただ韓国が造った方のタワーは微妙に傾いているらしい。技術不足なのか、それともイルボンにつまらぬ対抗意識を燃やして工事を拙速に進めた結果なのかは知る由もないが。

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上述したようにこのタワーは、中国やアラブで金に物を言わせて次々と建設されている超高層ビルに高さでは抜かれる運命にあるが、そもそも建造物の高さやら高速鉄道のスピードやらが国威発揚につながるという発想自体が、20世紀以前のアナクロニズムである(面子に異常に拘る中国が聞く耳を持つとは思えませんが)。それでも技術者の立場からすると地震国というハンデのある日本を飛び出し、様々な意味で制約の少ない海外で粋を結集して“バベルの塔”の建設に挑戦するというのは、きっと魂を揺さぶられる熱い体験なのだろう。

折角来たので、KLCC公園の中を少し散策してみた。園内には約1900種のマレーシア原生木が植林されているとのこと。公園を一回りするだけで、熱帯地方へやって来たという実感が存分に味わえる。

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LRTでホテルに戻る前に、タワー内にあるショッピングセンター、「スリアKLCC」をぶらぶら。中央の吹き抜けには巨大なクリスマスツリーが設置されていた。穏健イスラムのマレーシアらしい風景ではあるが、この時期街じゅうクリスマスムード一色の香港に比べれば、流石にだいぶ控えめではある。

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このショッピングセンターに『ARCH(→http://www.archcollection.com/)』という木工芸品のブランドのワゴン販売が出ており、気に入ったので家に飾るお土産として一つ購入した。アラベスク文様のクラフトアートで、残念ながら機械による切り抜きでハンドメイドではないようだが、その分小さいものならば2千円台からと値段もお手頃。イスラム感満点のデザインだし、マレーシアの地場産業としても是非とも応援したくなる。

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《タイトルは「Geometry(幾何模様)」》

帰りのLRTは「かぶりつき窓」をゲット。下の写真はKLセントラル駅の手前からホーム進入寸前までの風景である。近代的な都市景観は、シンガポールにも決して引けを取らない。

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部屋に戻り、一泊分の着替えとアメニティグッズをリュックサックに詰める。予定よりも少し時間が押してしまったものの、正午前にチェックアウト。ル メリディアンには明日も宿泊するので、それまでキャスターバッグを預かってもらう。さあ、世界遺産の古都・マラッカへLet's Go!!

(2011.12.14)


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