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2012.05.30

マレーシア (3-8)マラッカ旧市街その3(サンチャゴ砦/セント・ポール教会)

オランダ広場からコタ通りを半周し、丘の南側の「サンチャゴ砦(Porta de Santiago/A Famosa)」へ。マラッカを最初に植民地としたポルトガルによって建てられた堅固な砦で、当時街をぐるりと取り巻いていた城壁のうち、現在まで残る唯一の遺構となっている。

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《(上3枚)サンチャゴ砦》

ではそろそろ、丘へ登ることにしましょう。

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丘の上に建つのは「セント・ポール教会(St. Paul's Church)」。1521年にポルトガル人によって造られた教会跡で、後にオランダの統治下となってからもそのまま約110年間使われていたそうだ。建造当初は「ノッサ・セニョーラ(Nossa Senhora)」、「聖母礼拝堂」と呼ばれており、現在の名称になったのはオランダ植民地となってからのこと。

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同じくポルトガルの東方貿易の拠点だったマカオにも同名の大聖堂跡があるが(香港・マカオの旅 > マカオ (2)セント・ポール大聖堂)、あちらが現在ファサードしか残っていないのに対して、こちらの方はしっかり外壁も残り、辛うじて建造物としての体裁を保っている。

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時刻は午後6時。クアラルンプールからも気軽に日帰りが出来るマラッカだが、この時間になるとその日帰り組は姿を消していく。私の本命も明朝の静かな街の散策である。

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セント・ポール教会の前には、日本人にはお馴染みのフランシスコ・ザビエルの石像が立っている。あの肖像画とは全くイメージが違うので、言われなければ気が付かない。没後9ヶ月間遺体がここに埋葬されていたことを記念して造られたそうで、現在はマラッカ・マカオと並ぶアジアに於けるポルトガルの植民都市だった、インドのゴアに眠っているとのことだ。 …あっ、頭頂部を剃ってるのかどうか確かめるの忘れてた…。

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日没まではあと1時間ほど。この丘の上からマラッカ海峡に沈む夕日を眺めるつもりだが、まだ時間があるので暇を潰すべく、先ほど軽食を摂ったショッピングセンター、「メガモール」へ取って返すことに。日本の大型ショッピングセンターと比較しても全く遜色のないほどの清潔で明るい店内である。しかし、これがサンチャゴ砦やセント・ポール教会といった史跡の目と鼻の先に隣接しているというのが結構な違和感だ。

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《ちなみにこちらがメガモールの外観(北側から)》

私は足を運ばなかったのだが、更に南側にも先に触れた「マコタ・パレード」という大型ショッピングセンターがあり、「日本の大店立地法?何それ美味しいの?」といわんばかりの露骨な攻勢振りである。ただ、メガモール内を歩いていたところ、整然とした店内からいきなりゴチャっとした雰囲気に変わるエリアがあり、もしかしたら旧来の商店をテナントとして吸収した場所なのかな?と勘繰ってみたりしたのだった。

で、メガモール内のお菓子屋さんでこんなものを発見。

Rockys

「Rocky」…って、また中国が商標をパクって売ってるのか?と最初は思ったのだが、ちゃんと正真正銘江崎グリコのロゴが付いているのでパチモノではないようだ。後ほど調べてみると、「Pocky」だとイスラムの禁忌動物である豚(Pork)に通じるとのことで、あえて名前を変えて販売しているとのこと。そういえばアメリカでもカルピスが「cow piss(牛のおしっこ)」に聞こえることから「カルピコ」に改名していたりという例もあるので、こんな所に垣間見られる文化的差異というのは面白い。ちなみにこれは日本のレギュラー商品のラインナップにはないチョコバナナ味。製造国はタイでした。

日没まであと20分というところで丘の上へ戻る予定だったのだが、よりによってこのタイミングでいきなりの「お通じ」。自分の体の空気の読めなさっぷりにホトホト嫌気が差すのだが、とはいっても生理現象なので付き合うより他はない。ショッピングセンター内なのでトイレはすぐに見つかったものの、ここへ来て遂に懸念していた事態に直面することに。


個室にトイレットペーパーがない


のである。

実は出発前に情報収集をしていたところ、マレーシアではデパートやショッピングセンター内のトイレでさえ紙を置いていないという話を聞いていたため、念のためにとルブアでトイレットペーパーを一巻拝借してカバンの中に忍ばせていたのだが、やっぱり日の目を見ることになった。女性ならばともかく男性だと意外な盲点となり得るため、マレーシアへお出掛けの際には持ち物リストに忘れずに加えておいて頂きたい。

気持ち良く済ませたところでいよいよ丘の上へ。旧市街を歩き出してからずっと天気は安定しているのだが、果たして…?

(2011.12.14)


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