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2012.07.29

シンガポール (2-4)お手軽最南端

てなわけで、シンガポール政府オフィシャルのユーラシア大陸最南端ポイントへ。タンジョン・ビーチから北上してきて最南端に到達する、というのも辻褄が合わない話だが、政府様がそう申しているのだからそうなのだ、従え愚民ども! …と、思いきり悪意に満ちた解釈をしてみたのだった。

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《“最南端の地”の全景》

最南端の地(英語では「The Southern Most Point」)の案内板。赤道直下というイメージの強いシンガポールだが、赤道まではまだ136kmの距離があるとのことだ。

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立地自体がツッコミの対象ではあるが、その最南端ポイントは更に吊り橋を渡った先の島の中にある。だーかーらー、ここを訪れる旅人が求めているのは「大陸の最南端」なのだと何度言えば…

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《(上2枚)最南端ポイントへの吊り橋》

こちらがシンガポール海峡を望む最南端ポイント。先ほどの静かなタンジョン・ビーチとは打って変わり、観光スポットらしく世界各国からのツーリストで賑わっている。まぁ、ロカ岬とは違って最果て感がゼロなのは… 想定通りです。

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出発前からの計画として、バンコクから1,900kmの旅のシメにここ最南端の地で、井上陽水の『積み荷のない船』(ドラマ版『深夜特急』の主題歌)を脳内再生して感慨に耽るつもりだったのだが(いや、iPodを持参しているので実際に再生してもよかったんですが)、この場の雰囲気がツーリスティックでそのような気分になれないのが何ともはや。そして潮騒のひとつひとつが「お前Cheaterだろ」と囁いているように聞こえるという被害妄想。

下の写真はそのシンガポール海峡の風景。積み荷のない船どころか積み荷を満載した船が止め処なく往来する、世界屈指の過密航路だ。ここから視界に入っているだけでも、一体何十隻浮かんでいるのか数えるのも億劫になるほどである。で、今回の旅のエンディング曲、考え直してみればより相応しいのは、ビートルズの『The Long and Winding Road』のような気が。

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そんなわけでユーラシア大陸の最西端と最南端を制覇したわけだが、残りの最北端と最東端はシベリアにあるので、果たして足跡をしるすチャンスがやって来るのかどうか。とはいえ来年のことでさえ鬼が笑うのだから、案外ひょんなきっかけで、早晩フラリと訪れていたりするのかもしれないが。とりあえず今回の到達を一区切りに、改めて「一生旅人宣言」。「No Travel, No Life」である。

最南端ポイントには展望台があり、その上から渡ってきた吊り橋を入れての写真を一枚。こうしてみると結構リゾートの雰囲気出てるじゃない。

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ここで小雨がポツポツと来たが、雨宿りをする間もなくすぐに上がったので、それを機に歩を進めることにする。セントーサ島でのお話はもう少し続きます。

(2011.12.17)

〔関連記事〕
ポルトガルの旅5日目 (3)ロカ岬~地の果てに立つ(ユーラシア大陸最西端)


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