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2012.08.10

シンガポール (2-10)ナイトサファリへ

ラッフルズ・シティからナイトサファリへは、SC直下のMRTシティ・ホール駅から南北線でアン・モ・キオ(Ang Mo Kio)駅へ、ここで路線バスに乗り換えて…というルートになる。10年前の訪星時にもナイトサファリを訪れており、当時と全く同じアクセスルートだ。今朝の南北線のシステムストップは既に解消しており、今夜MRTで空港へ向かう際も支障はないようだ―― と、この時は自然な流れでそう考えていたのだが。(えっ、また伏線ですか?)

都心部を抜けて高架線に上がったMRTは、ほどなくアン・モ・キオ駅に到着。駅前の大きなショッピングセンターにバスターミナルが併設されており、郊外の拠点駅という趣である。

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《MRTアン・モ・キオ駅》

ナイトサファリ行きのバス乗り場はこのバスターミナル内にあるのだが、最初間違えて路上のバス停へ。すぐに引き返したのだが、その短い道のりの途上、横の林の中からセントーサ島で耳にしたあの南国の鳥の鳴き声が。市街地のど真ん中ではあるが、やはりここは熱帯の深いジャングルを切り拓いて造成した人工都市なのだ、という素性を再認識させられたのだった。

で、今度こそバスターミナルへ。バス到着まで冷房の効いた館内で待てるようになっており、苦にならない。系統番号は138番である。

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《アン・モ・キオのバスターミナル》

到着したバスに乗り込む。運賃は距離による変動制だが、バスターミナル内の案内板で予め調べてあり、運賃箱へ1.9ドル(=120円)分の硬貨をジャラジャラと放り込む。感熱紙に印刷された小さいチケットがいちいち発行されるのが律儀だ。整理券の発行はなく、乗車時の自己申告制となっている。

因みに地元の人は「イージー・リンク・カード(EZ Link Card)」というプリペイドカードを利用しており、これならばMRT・バス共にカードをリーダーにタッチするだけ。私は滞在期間が短いため、今回は利用しなかった(10年前に購入した磁気式のカードは持っていますが、もう使えません)。バスの場合、乗車時だけでなく降りる際にもタッチしないと、乗車地点からの最高額の運賃が引き落とされてしまうのだとか。で、このカード、MRTの券売機で残高の積み増しが出来るのだが、レスポンスが悪いためかただでさえ混雑した券売機、この積み増しの人も列に交ざってしまい、しかもその積み増し額が10ドル(620円)とチマチマ入れる人がやたら多い。どうせ手間が増えるだけなのだから、50ドルくらいいっぺんに入れればいいのにと何度思ったことか。

バスターミナルを出発。しばらくは駅周辺に広がる団地の合間を走っていく。約520万のシンガポールの人口のうち、85%の人々がHDBという公営の住宅に居を構えているとのこと。こうしてバスの車窓から眺めていると、緑豊かな景観はまるで千里ニュータウンの中を走っているような錯覚をおぼえてしまう。近年千里の公営団地では高齢化が進み、再開発に於いて民間のアパートやマンションへと軸足が移っているが、こちらでは国策もあって依然公団住宅が主流のよう。車窓から見えるHDBはまさに高度経済成長期の日本の団地を髣髴とさせるレトロなスタイルだが、近年建てられるものは下手なコンドミニアムよりも居住スペースが広く、住環境については国の内外から非常に評価が高いとの話である。建物の1階部分はコンビニやホーカーセンターになっていたりもして、人口密度の高い都市国家ならではの究極の便利さを享受しているようだ。

バスはその団地群を離れ、鬱蒼としたジャングルの中を抜ける幹線道路を快調に飛ばしていく。そのジャングルの真ん中に「誰が使うんだろう?」と小首を傾げてしまうようなバス停がポツンとあったりするのが謎ではあるが…。やがてアッパー・セレター貯水池(Upper Seletar Reservor)という、大きな河川のないシンガポールでは生命線ともいえる重要な水源の畔へ。景勝地のひとつでもあり、日没前にも拘らずここで何名かの下車があった。目指すナイトサファリもこの貯水池に面している。

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そんなちょっとした社会見学も交えつつ、アン・モ・キオからは約40分でナイトサファリの入り口に到着。帰りはこんなまどろっこしいルートではなくサクッとタクシーに乗るつもりだったのだが、バスを下車したところにオーチャード行きのバスの案内板が出ており、どうやらコレが使えそう。所要時間は25分、21時半から23時半まで30分間隔での運行とのことなので、飛行機の出発時刻から逆算すると22時または22時半発のバスが適当だろうか。まぁ、最終的な決断は土壇場まで先送りすることにして、久しぶりのナイトサファリにゴー、である。

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《ナイトサファリ入り口のクリスマスツリー》

(2011.12.17)


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