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2013.06.30

フランス2013 (3-7)光芒四射の中心で~エトワール凱旋門展望台~

てなわけで、またやって来ましたシャンゼリゼ通り。こういう場所に来ておいてナンなのだが、こんなに人がワラワラと多かったっけ?と戸惑ってしまうほどの人口密度の高さに圧倒され、メトロ駅から地上へ出た瞬間に人気に当てられてしまった。今、ローマを訪れたのならば確実にぶっ倒れそうな気が。気力が払底してしまう前に、さっさと目的の凱旋門(アルク・ド・トリオンフ)の展望台へ向かうことにする。入場料は9.5ユーロ、障害者用のエレベーターも設置されているが、基本的には50mの高さのてっぺんまで螺旋階段(下の写真)をグルグルと登っていくことになる。

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エッフェル塔の1階展望台相当なので、さほど息切れすることもなく到着。まずはシャンゼリゼ通り・コンコルド広場・ルーヴル美術館方面を眺めてみるが… いやぁ、絶景哉、絶景哉。今回の渡欧の少し前に放送された『美の巨人たち』の特番で小林薫さんがこの展望台を訪れた際、「今まで馬鹿にしてたけど、来てみると良いものだね」と仰っていたが、私も全く同じ感想である。

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中心部に高層建築がほとんど存在しないパリなので、50mの高さでも市内のランドマークをすべて見渡すことが出来る。下の写真はモンマルトルの丘方面。

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アンヴァリッドとモンパルナスタワー。

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上の写真から少し右へ振れば、エッフェル塔。

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以前訪れたラ・デファンス。

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ブーローニュの森方面。

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門の股ぐらにある無名戦士の墓では、毎日午後6時半から戦没者の追悼セレモニーが行われており、今回はその様子を上空から眺めることになった。門の東側から楽隊を先頭に遺族が歩いて来るのだが、その間シャンゼリゼ通り西行きとロータリーでは一時的に車の流れが堰き止められてしまう。

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ロータリーの中は…… ま、当然こうなりますわな。

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セレモニーそのものの内容はここからでは分からないのが残念だが…。きょう一日初夏の陽気の中を歩き回っていたので、門の上を吹き渡る風がとにかく気持ちいい。前回・今回合わせて延べ3日半のパリ滞在、これがそのファーストシーズンの総ざらいといったところだろうか。

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《展望台のようす》

40分ちょっと滞在し、また螺旋階段をグルグルグルと下って地上へ。目的も達したので、ぼちぼちホテルへ帰ることにする。

ところで凱旋門とシャンゼリゼ通りを連絡している地下道、時々不審者がいるという話を聞いていたのだが、私も帰りに変な中東系の男にエンカウントしてしまった。ここで獲物の品定めをしていたようで、つかつかと歩み寄り矢庭に「Japanese?」と問いかけてくる。「...Yes」と答えると、「ハ~イ、Nice to meet you!」と握手を求めてきた。ヒマを持て余したバックパッカーならばともかく、私にはこんな奴の相手をしている時間はないので、一切取り合わずにその場を立ち去る。一体どういう手口だったのかが気になるところだが……。

まだシャンゼリゼ通り北側の歩道を歩いていなかったので、グラン ブールヴァールまで9号線一本で帰れるフランクラン デ ローズヴェルト(Franklin D. Roosevelt)駅まで徒歩で向かうことに。初回訪問時はさすがに感慨深かったものだが、二度目ともなるとタダの混雑した繁華街である。三たびパリを訪れる機会があったとしても、もうシャンゼリゼには来ないだろうなぁ。

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フランクラン デ ローズヴェルト駅で改札を抜けようとすると、切符の投入口がシャッターで閉じられてしまっている。しかも全ての改札機が。こういう場合どうすればいいかというと、なんと切符を入れずにそのまま通過すればいいのである。何だかよく分からないがたまにこういうことがあるらしく、RATP公認の無賃乗車とでも呼ぶべきか(たまに駅出口で実施されている検札に会った場合は、乗車駅を告げればOK)。もっとも、改札機を飛び越えてタダ乗りに及ぶ悪ガキはしばしば目にするのだが。そういうわけで明朝パリ北駅へ移動する際に使う切符をあと一枚残し、今回の滞在でカルネ10枚をきれいに使い終えるはずだったのだが、“ボーナス”で一枚余ってしまうことになった。

パリメトロ名物の車内ミュージシャンにも二度遭遇したが、今回は二回共てんでお話にならない技量。特にフランクラン デ ローズヴェルトから乗車した9号線電車に乗り込んできたカラオケおばさん(でかいカラオケセットをキャリーカートに乗せて運んでいる)には、「あのー、それでおひねりを貰おうだなんて厚かましすぎませんか…?」と口をあんぐりしてしまいそうに。チップを回収するフェーズへ入る前にグラン ブールヴァールに到着して助かったが――。 何はともあれ、様々な人間模様の渦巻くパリのメトロである。

疲れていたので夕食はファーストフード風のパスタ(茹ですぎ。フランスのパスタは鬼門なのだとか)で手早く済ませ、午後8時にホテルへ帰還する。2日半のフランス滞在は言わば「前菜」のようなものだったが、いよいよ明日からはメインディッシュ。一週間のオランダの旅が始まる。

今日の歩数カウント:29,033歩

〔関連記事〕
2008年4月に凱旋門を初訪問した時の旅行記


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<余談>
毎晩部屋で独りきりなので、音が欲しくなりTVをつけてはみるのだが、どのチャンネルに合わせてもドラマしかやってないのはどうしたことか。この他には出発の朝に『新婚さんいらっしゃい』っぽい番組を見ただけでした。

(2013.04.17)

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