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2013.07.16

オランダ (1-4)キンデルダイクにて・その2

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♪Windmill, windmill for the land… ということで、風車エリアのさらに奥へと歩いていく。観光バスの皆さんは時間の制約があるためか、内部見学の出来る風車から先へは足を進めないようだ。遊覧船で水上から風車群を眺めることもできるが、今日は運航されていなかった模様。まあ、この風の中だしね…。

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ところでこのキンデルダイク、こうして訪問する前に写真や映像で見たイメージから、広漠とした草原の中に風車が立っている――という情景を期待していたのだが、実際にはすぐ背後に高圧電線や川沿いの工場が見え、数百メートル先にはニュータウン的な住宅地も広がっている。とはいっても景観に与える影響は然程大きくはないのだが、旅行パンフレットの写真が「お見合い写真」と喩えられる訳が現地を訪れるとよく理解できる。余話ではあるが、徳川幕府が保有していた咸臨丸(かんりんまる)という軍艦がキンデルダイクのドックで建造され、ここから見えていたのは現在も操業を続けているその工場だったようだ。〔→参考記事

風車単体の写真も何枚か撮影したが、順光で爽やかな青空をバックにしたものを選り抜いて。下の風車は先述したように現住住居として使われているようである。

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周囲の草地は野鳥の楽園。オランダはヨーロッパで最も人口密度の高い国だが、ビオトープネットワークの整備が高度に進んだ国でもあり、今回の旅を通じて人と野生動物の距離が非常に近いという印象を度々受けた。

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国土の4分の1が海面下に位置するオランダ。近代的な排水装置が整い風車がその役割を終えても、この土地に人の営みがある限り、水との闘いは永遠に続いていく。

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全域を周るのには自転車が欲しいくらいに広いエリアだが、徒歩なので適当なところで引き返し、ロッテルダムへ帰ることにした。ちなみに今回歩いた道はGoogleストリートビューで全行程の風景を閲覧することができる。
http://goo.gl/maps/ZOUpE

15時05分発の船に間に合わせるために急ぎ足で来た道を戻ったが、船着場に到着すると船は若干遅れているようだ。下の写真は川の対岸のKrimpen aan de Lekとを往復しているカーフェリーで、道路の一部としてシャトル運行されている。キンデルダイク発の6系統水上バスもこのKrimpen aan de Lekに寄ってからRidderkerkへ向かう(Ridderkerk→Kinderdijk→Krimpen aan de Lek→Ridderkerkの循環系統)。

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水上バス6系統 Kinderdijk(15:05) → Ridderkerk De Schans(15:20) ※5分遅れ
水上バス20系統 Ridderkerk De Schans(15:25) → Rotterdam Erasmusbrug(15:58)

帰りの水上バスは、歩き疲れたのでキャビンの座席で過ごす。6系統・20系統共に自転車を押した乗客が目立つのはやはりオランダ。今度は円滑な乗り継ぎとなり、キンデルダイクからロッテルダムまで1時間も掛からなかった。

エラスムス橋のたもとに戻ってきたら、貴重な時間を惜しんで早速次の予定の実行へ移る。

(2013.04.18)


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