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2013.10.02

オランダ (6-3)ふらりとプチ乗り鉄

午前11時前にデン・ハーグ中央駅へ戻ってきた。きょうはOV-chipkaartの使用額が多くなるので、この駅で20ユーロほど積み増ししておくことにする。それにしてもNSのシステムは外国人旅行者にとってはあまりにも不便。窓口では現金しか使えないし、自動券売機に至っては紙幣すら受け付けないわけで、ナメてんのかコラ、とも言いたくなる。車両は比較的綺麗だし、パターンダイヤが徹底していて運行スケジュールも正確な方と、ヨーロッパの鉄道の中では先進的な部類に入るのだが、やはり現地に在住して日常的に利用するとなると、様々な不満が湧き上がってくるのだろう(信じられないことに、最新鋭のインターシティ車両でもトイレが垂れ流し式だったりします)。もっとも、鉄道会社のサービスなんて何処でもそんなものだろうが。

そんなわけで役立たずのNSの窓口と券売機を横目に、メトロ駅構内に置かれているはずの自動券売機を探す…のだが、駅の案内サインには「METRO」の文字が見当たらない。というわけで案内所で尋ねてみると、「11番ホームですよ」。なんとNSのホームの一角を間借りしていたのだった。確かにロッテルダムのメトロが郊外電車になって乗り入れてくる形態なので、違和感は無いのだが。

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《メトロE線ホーム。昼間は10分間隔での運転》

ホームの券売機でクレジットカードでのチャージ(手数料もなし)を完了。さて、予定ではデン・ハーグ中央始発のユトレヒト方面行きIntercityでハウダへ向かうつもりだったのだが、スヘーフェニンゲンからのトラムの車中で路線図を広げていると、デン・ハーグ中央~ハウダ間の路線に並行して郊外電車が走っている。しかも郊外側でNSとの接続もあるので、急遽この路線を経由してみることにした。

RandstadRail 3系統 Central StationDriemanspolder

件の路線は3系統となり、9系統などの4路線が駅を出て少し歩いた路上に発着するのに対し、こちらは構内2階に設置された高架ホームに発着する。トラム型の車両が使われており、デン・ハーグ都市圏の公共交通を管轄する「HTM」による運営だが、市内交通とは区別して「ランドスタット鉄道(RandstadRail)」の一路線として運行されている。

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《(上2枚)デン・ハーグ中央駅 トラム高架ホーム》

デン・ハーグ中央駅を出発した電車はそのまま高架上を進み、これまたNS駅に間借りしているLaan van NOI駅へ。到着寸前に中央駅11番ホームを発着するメトロE線の線路と合流し、しばらくはこの路線と線路を共有する区間となる。メトロの車両は通常の鉄道仕様なので、共有区間内の各駅には高床式と低床式の2種類のホームが設けられていた。OV-chipkaartの扱いも双方で異なり、メトロの場合は駅のカードリーダーでチェックイン/チェックアウト、トラム車両を使用する3・4系統の場合は車内のカードリーダーでチェックイン/チェックアウトを行うことになる。普通の旅行者はまず利用しないとはいえ、双方の路線を乗り継ぐ場合は注意が必要で、この煩雑さは信用乗車方式を採用しているが故の“欠点”である。

Laan van NOIを出発するとライデン方面へ向かうNSの線路をくぐり、デン・ハーグ中央~ハウダ間の路線とは若干距離を置きながら東の方角へ進んでいく。メトロと分岐するライツヘンフェーン(Leidschenvenn)までは、緑豊かな郊外の住宅地が続く。ちなみにこの路線、つい最近まではNSの一路線だったものをロッテルダムのメトロに編入したそうである。

ライツヘンフェーンを過ぎると一旦市街地は途切れ、のどかな景観に。再び市街地へと入っていくと、そこはこの電車の行先であるズーテルメール(Zoetermeer)の町だ。終点は「Zoetermeer Centrum-West」という駅なのだが、下の路線図を参照していただければ分かるように、市街地全体を一本の線路で結ぶために複雑なルートを描いている。私の目的地であるDriemanspolder駅へはVoorweg駅で乗り換えるのが最短となるのだが、運行本数とタイミングによっては乗り捨てた電車にもう一度乗るというマヌケな事態になりかねない。どうせ趣味で乗っているわけだし、そのまま乗り通して町をグルっと回ることにした。

Zoetermeer

この車両にはかぶりつき席も。運転士のオッサンはコチラらしいというか、なんともダラっとした勤務態度である。

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デン・ハーグ中央駅からは三十数分かけて、NSとの乗り換え駅のDriemanspolderに到着。3駅先の終点は9駅手前の駅でもある…って、文章だけでは訳が解らないですよね。

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《(上2枚)3系統の車両》

NSに乗り継ぐ前に、駅周辺をちょっとだけ歩いてみた。ズーテルメールはハーグ都市圏の大規模ベッドタウンとして発展しているそうだが、まさしく日本で見慣れたニュータウンそのまんま、という感じである。

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Sprinter Zoetermeer(11:53) → Gouda(12:06)

NSのZoetermeer駅ホームへ。Intercityは停車しないが、デン・ハーグ中央とハウダを結ぶSprinterが15分間隔で運行されている。

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《(上3枚)Zoetermeer駅ホームにて》

やって来たのは新型車両。各駅停車といえども、駅間距離が長いので最高130km/hで疾走する。途中、ロッテルダム中央~スキポール間のHSL南線の高架橋とクロスするポイントも。

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12時06分、当初の予定から2時間半ほど遅れてしまったが、ハウダの町に到着である。

(2013.04.23)


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