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2013.10.20

オランダ (7-3)こけおどし!?The Last Train~Intercity direct(旧称Fyra)~

5系統トラムで中央駅へ戻り、荷物を引き取ってホームへ移動する。ここからスキポール空港へはライデン方面行きのIntercityかSprinterで15~20分。発車案内板を見るとIntercityが2分後に出るのでこれに間に合うかと思いきや、前後にa・b分割する長いホームのせいで、はるか前方に停車していた列車が動き出すのを見送る羽目になってしまった。次発はSprinterなのだが、さらに次の列車がちょっと気になっていた種別なので、これに乗車することにする。

Fyra Amsterdam Centraal(12:55) → Schiphol(13:08)

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で、その列車は「Fyra(フィーラ)」というもの。Thalysと同様に高速新線経由で運転される特急列車のことで、基本的に30分間隔で運行されている。アムステルダム中央を出るとスキポールとロッテルダム中央に停まり、終着駅はブレダ(Breda)。美術好きの方ならば、ベラスケスの『ブレダの開城』の舞台となった町と言えばピンと来るかもしれない。ついこの間まではブリュッセル南駅発着の系統もあり、最高速度250km/hのイタリア製新型電車によって運行されていたのだが、着雪による車両の故障が頻発したためにデビュー早々に運用を離脱。結局復帰はされないままに列車自体が廃止になってしまい、現在はオランダ国内線のみのブランドとして客車列車による運行となっている。

20130424124915s

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高速新線経由なので乗車券のほかに追加料金が必要(2等2.3ユーロ、1等3ユーロ;全区間一律)なのだが、在来線区間のアムステルダム中央~スキポール間の利用だけならば追加料金は不要。Fyra運行開始に伴って同区間のICの本数が半減したため、これの救済措置という意味合いもある。ただ、高速新線経由とはいっても機関車牽引の列車ではスピードはたかが知れているだろうし、新線区間そのものがほんの短い距離。アコモデーションも国内線のICと変わらないので、現在の運行形態でわざわざIntercityと区別する意味はあるのだろうか、と疑問に思ったのだった。

ロッテルダムへは最速となる列車だが、要サプリメントということでやはり敷居が高いのか、ガラガラの状態で発車。車内放送も心なしか丁寧なような気がする。高速走行を実施するのはスキポール以遠となるが、Intercityが停車するSloterdijkとLelylaanを通過するのは何となくプレミアムな感じ。13分でスキポール空港駅地下ホームに到着すると、正直なもので元々少なかった乗客の大多数がここで下車してしまった。

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【2014/04追記】
現在、Fyraは「Intercity direct(インターシティ・ダイレクト)」に改称。
サプリメントが必要な区間も、スキポール~ロッテルダム中央間に短縮されました。
OV-chipkaartでスキポール~ロッテルダム中央を含む区間を乗車する場合は、通常のチェックイン/チェックアウトに加え、乗車前にIntercity directの出発ホームに設置してある専用のカードリーダーにタッチしてください。
詳しくはこちらのページ
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駅窓口へ赴き、OV-chipkaartの残額を払い戻し。20ユーロ弱の残高から2.5ユーロの手数料を差し引いて17ユーロちょっと戻ってきたが、窓口のオバサンが渡してきたつり銭は30セント足りない。日本の労働者の技能・能力は世界一とも言われるが(その反面経営・管理者層は上へ行くほど無能揃いですが)、一歩日本を出れば欧米の先進国でさえ、こんな小学生でもなかなかしないようなミスを平然と繰り返すレベルの労働者がゴロゴロしている。まぁ、これで世の中が問題なく回っているのも事実なので、グローバル・スタンダードを錦の御旗として振りかざすような輩には、日本の優秀で勤勉な労働者も敢えて報酬相応の“世界標準”の働き・サービスだけを提供し、お望み通りの平準化に貢献してさしあげればいいのである。

次回はエピローグです。

(2013.04.24)


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