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2014.03.13

14/03/07 (5)リニア・鉄道館 その2(新幹線0系・100系編)

リニア・鉄道館の中心エリアとなる車両展示コーナーへやって来ました。奥へ向かって左半分が新幹線エリア、右半分が在来線エリアに分かれていますが、リニア車両と並ぶ当博物館の目玉展示となるのが左の新幹線エリア。東海道新幹線全線を管轄するJR東海の博物館ということで、同線で過去に運用されていたJR東海保有の全車種がここへ一堂に会しています。


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《イベント広場から新幹線エリアを望む》



まずは今年でいよいよ開業50周年を迎える新幹線の永遠のアイコン、0系から見ていきます。私は若者にギリギリ引っ掛かっている世代ですが、小学生くらいの頃までこの0系が東海道新幹線の<ひかり>運用に就いていました。まだ<のぞみ>が無かった時代の話です。


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展示されている新幹線車両はすべて車内見学が可能。ただし、設備保全のため残念ながら座席へ腰掛けることは出来ません。また、期間限定で運転席が公開されることもあるそうです。

こちらは0系の車内の様子。小学生の頃は東京に住んでいたので、父方と母方の実家のある関西へ毎年二~三回帰っており、その際にこの車両にも何度も乗車しました。もうその頃には<ひかり>運用に就く0系の座席は回転式の簡易リクライニングシートに交換されていたはずですが、この展示車両は1964(昭和39)年10月の東海道新幹線開通当時のオリジナルである転換クロスシートを装備しています。1970(昭和45)年に大阪で開催された日本万国博覧会の観客輸送を力強く支えた車種でもあり、この時に初めて新幹線に乗車したという人も多かったのだとか。


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デッキ周辺の風景です。客室ともども、現代のアコモデーションレベルからすると無機質の極み、といったところですが、逆にこれが50年も前に登場した車両だと思うと、当時一世を風靡した「夢の超特急」の渾名も伊達ではない、という気がします。


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そうそう、当時の車両にはこのような冷水機がありました。今は薬を飲むのにもミネラル・ボトルドウォーターを買わないといけませんからね。私も子供の頃、別に喉も渇いてないのに興味本位で注いで遊んでいましたっけ。


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さて、先頭車の後ろに連結されているのがこの車両。


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食堂車restaurantでございます。


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客席へ入った瞬間、思わず「おぉ~、懐かしい~!」と声に出してしまいました。一度家族でここでカレーライスを食べたことがあり、この食堂車から見た伊吹山がとても綺麗だったことを覚えています。無機質な0系の車内ですが、ここは現代でもそのまま通用しそうなモダンなインテリアだなと感じました。阪大病院1Fの食堂とか確かこんな感じだったはず(なんちゅー喩えや)。


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こちらはお品書き。なかなか種類は豊富です。


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コンパクトな厨房の様子です。ランチやディナータイムの戦場っぷりが目に浮かびます。


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続いては100系新幹線。20年以上の長きにわたって増備が続いた0系車両の後継モデルとして、国鉄時代も末期になって漸く登場した新系列車両です。


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外観・内装ともに0系からはガラッと一新され、とりわけ内装については現在の車両と比較しても決して見劣りしないレベルへと飛躍的に引き上げられました。大きな特徴は窓から下の壁面が布クロス張りになっていることで、軽快な印象となった300系以降の車両と比べて重厚感のあるインテリアは、歴代の新幹線車両でもトップに挙げる人も多いようです。


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デッキ扉上に設けられたLED案内装置も100系で初めて登場。停車駅が近づくと「あと~km」と表示されるギミックがありました。


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号車・席種表示部分。食堂車の営業中および満席を通知するランプもあります。


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その食堂車、100系のものもしっかりと展示に加わっています。


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ゴージャス感の漂う100系食堂車です。二階建て車両の2階部分に設置されているため、眺望は抜群。0系の食堂車は4人掛けの席が通路に面していましたが、こちらは左右両側の席から景色を楽しむことができます。ここも祖母(←まだまだ健在)と日帰りの小旅行で乗車した際、帰りにカレーライスをご馳走してもらった思い出が。またカレーかよッ!!…とツッコミが入りそうですが、食堂車のメニューは市中のレストランと比べると値段がかなり高いので、子供が食べられるのはせいぜいカレーかスパゲティミートソースくらいのものだったというわけ。まあ、狭い車内で回転率も悪いですから、少々高めの設定なのは致し方ないところです。でもあのカレー、本格的で美味しかったんだよなぁ。


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テーブルには料理が再現されていました。スパゲティの向かいのセットは、スープ・サラダ・魚料理・肉料理・デザート・パンorライス・ドリンクのフルコース。当時の価格で2,000円ですから、現在の物価に換算すると結構いい値段になりますが、それでも一度は流れ行く車窓を眺めながら優雅に味わってみたかったものです。


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二階建て車両ということで、厨房は階下に設けられていました。


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厨房で出来上がった料理は、下の写真右のリフトで客席フロアの配膳スペースへ。ドリンクの準備はここだけで行えるようになっていました。


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客席から出てきたところ。こんな広告枠があったんですね。


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食堂車を外から見ると、その断面の大きさがよく分かります。


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現在の東海道新幹線では車両性能および編成定員の統一と、山陽新幹線内での300km/h走行を目的とした高速性能の追求が至上命題となっているため、こういった要請に逆行するようなイレギュラーな編成が再登場する余地は全く残されていませんが、華やかなりし東海道新幹線の「黄金時代」を体験することが出来ただけでも幸せだったのかもしれません。

次回は300系・700系編です。

(2014.03.07)


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