« “Legend”が見守るショッピングモール。KUZUHA MALL SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)・その3 | トップページ | ようやくゴールド免許@阪神更新センター »

2014.06.12

高架の淀駅/淀城址/京阪淀~阪急西山天王山~JR長岡京間の路線バス

 SANZEN-HIROBA見学後はぼちぼち帰ることにしますが、そのまま京阪電車で来た道を戻るのも芸が無いなぁ、ということで、昨年12月の阪急西山天王山駅開業と同時に開設された、京阪淀駅~阪急西山天王山駅~JR長岡京駅間を結ぶバス路線を経由して帰ることにしました。



 まずは京阪電車の準急出町柳行き(※萱島以遠は各駅停車)で淀駅へ。使用車両はSANZEN-HIROBAにもシミュレーターが設置されていた2600系電車です。30年以上前に製造されたボロい車両で、あの豪華な8000系と運賃が同じというのは損な気分。所要時間は10分・距離は7.6kmとなりますが、この区間の運賃は270円もします。阪急電車だと15km~19km乗車することが出来るので、毎度思う事ですが京阪の近・中距離運賃は高いな、と。京阪間を乗り通すならば阪急と同等になるので気にならないのですけれどね。淀川左岸は独占エリアなので強気に出られるのでしょう。運賃面でも設備面でも、遠距離優遇・近中距離冷遇の“格差社会”である京阪線です。

 淀駅到着。乗ってきた電車を撮影しました。


140612_01


 淀駅は2009年に下り(大阪方面行き)ホーム、2011年に上り(京都方面行き)ホームが高架化。昨年3月の上り待避線の設置をもって駅高架化が完成しました。ホーム全体を覆う天幕風の白い屋根が印象的です。


140612_02

140612_03

140612_03b


 淀駅を特急が通過する様子。



 中央改札口と駅外観です。京都競馬場のすぐ前にある駅ですが、競馬場側の出口はバスターミナルとロータリーのある中央改札口とは逆方向になります。


140612_04

140612_05

140612_06


 淀駅で下車するのは初めてなので、バスに乗る前に駅のすぐ西側にある與杼神社(よどじんじゃ)と淀城址に寄っていくことにしました。


140612_07
▲與杼神社


 淀城址です。1625(寛永2)年に徳川幕府によって桂川・宇治川・木津川の三川が合流する要害の地に建てられた平城。築城後しばらくは城主が次々と変わっていきますが、1723(享保8)年、春日局の子孫である稲葉正知が入城して以降は、明治維新までの百数十年間にわたって稲葉氏の居城となりました。現在は天守台と石垣、そして水堀が残っています。


140612_08

140612_09


 お城の説明版を眺めていたら地元の老齢のオッチャンが話し掛けてきて、本丸のみどころを(半ば強制的に)案内してくれることに。

 下の写真は本丸の井戸と手水鉢です。オッチャンに促されて井戸に小石を落としてみましたが、深さは10m前後かな?と。


140612_14

140612_15


 天守台の石垣の石の多くには、なぜか島津氏の家紋が刻まれています。


140612_10

140612_16


 本丸に立っている木のひとつに目立つ穴が3ヶ所開いているのですが、オッチャン曰くこれは鉄砲の弾が当たった跡だそうです。幕末のものでしょうか。


140612_17


 天守台の穴蔵。明治維新後に政府によって掘り返されたところ、千両箱がザクザク出てきたとか。――この辺りからオッチャンが口を開く度に「ホンマでっか!?」のフレーズが脳裡を舞っていたのですが(苦笑)。


140612_11

140612_11b


 今も残る水堀。孟子曰く…じゃなくてオッチャン曰く、子供の頃おばあちゃんに促されるままに堀に潜って底をさらってみたら、小判が出てきたらしい。


140612_12

140612_13


 このオッチャン、検索したらこちらの方のBlogにも言及がありましたが、訪れる見学者をつかまえてはホラ話おもしろエピソードを披露しているようです。城のことについてニ、三質問したところ、ものの見事に黙殺されてしまったため、歴史に興味があるわけではないようで。それにしても近年は「歩くイベントフラグ」と自称したくなるほどに、出掛ける度に何かが起こりますな。


 城址は公園になっていますが、淀駅の高架化を機にエリアの拡大や建造物の再建・内堀の復元などの再整備計画があり、完成すれば伏見からちょっと足を延ばして訪れることの出来る観光スポットとして生まれ変わるのかもしれません。


140612_19

**********

 それでは今年2月に供用を開始したばかりのバスターミナルから、90系統の阪急西山天王山駅経由JR長岡京駅行きバスに乗車します。運行頻度は原則的に1時間毎、平日の7・8時台と16~18時台は30分間隔(淀駅基準)。阪急バスと京阪バスの共同運行便となっています。私が今回乗車したのは阪急バス担当便でした。


140612_18


 駅を出発して府道13号京都守口線(大坂街道)と交差すると、県道204号奥海印寺納所線へ。すぐに桂川に架かる宮前橋を渡ります。


140612_20

140612_21


 直線道路を進み……


140612_22


 東海道新幹線と名神高速道路をくぐると、まもなく「落合橋」バス停。


140612_23


 落合橋の次に停まる「久貝(くがい)」バス停は、サントリー京都ビール工場の最寄りバス停。淀駅から乗車した、工場見学に向かう6~7名のグループが下車していきました。鉄道だと西山天王山が最寄り駅となりますが、京阪沿線からだと淀駅でこのバスに乗り継ぐのが最短ルートになるのですね。

 その名も「サントリー通り」を進み、一旦JRの線路をアンダーパスすると、まもなく阪急西山天王山に到着します。淀駅からの所要時間はわずか10分、ここで下車すると運賃は210円。両駅周辺以外は一切右左折のない、県道204号線をそのままトレースするほぼ一直線のルートでした。西山天王山駅は開業日である昨年12月21日以来の通過となりますが(→訪問レポートはこちら)、開業フィーバーで賑わっていたあの日とは一転し、人影もまばらな落ち着いた風景となっていました。


140612_24


 2分ほど時間調整のために停車し、今度は県道67号西京高槻線(新西国街道)を数分北上。長岡京駅前交差点で右折し、終点のJR長岡京に到着します。京阪淀駅からの所要時間は21分、運賃は230円でした。


140612_25


 短い距離にもかかわらず阪急・JR線と京阪線の連絡ルートが無かったこのエリアですが、当路線の運行開始後、利用は好調に伸びているそうです。下流の高槻市~枚方市間にはバスが頻繁に運転されているので、あちらに比べれば確かにニッチな路線ということにはなりますが、ルートの自由度が上がるのは素直に喜ばしいことですね。

 長岡京からは順当にJRで帰宅。ということで今回のレポートは以上です。


« “Legend”が見守るショッピングモール。KUZUHA MALL SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)・その3 | トップページ | ようやくゴールド免許@阪神更新センター »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224041/59799938

この記事へのトラックバック一覧です: 高架の淀駅/淀城址/京阪淀~阪急西山天王山~JR長岡京間の路線バス:

« “Legend”が見守るショッピングモール。KUZUHA MALL SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)・その3 | トップページ | ようやくゴールド免許@阪神更新センター »

スポンサーリンク

Blog内検索

Amazonでお買い物しませんか?

無料ブログはココログ