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2015.02.06

15/01/25 (12・終)近江鉄道本線・八日市線(高宮→八日市→近江八幡)

 本日三度目となる高宮駅2・3番ホームにて、最終ランナーとなる近江八幡行きの到着を待ちます。乗り鉄の天敵・日没までの残り時間はあと40分。短い冬の日、こうしている間にも刻一刻と暮色が迫りつつあります。



近江鉄道本線・八日市線 高宮(16:39) → 八日市(17:02着/17:10発) → 近江八幡(17:29)

 地方ローカル私鉄とはいえさすがはNIPPONのRAILWAY、1分の狂いもなく電車が入線です。ヘッドライトの光が見えてから実際に入線するまで結構間延びするのが地方私鉄Quality? この入ってきた電車というのがまたまた変り種だったわけですが、八日市で8分停車するのでそのついでにじっくり観察することに。


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▲パトカー!?(高宮駅2番線に入線する近江八幡行き)


 そろそろ夕方、この地域の中心都市である彦根とを結ぶ需要は太いらしく、日曜日ではあるものの車内は往路のガラガラぶりとは打って変わってプチ・ラッシュ状態。立ち客の姿まであります。とはいえ2両編成でもロングシートに詰めて座れば全員が着席できそうな程度ではありましたが、やはりこれが田舎の“距離感”、なのでしょうか。北欧辺りではパーソナルスペースが広いが故に、バス停の行列がとんでもない長さになると聞きますが…。

 既に通過した区間なので、混雑(あくまでこちらなりに)した車内で神経質に車窓に注意を払う必要もなく、「人間観察」をしながらの道中。…おっ、向かいに座る若いお姉さんがバッグからやおら『男梅』を取り出し、バリバリ喰らい始めましたぞ…。その混雑も愛知川駅でのまとまった下車によってすぐに解消の方向へと向かいました。あと一つこの区間でのポイントとして、五箇荘駅で東方向へ分岐していく線路の正体が気になっていたのですが、どうやら愛知川の河川敷で採取された砂利を輸送するための側線だったようです。架線が張られたままになっていたため、てっきり旅客営業路線の廃線跡かと…。

 八日市駅では相互接続のためにしばらく停車。この820系822F編成は通称『パトカー電車』と呼ばれており、滋賀県警のPRラッピングが施されています。


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 で、「交通死亡事故を撲滅しましょう!!」のスローガンは分かったのですが、このお嬢さんはどなたなのでしょう…?

 「滋賀県交通安全ふるさと大使」というキーワードを見つけたのでその場でググって(←スマホじゃなくてガラケーね)みたのですが、どうやらAKB48の田名部生来(たなべみく/愛称たなみん)さんとのこと。この電車の行先である近江八幡市出身という縁で同大使に就任し、外観だけでなく車内にも様々なポーズを取った婦警姿の彼女のシールが天井にベタベタ貼られています。ゆきりんと同じ3期生、しかもチームB所属らしいので、DDではないもののインターネットの片隅からこっそりエールを送っておくことにしましょう。それにしてもゆきりん推しを公言しておきながらナンなのですが、AKBブランドって世間ではそこまで神通力があるものなのでしょうか。私は寧ろどん底に近いくらいにネガティブな印象なのですが(彼女達のせいではなく秋元康のせいで)。


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 8分間の停車を終え、電車は八日市線(路線長9.3km)へと踏み出します。同線には毎時1本の本線直通列車に加えて更に線内完結となる近江八幡~八日市間の電車が毎時1本運行され、ほぼ終日を通して毎時2本の体制。実質的には八日市線が近江鉄道の本線格といえます。

 電車は八日市駅発車直後に右へ急カーブを切りますが、それ以降は近江鉄道のデフォルトとも言える直線主体のルートとなります。夕方になって雲が増えてきたため山の端へ沈んでいく夕陽を見届けることもなく、ほんの僅かの残照を頼りに乗り潰し最終区間の車窓を目に焼き付けていきます。


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 最後の途中駅・武佐(むさ)を出てもなお長閑な田園風景は続き、いきなり現れた街並みに電車が吸い込まれていった所で、17時29分、近江八幡駅に到着。水口城南-水口石橋間を除いた近江鉄道全線走破の旅はここでフィナーレを迎えました。


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 近江八幡駅の改札口です。JR線と接続する貴生川・近江八幡・彦根・米原の各駅のうちではここ近江八幡が他を圧倒する存在感。もちろん近江鉄道全線での利用客数トップの駅でもあります。


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 今回の乗り潰し話のオチ代わりに、駅に貼り出されていたこんな珍案内を。ま、京セラドーム大阪と大阪城ホールを間違えて来る子がいるくらいですから、このような病的な勘違いがあってもおかしくはないのでしょうが…。しかし、この場で修正したところで最早試合やイベントには間に合わんぞ(笑)。


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 乗ってきた電車はこの駅で京都・大阪方面行きの新快速に8分で接続しており、近江八幡では原則30分間隔となる新快速への接続は非常に良好。もっとも、私はお土産を仕入れに駅北口から延びる大通り、通称「ぶーめらん通り」を歩き出します。駅を出てすぐの所には平和堂の大型店舗がありましたが、反対側の南口にそびえ立つイオンのショッピングセンターに根こそぎ客を吸い取られてしまったのでしょうか。店内上層階がフロアごと閉鎖されるなど、戦慄を覚えるほどの寂れっぷりでした。


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▲近江八幡駅・北口。発着するバス路線は近江鉄道の独壇場です


 最初は某洋菓子店でバームクーヘンを買って帰る予定だったのですが、店が思ったよりも遠かったため、途中にあったチーズケーキの店に浮気。前者は首都圏や京阪神地区・福岡など幅広く展開していますが、こちらは近江八幡と彦根にしか出店していないそうで、ご当地でしか買えないお土産としてはむしろこちらの方が良かったかと。看板商品であるスフレタイプのチーズケーキのお味はなかなかのもので、今日は珍しく食に恵まれたエクスカーションとなりました。
チーズケーキの店 アンデケン


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▲近江八幡駅ホームで新快速を待つ


 18時07分発の新快速でお家に帰ります。車窓はとっくに闇なので、往路と同様に『ソリティ馬』三昧。

 というわけで、特に優れた車窓があるわけでもない信楽高原鐵道・近江鉄道の両社ではありますが、近江鉄道の車種のバリエーションの多さに1,030円というフリーきっぷのコストパフォーマンスの良さもあり、純粋な乗り鉄目的としてはなかなか楽しめました。スタンプラリーは記事執筆時点で既に終了していますが、『びわこ京阪奈線フリーキップ』は土日祝日限定ではあるものの通年で販売されているため、当レポートが「これまで気にはなっていたんだけど… きっぷもお得だし、せっかくだから行ってみよう!」と乗り鉄の同志の皆さんの訪問を後押しすることが出来たのならば、これに優る喜びはありません。

 ――なんだか年々文章が長くなっている気がしますが、今後もこんな調子でガッツリ高カロリーで攻めていくつもりですので、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

(2015.01.25)


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