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2015.06.13

15/06/07 (2)仙台空港アクセス線(仙台空港→仙台)

 それでは『仙台空港アクセス線』で仙台駅へ向かうことにします。到着ロビーからエスカレーターでワンフロア上がって出発ロビーへ。窓の外を覗けば高架駅がすぐそばに見えており、改札口までは屋内通路を歩いて僅か1分と、地方空港ならではの便利さです。



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▲出発ロビーから見た仙台空港駅

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▲仙台空港駅・改札口


 改札口前には記念撮影用のボード、そして仙台空港アクセス線をPRする「萌えキャラ」が。ゆるキャラ・萌えキャラ・ご当地アイドルと、ひとつ当たるとザザーっと横並びに同じものが氾濫してしまうというのは、日本の悪いクセですね。まぁ、下手に冒険して失敗した挙句に責任が追及されるよりも安全牌を取ってしまおうというのは、それはそれでリスクマネージメントとしては間違いではありません……引き換えにイノベーションも生まれませんが。


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 仙台空港駅は1面2線。ホーム全面を覆う白いテント屋根が特徴の明るい駅です。Suicaエリアなので、手持ちのICOCAがそのまま使えます。


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仙台空港アクセス線普通 仙台空港(09:13) → 仙台(09:38)

 2番線に、先発列車である9時13分発の普通仙台行きが既に入線して出発を待っていました。使用車両はJR東日本のE721系。今回の3日間の旅でこれから毎日のようにお世話になる形式です。仙台空港アクセス線で運用されるのは、500番台という当路線専従のタイプ。標準タイプの0番台との旅客設備上の違いとして、大型荷物スペースが設置されています。


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 空港ターミナルビルと交えて。


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 この列車は2両編成と短いですが、早目に乗り込んだので進行方向向きのボックスシートをゲット。車内の写真については、翌日仙山線のE721系0番台に乗車した際に撮影したものを掲載しておきます。

 車内全景。首都圏のE231系(近郊型タイプ)とほぼ同じような見付ですが、3ドア車なので扉間のボックスシートが2組になっています。


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 ボックスシート。クラシカルな直角背もたれではありますが、人間工学が考慮されているのか、1時間未満の短距離乗車ならば何ら不満のない座り心地。壁面は白い木目調となっており、かつての「走ルンです」シリーズの安っぽさからは一線を引いているようです。


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 座席部分を拡大。比較的長い乗車時間を想定してか、ドリンクホルダーが設置されているのが親切です。窓框が広くてアームレスト代わりに使えるのも嬉しいところ。


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 乗降ドア。E231世代の車両なので、化粧板は省略されています。


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 座席がさらっと埋まった所で、仙台空港駅を出発。前半の仙台空港~名取間は、第三セクターの仙台空港鉄道(SAT/Sendai Airport Transit)仙台空港線となります。ちなみに同社もJRのE721系500番台と同仕様の「SAT721系」を保有しており、塗色の違いで区別できます。

 駅を出るとすぐに線路は左カーブを描き、高架から滑走路端をくぐるトンネルへと下っていきます。仙台空港が津波に襲われる映像は、4年も経った今でも脳裡にくっきりと焼きついているのですが、当然この地下トンネルも水没し、仙台空港が急ピッチの復旧工事で再開したのちもしばらく運休が続いていました。もちろん現在ではそのような痕跡は一片たりとも見当たらず、トンネルを抜けると電車は再び高架に上がって、田園地帯の中を飛ばしていきます。

 やがて新興の市街地へ入っていくと、最初の停車駅・美田園(みたぞの)。もともとこの一帯は下増田という地名だったそうですが、仙台空港線開通に伴う宅地の造成に合わせて駅周辺が現在の地名に改名されたそうです。

 美田園を出ると、線路沿いにはそのまま市街地が続きます。


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 津波の防潮堤として機能したことで有名になった仙台東部道路をオーバークロスし、続いて杜せきのした(もりせきのした)に到着。こちらは従前の「関下」の地名がそのまま使われています。駅前には大型ショッピングモール・『イオンモール名取』があり、このようにたった3駅間の路線ながらも空港アクセス路線・生活路線・ショッピング需要と、多彩な表情をもつ路線となっています。


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 仙台空港線には一日2往復だけですが快速列車も運行されており、美田園・杜せきのしたの両駅は通過。実は当列車の一本後である仙台空港発9時40分の列車がその快速だったのですが、先行列車の追い抜きは行わないので、仙台空港線の場合は常に先発列車に乗ればOKです。仙台空港線内は全線単線ですが、毎時2~3本と地方空港としては充分な運転頻度が確保されています。

 杜せきのしたを出た列車は旧来の市街地へ。右へカーブを切って地上を走る東北本線の上下線の間へ割り込んでいき、名取(なとり)駅に到着。仙台空港鉄道の路線としてはここで終わり、この先仙台まではJR東北本線となりますが、これらひとつながりの運転系統を指して一般的に『仙台空港アクセス線』の愛称が使われています。

 仙台の衛星都市の一つである名取市の中心駅ということで、ここからは多数の乗車があり一気に車内の見通しが効かなくなります。次の南仙台での乗車も多く、2両編成が気の毒なほど。私は先頭車に乗っていたのですが、仙台空港アクセス線ではワンマン運転を実施しており、停車駅では運転席に設置されたモニターへ無線で伝送される映像を介してホーム監視を行っていました(このモニター装置が装備されているのも500番台の特徴)。

 仙台の副都心・長町地区にある太子堂(たいしどう)・長町(ながまち)の両駅を経て、9時38分、切り欠き式の仙台駅3番ホームに到着。所要時間は25分でした。ちなみに後続の快速だと仙台空港~仙台間の途中停車駅は名取のみで、所要時間は17分となります。


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 運賃は単純にJR区間とSAT区間の合算となり、仙台空港~名取間7.1kmが411円、名取~仙台間10.4kmが237円で合計648円(ICカード)となります。やはり新線区間については割高ではありますが、実はリムジンバス時代に比べれば運賃は大幅に安くなり、所要時間も短縮といいことずくめだそうです。

 次回からは仙台街歩き編です。

(2015.06.07)


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