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2015.06.17

15/06/07 (6)歩いて見よう杜の都・その3【青葉通~一番町商店街(前半)】

 大橋から東へ進んだところにある大町交差点が、青葉通の西の起点。ここには地下鉄東西線の「大町西公園」駅が設けられます。前エントリーで触れたように広瀬川を渡る部分は橋梁になっているため、この駅付近は最新の地下鉄路線にもかかわらず極めて土被りが浅くなっているようです。



 青葉通のスタート地点。左へ分岐していく細い道は、仙台藩時代に街のメインストリートだった道だそうです。


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 天に向かって大きく枝を広げる三列のケヤキ並木。燦々と降り注ぐ初夏の日差しが新緑に程よく遮られ、その間を吹き渡っていく心地いいそよ風。なんだここは…シャングリ・ラか? 誇張なしで森の中を歩いているような爽快感です。仙台さんマジパネェっす!


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 東アジアの都市とは思えないほどの景観に冷や水をぶっ掛けられたような衝撃を覚えていると、先般るーぷるでも通過した晩翠草堂交差点に。


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 ここから数十m東の通り沿い北側には、交差点名の由来になっている『晩翠草堂(ばんすいそうどう)』があります。青葉城跡にも記念碑があった土井晩翠氏の旧邸で、建てられてから65年ほど経過するうちに周囲は大通りとビルに囲まれてしまい、バージニア・リー・バートンの絵本・『ちいさいおうち』の世界を地で行くような現況となっています。


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▲青葉通の南側歩道から眺めた晩翠草堂


 この晩翠草堂は内部見学も出来るのですが、他の観光客が全く出入りしていないために何だか門を叩きづらく、外観を眺めただけで辞去することにしました。


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 こちらは市バスとるーぷる仙台の「晩翠草堂前」バス停。欧米ではよくあるタイプの、ガラス張りのお洒落なデザインです。


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 ダメ押しにもう一枚ケヤキ並木の写真を貼って。


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 やがて青葉通は街の中心を南北に貫くアーケード商店街と交わります。後ほどこの通りを北上して勾当台公園へ向かうことにしますが、まずは「サンモール一番町」商店街を南へ歩いてみます。こちらもこちらで杜の都らしくアーケード内にも樹木が植えられていました。


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▲サンモール一番町商店街


 この日、仙台の街では『とっておきの音楽祭』(→公式ウェブサイト)という、障害者支援を主旨としたストリート音楽祭が開催されていました。といっても日テレのナントカテレビのようにグロテスクな企画ではなく、あくまで純粋に音楽を楽しみながら心の垣根を取り除いていきましょう、という、とても和やかなイベント。これから行く先々の随所で様々なジャンルのミュージシャンに遭遇することになり、街歩きをより一層彩ってくれたのでした。2001年にここ仙台で始まった音楽祭も、現在では関西も含め全国各地へとその輪が広がっているとのことです。

 音楽つながりということで、商店街の一角にあったライブハウス。私は仙台出身のミュージシャンの名前を挙げよ、といきなり問われた所で一人も答えられない(そもそも成人してからはJ-POPを殆ど聴かない)のですが、さすがに大都市だけあって調べてみると、実はあの人が…という著名なミュージシャン/グループを多数輩出していたりします。


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 活気があり、そして洗練された雰囲気の商店街ですが、下の写真のような庶民的な佇まいの飲食店街も隣接しており、壱弐参(いろは)横丁には今風のオシャンティな感じのお店もいくつか。ファスト風土とやらとは真逆を行く、なかなかに個性的な仙台の繁華街です。


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 「サンモール一番町」の南端で回れ右し、青葉通を渡って更に北へ。ここには地下鉄の「青葉通一番町」駅が設置される予定で、開業を半年後に控えた現在でもまだまだ地上部分の工事のさなかにありました。


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 サンモール一番町はもう少しだけ続きます。ここでも『とっておきの音楽祭』の辻ミュージシャンが歌唱・演奏する曲がBGM。


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 やがて仙台駅から西へ延びるもう一本のアーケード商店街と交差します。今回は一番町商店街を北端まで縦断してしまうので、こちらの商店街の散策は翌日へ回すことにしました。


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 ここから広瀬通までは「ぶらんどーむ一番町」という名称になります。1993(平成5)年に完成した2代目となるアーケードの高さは19.5mで、竣工当時は日本一の高さだったそうです。商店街、あるいはアーケードの長さを競うというのはよくありますが(大阪の天神橋筋商店街もエントリー)、高さというのは初めての概念ですな(笑)。仙台ローカルの老舗百貨店・『藤崎』に接しており、沿道には高級ブランドのショップも並ぶ、仙台の中でもひときわエレガントなエリアです。それにつけてもこの人通りの多さ、4年前に被災したばかりとはとても思えないくらいに活気のある街だなぁ、と。政治に経済にと何もかもが低迷する関西へその元気(と知性)をちょっと分けてあげたいくらいに。「がんばろう東北」とコールしたならば、「お前らこそがんばれよ、関西!」という仙台っ子のレスポンスが聞こえてきそうです。


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▲(2枚)ぶらんどーむ一番町


 広瀬通から見るぶらんどーむ一番町。商店街は更に続きますが、今回はここまでです。


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(2015.06.07)


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