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2015.06.28

15/06/08 (4)山寺(立石寺)をスピード参拝(後編)~山形市内へ

 というわけで最終目的地の五大堂に到着です。「険しい山にしがみつくようにして建っている」というのはこの五大堂も例外ではなく、崖へ向かって張り出している建物の真下をくぐって入口へ向かいます。



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 展望台から山寺駅周辺を見下ろすと、まるで鉄道模型のジオラマのよう。ただ、あまりにも呆気なくここまで来れてしまったため、達成感というのは薄いです。景色そのものも“天空の城”竹田城からのあの大パノラマと比べると、うーん…という感じ。


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 余談ですがこの五大堂、壁に柱に梁に千社札や記念の署名がびっしり。千社札は一万歩くらい譲ってまだ容認するとして、如何にもIQ(EQか?)が低そうな馬鹿連中の落書きには閉口するばかりです。日本だけでなく海外の観光地でも至る所で見掛ける光景ではありますが、肉体でさえ単なる魂の器でしかないというのに、たかだか名前(含・戒名)なんぞにどれ程の価値があるというのか、まったく。身近で起こることなどまず無い殺人なんかよりも、こういったありふれた、そして倫理に悖る所業の方が遥かに許し難い(e.g. 各種ハラスメント、いじめ、ペット遺棄…)と考える私は、やはり永遠のマイノリティなのでしょう。

 ともあれ、つつがなく目的も果たせたので、麓へ降りていくことにします。やはり少しずつ人出も増えてきましたね。


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 午前10時半過ぎ、山寺駅へ戻ってきました。駅からの往復に要した時間は正味1時間強。さすがに1時間で予定を組むのはカツカツ過ぎるかもしれませんが、健脚な成人男性ならば大体1時間半をみておけば宜しいのではと思われます。もっとも、仙山線のダイヤはほぼ1時間間隔なので、実質的には1時間半も2時間も変わりませんが…。

 山寺駅の駅舎内部はこんな感じ。待合スペースが囲炉裏風だったり花笠が飾ってあったりと、観光客を迎える心遣いが随所に感じられました。ここ数年のうちに訪れた駅の中では図抜けて雰囲気が良かったですね。寧ろ山寺そのものよりもこちらの駅の方が… おっと、口が滑ったか。


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 さて、これからの予定ですが、第一候補としては山形市内に残る近代建築を巡ることにしていたのですが、ガイドブックには「月曜休館」の文字。ひとまずダメモトで施設事務所に電話をかけてみると、幸運にも今日は開館しているとのことだったので、第二候補にしていた上杉の城下町・米沢の訪問をキャンセルし、予定通り山形市内を散策することにしました。

 山形駅はSuica対応駅なので、ICOCAをタッチしてホームへ。通路も通路で空気感が素晴らしいです。


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 ちょっと無理がありますが、山寺駅の駅名標と開山堂・五大堂を交えて。「わかんねぇよ!!」って? すんまそん…


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仙山線普通 山寺(11:09) → 山形(11:28)

 予定よりも1本前の電車で山寺駅を離れます。今度の電車もE721系でした。


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 私が座った席の窓框にはカナル型ヘッドホンの忘れ物が。ピンクの安物だったので、持ち主は沿線の大学か専門学校に通う女の子でしょう。仙台都市圏のシティ電車の残り香がこんな形で可視化されるとは。

 この列車は普通なので、愛子-山形間も各駅に停車します。仙台-山形間を走破する列車のうち6割は各駅停車。快速があの体たらくなので(全区間快速運転を行う列車もありますが…)、実際のところ所要時間の差はさほど大きくはないのですが、中距離旅客にとっては停車駅が多い、つまり乗客の入れ替えが多いというのは落ち着かないものです。山形からの帰りは仙台-山形間の公共交通の主流である高速バスを試してみるつもりですが、私のように路線そのものに面白さを見出せる人種ならばともかく、所要時間・運転頻度・車内設備いずれも劣位に立っている鉄道を敢えて選択しようというインセンティブはなかなか働きにくいでしょうね。

 と、その場限りの旅人ごときに論われていることも露知らず、電車は山形盆地に降り立ち、高瀬・楯山と仙山線の最終区間を駆けていきます。田園地帯の彼方には、山形駅前に建っている高層ビルのシルエットが。ところで楯山という地名、出羽山地の盟主で楯状火山の月山(がっさん)とは何か関係が… ま、無いでしょうね。「試験に出るどうでしょう」で大泉先生の口から飛び出した名語呂合わせ、「がっさーん、立て!ジョー、遊びでねーんだ」を思い出してニヤニヤ。

 羽前千歳駅で標準軌の奥羽本線(山形新幹線+山形線)と合流。仙山線はここまでですが、勿論全列車が山形駅まで直通です(東神奈川止まりの横浜線、なんてハタ迷惑な特殊例もあることはありますが)。駅を出発するとすぐに標準軌線路と狭軌線路が平面クロスし、左右の配置が入れ替わります。単線並列なので標準軌線路を通る列車は前からも後ろからもやって来る可能性があるのですが、羽前千歳駅の平面クロスがあるので、さすがにすぐ後から追っかけてくることは無さそうです。


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 北山形駅ではさらにフルーツラインこと左沢線(あてらざわせん)と合流。写真とは反対側にちょっと離れて独立したホームがあります。


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 結局標準軌側の列車は目にしないまま、終点の山形駅に到着です。山寺からの所要時間は19分、運賃は237円。米沢まで足を延ばす必要がなくなったので、安上がりにつきました。


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 ホーム向かい側には左沢線のディーゼルカーが停車していました。こちらも乗車してみたかったのですが、ちょっと空いた時間に気軽に乗れるほど本数が多いわけではないので、今回は断念しました。


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 次回へ続きます。

(2015.06.08)


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